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転職のいろは

転職の自己分析はどこまでやる?転職に必要な自分のキャリアの棚卸しの方法!

自分のキャリアの棚卸しはどこまでやる?

あなたは自分の客観的に見た強み、イメージ、人物像などを正確に把握できていますか?

この自分のことを正確に理解することが、転職はもちろん普段の仕事の成果にも関わってきます。

転職では自分の魅力をしっかり説明するため、自分を理解していて仕事ができると思ってもらうために自分のキャリアの棚卸しが必要です

実際社会に出た経験もあるので、それを踏まえて自分の強みや今後のキャリアを考えていく必要があります。

自分のキャリアの棚卸しをしていくことで、以下のような効果が得られます。

・自分の強みが分かり仕事の成果を上げやすくなる
・より良く仕事をしていける
・やりたいことが見えてくる


またこの記事は以下のような人に向けて書いています。

・今の会社が嫌になってきているけど辞めるべきか迷っている
・転職しようと決めたは良いものの何からしていいのかわからない


転職をする際くらいにしか改めてしっかりと自分のキャリアを考えていくこともないかと思うので、これを機に自分と自分のキャリアについて考えていってください。

 

自分のキャリアの棚卸しとは

自分のキャリアの棚卸しとは、今までの自分の生活や生き方を振り返り、自分が歩んできた道や持っている能力を振り返ることです。

今の人となりや、得意なことなどは、今までの人生が作っていることなので、振り返ることで自分のことが良く理解できるようになり、転職も成功していきやすくなるでしょう。

転職において自己分析は必要

転職において自己分析は必要で、自分のキャリアの棚卸しをしておくことは非常に役に立ちます。

自分のキャリアの棚卸しをしておくと、

・面接官にわかりやすく自分の魅力を伝えられる
・自分がどういう企業に入れば充実できるかわかる


といった点から、転職に非常に役に立ってくるでしょう。

自分の事を相手にわかりやすく伝えることは、準備をしないと難しいので、自己分析をして分かりやすく伝えられるようにしておくことが大切です。

転職が気になったらまずキャリアの棚卸しをするべき

現状の生活に不安を抱えているようであれば、まずキャリアの棚卸しをしていくことをおすすめします。

キャリアの棚卸しをしていくことで、自分の能力ややりたいことが明確になっていくので転職が気になったらまず自分の整理をしてみましょう。

日々忙しくしていると、自分の気持ちややりたいこともよく分からなくなってくるので、一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。

自分の行きたい方向ではないところに向かって努力をしても、充実することや、幸せになることは難しいでしょう。

大それたことをする必要はない

この記事では、転職にするにあたっての自己分析の方法を紹介していくので、色々方法を紹介していきますが、まずは小さなところから始めてみることをおすすめします。

・起こったことに対してどういう感情が起きるか
・自分が本当に好きなことは何か


など普段から考えていくことで、自分というものが見えてきやすくなります。

まずは普段の自分を観察してみるところから始めてみましょう。



 

キャリアの棚卸しをするとどうなるか

キャリアの棚卸しをしていくと具体的に以下のようなことが分かります。

・自分を企業に売り込む要素
・企業を選ぶ判断基準
・転職の目的

基本的に転職準備で必要なことは、この自分の良さを簡潔に語れるようにすることと、企業を選ぶ軸を作ることなので、キャリアの棚卸しは必要になってきます。

自分を売り込むための要素が分かる

転職は企業に自分の強みを売り込む営業のようなものです。

その企業に売り込む要素を整理して伝えられるようにしていきます。

勘違いしている人もいますが、転職も企業の良いところを言うのではなく、なぜ自分がこの企業なのか、自分はどういう風に力になれるかということを伝えていくことが非常に重要になってきます。

自分を商品だとして売り込むというイメージがあると、転職で評価を得やすいです。

自分のキャリアの棚卸しをしていくと、自分を売り込むための要素が分かっていくので、転職に非常に役に立ちます。

企業が絞りやすくなる

転職では企業の見極めも必要になってきます。

ある人にとってブラック企業でも、ある人にとってはトップへ上り詰める階段かもしれません。

誰にとっても良い企業なんて言うものはなく、企業とは相性なので、同じ企業でもより良く働ける人も鬱になってしまう人もいます。

自分のキャリアの棚卸しをしておくことで、求人を見るときも企業を絞りやすくなります。

より良く働ける企業が見つかる

キャリアの棚卸しをすることで、企業を絞りやすくもなりますし、優先順位をつけていけるようになるので、より良く働ける場所が見つかります。

転職をしてもまたすぐに嫌になってしまわないように自分のキャリアの棚卸しを行い、自分に合う企業を理解しておくことが大切です。

100%合う企業を見つけることは難しいですが、キャリアの棚卸しを行うことでかなり相性の良い企業を見つけられるようになります。

転職の目的がはっきりする

なんとなく嫌になって「転職をしようかなー」と考えてから良い転職をしていくためには、目的をはっきりさせる必要があります

転職の目的も「もっと最先端の事業をしていきたい」といったざっくりしたものでなく、「ニュースサイトの編集に興味があるからニュースサイトのディレクターを出来るところ」などと言ったように自分の興味を深掘りしていくとはっきり見えてきます。

転職の目的をはっきりさせることで、充実したキャリアを歩んでいけるようになるので、目的もしっかり考えていきましょう。

また改めて考えることで転職はしないという判断をすることで吹っ切れて働いていけるようにもなります。



 

