革靴は相手の印象を大きく左右する
革靴にこだわっていますか?
バシッとスーツを着ていても、靴がボロボロなだけで、ガサツな人に思われてしまいます。
またいくらいい靴を買っても手入れをしないことには、すぐにボロボロになってしまうでしょう。
高い靴を買えばいいわけでなく、高級靴を買わなくても、しっかり手入れをしていくだけで、相手にいい印象を与えることができます。
そこで今回は、自宅でできるビジネスシューズの磨き方を紹介していきます。
ぜひ足元から身だしなみを整え、できるビジネスマンになってください。
革靴の手入れの頻度は?
革靴の手入れの頻度としては、週に1度のブラッシング、2~3ヶ月に一度クリームを入れるといった程度していくことで、綺麗に保つことができるでしょう。
また、革靴を毎日履くのであれば、出来ることなら3足以上は用意して、ローテーションさせましょう。
一日靴を履くと、足にコップ一杯分の汗をかくと言われていて、一晩では乾かないといわれています。毎日同じ靴だと、においもすぐについてしまいますし、すぐに傷んでしまいうでしょう。
基本的に10回ほど履くと擦れが少しついてしまってくるので、そういった擦れがいくつかついていると見た目も悪くなってしまいます。
クリームを塗ることは見た目をよくするだけでなく、革に栄養を与えているので、革靴を長く履き続けることができます。
靴磨きはちょっと面倒ですが、印象も、経済的にも良いでしょう。
革靴の手入れの順序とやり方
ここからは、革靴の手入れの順序とやり方を紹介していきます。
革靴の手入れもどこまでしっかりやるかということは変わってくるので、簡単にできる最低限見た目を良くして、靴を長持ちさせる方法と、プロレベルのしっかりした靴磨きの方法を紹介していきます。
数万円する高級靴であれば、プロレベルの磨き方をすることをおすすめしますが、そこまで思い入れがないのであれば、最低限の磨き方をしていくことで、印象を良くすることができるでしょう。
簡単にできる靴磨きのやり方
簡単にできる靴磨きのやり方としては、
- 靴にブラシをかける
- クリームを塗る
の2つの作業のみです。
これだけやっておけば、靴を綺麗に、長持ちさせることができるでしょう。
革靴用のクリーム
クリーム塗る用のブラシ(Tシャツの切れ端などでも代用可)
靴にブラシをかける
まずクリームを塗る前に、靴に馬毛のブラシをかけていきます。
靴にはほこりがついてしまっていて、そのままクリームを塗ると、しっかり靴になじんでいかないので、まずブラシをかけていきます。
靴にクリームを塗る
ブラシをかけたら、靴にクリームを塗っていきます。
おすすめの靴磨きクリームは、以下のリッチデリケートクリームで、透明のクリームなので、茶系の革靴にも使えますし、カバンや財布といった革製品に使うこともできます。
このクリームを、クリーム塗る用のブラシかTシャツの切れ端で、なでるように靴に塗っていきましょう。
最後に慣らすためにもう一度ブラシをかける
最後にクリームをならすために、最初に使ったブラシで全体を磨いていきましょう。
クリーム塗る用のブラシや、Tシャツで塗っただけでは、クリームが均一に広がっていないので、最後にブラシをかけることも重要です。
均一に塗ることで、革靴が反射しやすくなりピカピカになっていくでしょう。
また以下のようなクロスを使うことでも、靴を綺麗にしていくことができます。
プロレベルの革靴の磨き方
毎回ここまでやる必要はありませんが、革靴が好きな方、高級靴を買った方などはぜひやってみてください。
圧倒的に靴を綺麗に、長持ちさせることができます。
まず方法を紹介すると、
- 馬毛のブラシをかける
- リムーバーを塗って汚れや残ったクリームを落とす
- クリームを塗る
- 豚毛のブラシをかける
- クロスで磨く
といった流れになります。
靴磨きについて詳しくない方は、何が何だかわからないとなってしまうかもしれませんが一つひとつ分かりやすいように紹介していきます。
馬毛ブラシ
=ほこり落としのための柔らかい毛のブラシ
豚毛ブラシ
=クリームを均一にするための硬い毛のブラシ
リムーバー
=汚れや残ったクリームを落とす洗浄液
クリーム
=革靴の見た目を良くするクリーム
クロス
=革靴を光らせるための道具
馬毛ブラシをかける
上に紹介した方法と同じで、まず馬毛の柔らかいブラシで、ほこりを落としていくことが大切です。
しっかりブラシをかけていきましょう。
リムーバーを塗る
革靴の洗浄液である、リムーバーをTシャツの切れ端など布に塗って、革靴に塗り込んでいきます。
リムーバーを塗ることで、汚れをとることができますし、残った古いクリームもとることができるので、靴を長持ちさせることができます。
この後クリームを塗っていきますが、リムーバーが残っていると、クリームが馴染んでいかないので、30分ほど置くことが理想です。
クリームを塗る
クリームの塗り方としては、先ほど紹介した方法と同じで、クリーム用のブラシかTシャツの切れ端にクリームをとって、なでるように靴に塗っていきましょう。
ポイントとしては、以下に均一にバランスよく、素早く塗れるかといったことになっています。
豚毛のブラシをかける
豚毛ブラシとは、クリームを均一に伸ばす用、革靴を光らせる用のブラシです。
無理にそろえる必要はありませんが、見た目はかなり変わってきます。
この豚毛ブラシをしっかりかけるだけでも、1~3万円の靴が、10万近くする靴に見えるといったこともあるので、こだわる人はしっかりかけていくことをおすすめします。
クロスをかける
豚毛ブラシまででかなり靴は綺麗になっていますが、このクロスといったさらにきめの細かいもので磨いていくことで、プロレベルの輝きを出すことができます。
これも、手を入れて磨けるようになっているので、なでるように優しく磨いていきましょう。
革靴をしっかり手入れして、印象を良くしよう!
今回は、自宅で簡単にできる、プロレベルの革靴の磨き方について紹介しました。
靴ってかなり見られています。知り合いの会社では靴を磨く手当てがあるところもあるくらいで、そこの社長は靴が汚い人は信用できないと言っていました。
この例は極端ですが、数か月に一度で清潔に長く使えるようになるので、ぜひ実践してください。