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転職しようか悩んでいる…
もっと色んな事をやっていきたい、今の会社に不満がある、やりたいことができたなど、転職したくなる瞬間は人それぞれだと思います。
転職を考えたらまず動き出すべきです。
転職は若い方がしやすいですし、長く続ければ続けるほど辞めにくくなります。
しかし今の会社をすぐに辞めてしまうのは、さすがに難しいと思うので、順を追ってやっていくのが良いでしょう。
転職もしっかり順序を追ってやっていくことで、効率良く良い転職ができ、より良いキャリアを歩んでいけるようになります。
そこで今回は転職しようかなと思ったときに取るべき行動を2つにまとめたので、転職が少しでも気になっている方はぜひ最後までお読みください。
転職をするかどうかの判断基準
転職しようか悩んている人がするべきことを説明していく前に、今の仕事を辞めるべきかの判断基準を説明していきます。
転職をしないで今の仕事を頑張った方が良い人もいますが、合わない職場に何か月も費やすのはもったいないので、確認していきましょう。
判断基準1.仕事の辛さは短期的か
5月病など一時的に嫌になることはほとんどの人が起こるでしょう。
努力家で成長意欲がある人ほど、理想とのギャップに苦しむことも多くあります。
例えば今は給料が低いけど、続ければ昇給するや、嫌な部署に入ってしまったけど部署異動も出来るなどです。
その短期でもどうしても耐えられないのであれば、心を壊す前に転職していくべきですが、短期的な辛さで転職するのは、あまりおすすめできません。
短期的な辛さは乗り越えていくと自信をつけることも出来るでしょう。
今の辛さが半年後1年後続いているか考えてみて、ずっと続くようなら転職するべきです。
判断基準2.自分のなりたい像に近づいているか
辛くても頑張れるのが精神的強さではありません。
自分のやりたい像に向かっているかです。
いくら精神力が強いと言われている人でも、やりたいことでもなく、自分のなりたい像に向かっていなかったら投げ出してしまうでしょう。
上でも説明したように、一時的に辛くなってしまうことはよくあるので、そういったときに辞めるかは自分のなりたい像に向かっているかで考えるといいです。
自分のなりたい像が分からない人は、人に会ったり、本を読んだり、普段しないことをしていって、自分の経験を増やしていくことで見つかっていきます。
自分のなりたい像を現時点でいいのでしっかり考えて、そこに向かっているか考えていきましょう。
判断基準3.体に支障は出ていないか
仕事のせいで体調を崩すようであれば、一刻も早く辞めてください。
新卒で入った会社などは、自分が甘いから体調が悪くなっていると思いがちですが、ただ合っていないだけです。
新卒で入った会社で鬱になって退職し、職場を変えたら活躍するようになったという人もいます。
会社は色んな価値観があるので、相性でスターにも鬱にもなることがあるでしょう。
体調が悪くなってしまうのであれば、相性は相当悪いですし、長期的に働けなくなる可能性もあるので、一刻も早く退職することをおすすめします。
判断基準4.仕事が向いているか
人間関係もそうですが、仕事自体が向いているかという問題もあります。
新規営業などはいくら一緒に働く人が良くても、あまり社内の人と関わらないですし、仕事が嫌だと充実することはないでしょう。
仕事が向いているかということも考える必要があります。
仕事が向いているか考える観点として、その仕事が好きかという点と、得意かという点で見ていくとはっきりしやすいです。
好きで得意であることを探すのが理想ですが、好きでなくても得意であれば、より良く仕事をしてくことはできるでしょう。
好きな仕事
仕事自体が苦じゃないから続けられる
得意な仕事
結果が出るから自己嫌悪になったり文句を言われたりしない
といった形で、仕事がやりやすいです。
今あなたが「やる気が全然でない」「自分なりにかなり努力しているのに結果が出ない」と思っていたらその仕事は好きな仕事でも得意な仕事でもないでしょう。
判断基準5.今の不満は自分の力で解決できるか
転職するべきかを考えるときにどうしようもないデメリットである場合、辞めるという選択肢をとるのが、一番合理的でしょう。
また転職面接でも「○○なところが違うと思って転職を決意しました」と言った際に面接官から「何か自分で変えていく努力はしましたか?」と聞かれます。
自分で解決していくということも大切でしょう。
なので転職しようか悩んでいる人は、自分ではどうしようも出来ないことであれば転職をしていくという考えを持つと悩みが無くなるでしょう。
次の仕事が決まるまで辞めない
やるべきことを説明していく前にまず今の仕事は辞めずに「転職活動」をしていくことをおすすめします。
仕事しながらだと時間が無くて難しいかもしれませんが、辞めて転職するのは以下の理由からおすすめしません。