自分を丸裸にできる6つの方法


キャリアの棚卸しは人それぞれやりやすいやり方は違ってきますが、転職に役立つ方法を6つ上げさせていただくのでやりやすいやり方でキャリアの棚卸しをしていってください。

1.エピソードから深掘りをする

自分なりに成果を出せたと思うエピソードから自分の要素を深掘りしていくと、自分のことが分かっていきます。

自分の強みは当たり前のように楽にできて成果が出るところにあるので、意識して見つけていかないとはっきりしていきません。

自分なりに上手くいったエピソードからなぜそれがうまくいったのか今後どういう風に役に立つかということをしていくと自分の強みが分かっていきます。

私の場合で言うと以下のようになります。

上手くいったエピソード
→自宅浪人で偏差値を20上げて格上の大学に入学した

なぜうまくいったか
→長期的な計画を立てる計画力があり、それをしっかり実行していく行動力があった

今後どう役立つか
→細かく管理されなくても自分で状況を良くしていける、長期的に大きな利益を目指して努力していける、目標に向かって実直に行動していける

 

以上のようにエピソードを細分化していくことで自分の強みが分かり転職の面接でもアピールしていけます。

2.自分の持っている要素を深掘りする

よく言われることだったり、自分でもなんとなく理解している強みから深掘りしていくという方法もあります。

論理的である、好戦的である、負けず嫌いであるなど、自分が思う要素のなぜを深掘りしていくと自分の強みがよく分かります

私も論理的とよく言われていたので、何故なのか考えたところ、家庭でも言っていることに根拠を求める家庭で、昔から数学や将棋など論理脳を使うことが好きだったことから、論理的という能力は自分にあるものなのだと思えるようになりました。

自分がよく分からない人はツールを使うことで客観的な強みが分かっていきます。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0という本がおすすめで、ストレングスファインダ―という自分の強みを分析してくれるツールがあるので、日々の成果を上げるためにもこちらで強みを分析してみてもいいかもしれません。

また以下のような転職のために強みを診断してくれるツールもあってこちらは無料でできるのでぜひ試してみてください。

グッドポイント

3.今までやってきた仕事を振り返る

キャリアを考えていく上で今までしてきた仕事を振り返ることも大切になってきます。

やってきたことは得意な可能性が高いですし、やってみて良かった、悪かったという感覚が自分を理解するうえで一番役に立つでしょう。

・何の仕事をしてきたか
・どのように仕事をしてきたか
・どんな結果が出たか
・どういう形で仕事をしてきたか


以上のことを考えまとめていき、さらにそれが嫌だったのかよかったのかを考えていくことで自分のキャリアの棚卸しが進んでいき、転職もより良くできます。

仕事自体もそうですし、仕事の中の細かいこと、例えば営業でもパソコン作業が得意だったというような強みを自分で根拠付けて持って置けると転職する際に役に立ちます。

4.友人や家族に調査する

自分の強みは自分では当たり前にできていることなので、気づきにくいです。

そういったときに周りの人に良いところ悪いところを聞いていくことで、自分のパーソナリティが見えてきます。

調査して鵜呑みにするのも良くないですが、意見を聞くことで今まで自分では気づかない強みに気づくかもしれません。

転職に役に立つのは”客観的に見た強み”なので、人の意見も重要になってくるでしょう。

5.今までの職場や学校をなぜ選んできたかを深掘りする

大きな選択をするときに人の根本が出てきやすいです。

人は大小に関わらず、毎日色んな選択をしていて、その選択の結果、得意なこと、好きなこと、性格が出来上がってきます。

今までの大きな選択は高校や大学、職場の選び方だと思うので、そこをなぜ選んだのか、選んだ結果どうなったかをまとめていくことで、自分についての理解が進みます。

6.人材紹介会社のコンサルタントを使う

自分の進めていくのも大切ですが、客観的視点も必要です。

そういった際に転職エージェントと呼ばれている人材紹介会社に相談をしに行き、自分のキャリアの棚卸しを手伝ってもらうことができます。

自分だけではわからないこともありますし、友人や家族は昔からのイメージを引っ張っていっているので、今の自分についてはまた違う場合もあります。

面接する際も初対面の人になるので、初対面の人の意見も聞いておくことは非常に役に立ちます。以下に目的別のおすすめの転職エージェントを紹介しているので、こちらもご覧ください。

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自分の棚卸しをしてより良いキャリアを!

今回は自分のキャリアの棚卸しの仕方について紹介しました。

自分の棚卸し、転職での自己分析のやり方は以下の通りです。

転職での自己分析のやり方
1.エピソードから深掘りをする
2.自分の持っている要素を深掘りする
3.今までやってきた仕事を振り返る
4.友人や家族に調査する
5.今までの職場や学校をなぜ選んできたかを深掘りする
6.人材紹介会社のコンサルタントを使う


転職をするにあたって、自分のキャリアの棚卸しは非常に大切です。

また自分のキャリアの棚卸しをして、自分の強みや得意なことを明確に知っておくことで、普段の仕事もうまくいくようになります。

むやみやたらに求人を見ていっても混乱してしまうだけなので、転職が気になったらまず自分のキャリアの棚卸しを行い自分の強みや価値観をはっきりさせていきましょう。