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転職でも企業研究をしっかりやらないと採用されない?
転職の準備で必要なことは大きく分けると2つで自分の棚卸しと業界や企業の情報収集です。
今回はそのうちの一つである企業の情報収集についてまとめました。
自分の判断基準をはっきりさせたい、自分の棚卸しについて知りたいという方はこちらをご確認ください。
転職成功者は時間がない中でも多くの企業を比較選択して、今の自分に最適な仕事を選んでいきます。
転職は時間ない中行っていくので、やみくもに情報収集してもただ消耗してしまうだけです。
今回は転職成功者の情報収集の方法を3つのやり方にまとめて、説明していきます。
効率化を進めていって、より良い転職をしていきましょう。
転職成功者の情報収集1.求人情報から情報を得る
求人情報といっても、リクナビNEXTなどのサイトや雑誌、今時SNSでも人材を募集している企業もあるので、様々あります。
ただぼーっと見ているだけでは何も意味はないので、以下のような進め方をしていくとより良い情報収集ができます。
↓
条件が合いそうなものをできるだけピックアップする
↓
応募企業を絞っていく
自分の価値観をはっきりさせる
転職成功者は情報収集しようと思ったときに、急に求人を見ることはありません。
どの求人もいいところはあり、情報収集していっても、「これもいいなあれもいいな」となっていくからです。
転職成功者は情報収集する際、まずは自分の価値観をはっきりさせて「こういう条件だったらいいな」という条件を上げてから求人情報を見ていきます。そのはっきりさせる条件も以下の3つにほぼ集約されます。
・仕事内容
・企業文化
全て求人情報から判断することはできませんが、以上がどうならいいのか、どうなら自分に合いそうかをはっきりさせてから求人情報を確認していきます。
条件が合いそうなものをできるだけピックアップする
転職成功者が情報収集する際、自分の価値観をはっきりさせた後、企業の求人を見ていき、まずは合いそうな企業をできるだけピックアップしていきます。
求人情報を見て情報をピックアップしていくためには以下のポイントを意識していくと良いでしょう。
・転職サイトの情報が全てではない
・転職口コミサイトも利用する
・イメージを取り払う
転職で情報収集しても、異業種への転職など、あまり知識がない分野にいく場合はイメージが先行してしまいます。
「営業はきつそう」「エンジニアは論理脳が必要だから無理そう」などイメージは多くあるかと思いますが、何もそれが全てではありません。
営業でも大手の法人のルート営業であれば、取引先とのやり取りになるので、そこまで大変ではないですし、エンジニアでもアットホームでコミュニケーションが活発な職場もあります。
どうしても知り合いで働いている人などからイメージは持ってしまうので、転職の情報収集では、できるだけイメージを取り払って求人情報を見ていきましょう。
・転職サイトの情報がすべてではない
転職をあつかっている会社も差別化をするために、非公開求人というものを設けていることが多いです。
非公開求人を設けることで、求人を出している企業にとってもライバルに情報を知られないという利点もあります。
求人情報を見るのにサイトは便利ですが、サイトを見てもピンとくるのもがないとなった場合でも、実際に転職エージェントに足を運ぶことにより合う企業を見つけられる可能性がグッと上がります。
・転職口コミサイトも利用する
リアルな会社の情報を知りたいのであれば、転職口コミサイトを閲覧することをおすすめします。
退職した人や退職を考えている人の書き込みが多く、損得が関わっていない情報なので、かなりリアルな意見を得られます。
ネットで初めての物を買うときのように企業もリアルな評判で情報収集していき、転職を成功に導きましょう。
企業をピックアップしていく
働きながら転職活動をしていくのが良いですし、そうなると一度に2.3社受けるのが限界です。
まず受けていく企業を決めてみてもいいですし、こういう企業が良いなという情報をもって、転職エージェントに相談しに行くのもいいです。
転職エージェントに相談しに行くことに関しては下記で説明しています。
転職成功者の情報収集2.企業・業界動向を知る
求人情報を見て、仕事の条件を調べていくことも大切ですが、転職成功者は企業や業界の動向の情報収集を怠りません。