・とりあえず決まったところに入ってしまう
仕事を辞めるともちろん給料は入ってきませんし、転職は転職サイトに登録してから内定が出るまで2ヶ月ほどと言われています。
そのためよほど金銭的、精神的に余裕がない限りやめておいた方がいいでしょう。
土曜日も相談に乗ってくれる転職エージェントもあるので、転職するか迷ったらまずそういったエージェントに相談してみてください。
それも無理であれば、せめて自己分析や転職サイトに登録など、事務的なことを終わらせてからやめましょう。
1.自分の棚卸し
ここから転職しようか迷ったらするべきことを説明していきます。
仕事しながら「転職活動」をしていくべきですが、まず以下の2つのことをやっていきましょう。
1-1自分の棚卸しとは
自分の棚卸しとは自分はどういう要素を持っていて、どんな時にどんな感情になっていくかなど自分と向き合ってしっかり自分を理解することです。
棚卸しって店で在庫などを確認する作業なので、それを人に当てはめて自分がどういう要素を持っているかということを調べていくことになります。
「自分のことなんだから分かっているよ」と思いがちですが、振り返ってしっかり理解しておくことで、やりたいことが見えてきたり、自分の適性が分かったりするでしょう。
また自分の能力や性格をしっかり理解してこういう時こうなるということが分かると、仕事にも大きく役に立つので、これを機に自分の棚卸しをしていってみましょう。
1-2自分の棚卸しが必要な理由
転職において特に自分の棚卸しは必要になってきます。
理由は2つあります。
②合った企業に入るため
①自分の性格や適性を端的に伝えるため
面接で面接官に自分のことを伝える際にちゃんと整理をしておかないと、分かりにくかったり伝え漏れて良さを表現できなかったりします。
また面接官も理解しようとはしますが、しょせん他人なので、しっかり伝わる伝え方を考えていかなくてはなりません。
転職しようか迷ったらまず、相手目線に立って自分の性格や適性を端的に伝えられるようになりましょう。
②合った企業に入るため
企業を探していく際に、働きやすく成果を上げられる企業に入ることが望まれます。
そういった企業に入るためには自分にどういう能力があってどういう思考をしているのか、といったことを考えて相性を判断していくことが必要になります。
また転職エージェントや相手企業も相性がいいかを判断してくれるので、しっかりやらずに上手く伝えられないと、合わない企業に入る確率が上がってしまいます。
1-3自分の棚卸しのやり方
自分の棚卸しは3つの方法で進めていくと自分のことがわかりやすいです。
2.印象に残っている出来事から自分の性格を分析する
3.好きな物嫌いな物をひたすら書き出す
4.ツールを利用して強みを導き出す
1.自分が持っている要素を書き出してなぜを深める
自分なりにでいいので、例えば社交的であるなど自分の思う要素を書き出してみて、なぜそう思ったか、なぜその要素が身に付いたかという風に深めていくことで自分の性質が分かってきます。
要素も出来るだけ書き出し、さらにエピソードや気持ちなど出来るだけその要素に関連することも出来るだけ多く書き出してみましょう。
2.印象に残っている出来事から自分の性格を分析する
人の性格は環境や出来事、経験で形作られますし、印象に残っている出来事こそ自分の性格に影響を与えます。
良いことも悪いことも印象に残っていることを全て書き出し、そこで何を思ったか、何故よかった(悪かった)かなどを考え自分が物事に対してどう思うかということを整理していきましょう。
3.好きな物嫌いな物をひたすら書き出す
好き嫌いには人の根本が出るので、人に見られるわけではないので、思い切って好きなこと嫌いなことをを出来るだけ書き出してみましょう。
自分の性格を理解するためなので、常識外れなどと思わず好きなこと嫌いなことを書いていきましょう。
改めてこういうことも好きだったなと思うことでより幅が広がります。
4.ツールを利用して強みを導き出す
客観的な強みを見つけていくには、ツールを使うのが良いでしょう。
強みはあなたに当たり前にあるものなので、自分ではなかなか気づくのが難しいです。
もちろんツールを鵜呑みにできませんが、ツールでそういう見方もあるのかと思うことで、普段の仕事にも役立てることができるでしょう。
転職にをしようか判断することにも必要ですし、転職にも役立ちますし、仕事にも役に立ちます。
以下のツールで転職に使える強みを無料で導き出してくれるので試してみましょう。
2.転職エージェントに登録
転職するべきか迷っているのであれば転職エージェントに登録して相談しに行くのがいいです。
仕事で時間が無くても、動かないとずるずるしていってしまうので、登録だけでもしておいて、転職に弾みをつけましょう。
2-1転職エージェントとは
転職エージェントとは転職支援をしてくれる会社で、求人の紹介、履歴書添削、面接対策など転職周辺の各種サービスを求職者には無料で提供してくれます。
また転職エージェントの収益は紹介先に企業から、紹介して半年勤めたらいくらなどと言う形で決まっています。
2-2転職エージェントに登録する理由
転職を考えた際には転職エージェントに登録することを強くおすすめします。
理由は3つあります。
2.色んな求人を見ることができる
3.客観的に転職活動を見てもらえる
1.面倒なことを任せられる
ヒアリングをして求人を紹介してくれるので、膨大な量の求人から自分に合うものを探す必要もなくなりますし、面接の日程調整や内定後の条件交渉など、企業との関わりのほとんどを代わりにやってくれるので面倒ごとが減ります。
面接日程などメールでマナーなどを調べて送るのは意外と面倒ですし気を遣うので、かなりやりやすくなります。
2.色んな求人を見ることができる
企業の多くはライバル企業に求人の情報などを得られたくないため、ネットに公開していないです。
またエージェントによってつながりが強い企業など持っている求人も変わってくるので、色んなエージェントに実際行くことで、様々な求人を見ることができます。
3.客観的に転職活動を見てもらえる
転職は就活と違い仲間がいないので、間違った方向に行きやすいです。
そういったときに手軽に客観的意見をくれるというところもエージェントの良さです。
さらに仲間がいてもあくまで素人なので、情報が正しくない場合がありますが、エージェントはプロなので、比較的情報は信頼できます。
また先ほども書きましたが、企業に定着しないとエージェントに利益が出ないので、合う企業などもしっかり見てもらえます。
2-3転職エージェントに登録すると何が起こるか
転職エージェントに登録すると、そのエージェントのサイトの求人や転職情報を見ることができるようになります
また登録することによりエージェントからメールや電話が来て面談の日程を決めることになります。
そこから面談をしてその面談で求人を紹介してもらい、そこで応募するも一度持ち帰るも出来ます。
そして応募したら面接の日程を決め面接をしていく形になります。
登録からの流れについては詳しくはこちらに書いてありますので、こちらもよろしければご利用ください。
2-4転職エージェントの活用法
転職エージェントの活用法は主に2つで、色んな求人を紹介してもらう、添削や対策をしてもらい転職力を上げていくというところです。
最初に面談後求人をいくつか紹介してもらえますが、良いものがない場合もっと求人を持ってきてくれます。
良い求人が見つかるまで色々見てみましょう。
また業界や職種に特化したキャリアアドバイザーが履歴書の添削や面接の対策をしてくれるので、面接や書類選考を通る確率を上げることができます。
2-5おすすめの転職エージェント
転職すべきか迷っているあなたに本当におすすめできる転職エージェントを2つ紹介していきます。
転職すべきか迷ったら、まずこの2つのエージェントに相談しに行ってみてください。
・リクルートエージェント
まずおすすめさせていただくのがリクルートエージェントです。
人材業界最大手ということもあり求人数も業界トップで、行かないと紹介してもらえない非公開求人というものが、10万件以上あります。
41万名以上の転職支援実績があり、独自の面接対策や、企業を選ぶポイントなどもっているので、あなたの転職の力強い味方になってくれるでしょう。
またこういったところもリクルートが基準を作っていっているところもあるので、まずリクルートエージェントに登録することをおすすめします。
リクナビエージェントへの登録はこちらから→リクルートエージェント
・パソナキャリア
次におすすめさせていただくのがパソナキャリアです。
会社として繋がっていた時期があり、社内に知り合いもいますが、本当に熱い人が多く、正しい転職を支援しようという気持ちがとても強いです。
その姿勢が表れているのが面談の長さ。
平均的なエージェントは30分~1時間ほどですが、パソナキャリアは1.5時間~2時間ほど時間を取って考えてくれるので、自分のキャリアを描いていきやすいです。
しっかりあなたの気持ちなどを聞いてくれ、転職するべきか迷っていても一緒に転職するべきかも考えてくれます。
かなり手厚くサポートしてくれるのでぜひ強い味方にしてください。
パソナキャリアへの登録はこちらから→パソナキャリア
転職すべきか迷ったらまず行動を!
今回は、転職しようか悩んでいる人がするべきことを紹介しました。
転職しようか迷っているようであれば、まず動き出して色々見てみましょう。
もやもやした気持ちは行動することでしか解決していくことができません。
転職が気になったら、まず自分の棚卸しと転職エージェントへの登録を行っていきましょう。
転職エージェントに登録したからと言って、エージェントも半年勤めてもらわないと利益が発生しないので、無理に転職を勧められることもないので気軽に転職活動をしてみることをおすすめします。