求人情報では条件しか知ることができませんので、企業のHPからIR情報や会社四季報などを見ていきましょう。
企業の将来性を知る
今時大企業であろうが、安定安心はなかなか難しくなっています。
企業から出される情報は”良く見える”情報なので、しっかり自分の手で確かめ、企業の将来性を見ていきましょう。
ポイントは毎期ある程度利益が伸びている、今後業界や企業の大きな縮小が予想されないの2点を見ると企業としては安心できます。
転職成功者は企業の将来性を知るために、世の中の情報収集もしっかりしています。
面接で答えられるようにする
当然同業他社と応募企業は何が違うのか企業側は気になります。
例えば恋愛で考えると、細い人が好きという理由だけでは「自分ではなくてもいいのではないか」「他の細い人と何が違うのか」という疑問が当然出てくると思います。
転職で企業の差を見るために業界動向やその企業はどこに向かっているのかを調べると、見えてきやすいです。
そこをはっきりしないと愛されていないように感じるのと同じで、企業もそこをはっきりさせてくれる人でないと採用したくありません。業界を見て同業他社との違いを確認しましょう。
実際どんなことをしていくかを知る
似たような企業だとしても、実際自分がどのように働いていくかは違ってくる場合が多いです。
その企業は何が強みなのか、業界で同業と照らし合わせて強みを知る事で、自分の仕事をより明確にできます。
例えば同じメーカーでも、新規をどんどんとっていくスタイルなのか、大企業に対しルート営業を行うのか、また店舗に営業を行うのかなど、その会社の強みによってメーカーの営業といえどいろいろあります。
また大きいポイントとして自分にどんなことが求められそうか考えていく必要もあります。
例えば、人が辞めてその代わりのポジションを探しているのであれば、今ある仕事をしっかりこなすような能力が必要ですし、増員という形で入るのであれば、新しいことで結果を残す必要があります。
しっかりその企業強みや自分に求められていることを確認し、自分のやることが見えてくるまで調べてみましょう。
転職成功者の情報収集3.転職エージェントに相談をする
転職エージェントはヒアリングをしてもらい、求人の紹介や、面接練習をしてくれるところです。転職これから始めるという方も、進んでいってるけど本当にこのままでいいのかという方も利用することで転職をより良く進めることができます。
転職成功者は情報収集としてもエージェントに相談しに行って以下のような効果を得ています。
・迷っていても大丈夫
・面接通過率も上がる
時間短縮ができる
エージェントはいろんな求人を紹介してますし、ある程度条件が決まっていれば、合う求人をいくつも出してくれます。
膨大な求人を自分で見ていくと時間がかかるので、情報を絞ってもらうといった点でも時間短縮ができます。
また簡単な質問からこの企業が良いんじゃないかと出してくれるので、自分が思っていなかった企業に出会うこともあります。
企業や業界の情報も精通したカウンセラーから聞くことができるので、転職エージェントは情報収集にもなるでしょう。
迷っていても大丈夫
エージェントは企業に紹介する事で利益が発生するモデルなので、転職を勧めてくる場合が多いですが、転職をしようか、またはどういうところに転職をしようか迷っていても相談できます。
それでも流されないために自分の軸を持つ事は大切ですが、なんとなく現状に不満を持っていたら、利用してみてはいかがでしょうか?
面接通過率も上がる
転職にも一定のコツがあるので、成功者はそういったコツの情報収集も欠かしません。
面接練習や履歴書・職務経歴書添削をしてもらうことにより面接通過率を上げることができます。
こういった転職のサイトを見て情報収集することも大切ですが、実際に見てもらうとかなり通過率が上がるので、ぜひエージェントにも行ってみてください。
転職成功者は情報収集を徹底的にやる!
今回は、転職成功者の情報収集について紹介しました。
基本的に成功者は何事でも情報収集を圧倒的にやります。
情報収集は少し面倒なところもあり、手を抜いてしまいがちですが、世の中を知るためにも、転職後の企業で活躍するためにも、大事になってきます。
ここを手を抜かずしっかりやるかが転職が成功するか失敗するかにかかっているとも言えるでしょう。
手を抜かず情報収集していきましょう。