残念ながら日本では仕事が嫌で嫌で仕方ない人も多くいらっしゃいますし、大多数の人は仕事に対してマイナスイメージをお持ちかと思います。
仕事は大変なところもありますが、嫌なものや退屈なものではないのが理想です。
そういった現状を改善していくためには、“合う仕事”を見つけていくことがとても重要になってきます。
そこで今回は自分に”合う仕事“の見つけ方をまとめたので、ぜひ”合う仕事“を見つけてより良い生活を送ってください。
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1.まずは優先順位の整理から
優先順位がないと仕事を選べない
希望がいくつかあるのは悪いことではないですし、むしろ正直でより良い職を求めていくには良いことです。
ですがあれもこれもは無理なので、例えば年収を上げたいけど、残業が少なくて休みの多いところが良いなんていう条件を全て完璧にそろえるのはほぼ不可能です。
また雰囲気なども、アットホームで仕事っぽくないところが良い人も、仕事とプライベートをはっきり分けたいなど好みも違ってくるでしょう。
年収アップを第一に置くのであれば、他のところは多少目を瞑ったり、優先順位を決めていくことが大切です。
ポイントをつけてみる
優先順位をつけていくためにはいかのようにポイントつけを行っていくと、優先順位をつけていきやすくなります。
上記のようにポイントをつけることで数ある企業を比較してみることができるので、何を大切にしているか、どのような項目があれば満足かといった点が見えてきます。
左の項目は基本的なものを上げたので、そのまま使ってもいいですが、自分なりに重要なところがあったら足してみてください。
求人を選んでいく際にも効果的ですが、選考が進んで来て2.3社どこにしようか迷っている場合にも使えます。
何社かすこしでもいいと思った企業にポイントつけをしてみましょう。何をもっていいとしているのかはっきりできます。
あまり細かく比較しすぎない
優先順位を決めてそこに対する評価が良ければあまりどれもこれも見るのはおすすめしません。
少しでもいい職場に就きたいと思う気持ちもわかりますが、あまり細かく見てしまうと、減点方式での考えになってしまい、どの企業も良く見えず、合う企業を逃す可能性があります。
比較するのは大切ですが、優先順位を比較したらそれ以降はあまり細かく見すぎるのはやめましょう。
2.自己分析をして冷静に適性を見極める
「やりたいこと」より「できること」
自分に合った仕事を見つけていくためには、自分の適性を見極めるということも大切になってきます。
「やりたいこと」と言われても、よく分からなくない人がほとんどだと思います。しかし適性や得意なこと、自分が持っている能力であったら見分けやすいです。
やりたいことでも適性がないと、「自分って駄目だ」となり、辞めてしまう場合が大きいですが、自分の得意なことであればあまり辞めにくいです。
合う仕事とはやりたいことであり適性のあることが理想ですが、やりたいことに適性がない、よく分からない場合には、「得意なこと」「できること」を軸に仕事を探していきましょう。
適性は当たり前にできること
適性があることは当たり前のようにできることです。
例えば人付き合いが上手く自然と人から信頼を得られる人、分かりやすい文章を書ける人など自分が当たり前にやっていることに本当の強みが隠れています。
改めて結果ベースで自分が何が得意かを見極めていきましょう。
以下のように強みを診断するツールもあるので、こちらも使ってみてください。
3.自分の興味を大切にする
好きなことはよく分からなくなる
社会で居心地を良くしていくためには、好きなことを優先するよりも人に合わせた方が手っ取り早いです。
また好きなことにのめりこんで夢中になっていると「オタク」などと言われイメージが良くないですよね。
そのため好きなことを押し込めがちです。
押し込めているうちにわからなくなってしまって、自分って何に興味があるんだっけとなってしまう人が非常に多いです。
大人こそ損得考えず興味を大切にしていきましょう。
仕事に繋がりそうなことをリストアップ
興味を大切にして好きなことをやっているだけでは合う仕事を見つかりません。
自分の好きなこと得意なことが分かってきたら、仕事に繋げられそうなことをリストアップしてみましょう。
リストアップしてみることで、より自分の興味に気づくことができますし、興味のあることを仕事にしていくことができます。
受信して楽しい人が発信して楽しいかは分からない
かといって好きなものを仕事にしていても充実していないという人もいますよね。
それはいくらそのことが好きでも発信者になって楽しめるかというところにあります。
例えば旅行が好きで旅行代理店で働いたけど充実しない。自分が旅行をするのが好きなだけでプランを考えて案内したりすることは特に好きではないなんて言うこともあります。
好きなことを仕事にしいていくという感覚は非常に大切ですが、ちゃんと発信しても楽しめるかということを考えていくと「こんなんじゃなかった」という気持ちになりにくいです。
4.合わないことは早く身を引く
合う合わないは運もある
どれだけしっかり準備をして就職をしても合わないということはあります。
むしろこの世の中を見ていると合わない仕事をしている人がほとんどではないでしょうか?
合う合わないはやってみないと分かりませんし、運の要素は少なからずあるので、合わない場合すぐ身を引いた方が成長はしていけます。
3年30%って悪いこと?
入社3年以内に30%辞める人がいるということが騒がれていますが、それって何が悪いんですかね。
企業側からは採用費を回収できないといった点はありますが、3年30%が悪いと一概にいうことはできないでしょう。
自分に合った働きやすい企業を見つけるために行動しているということもあるので、何も悪いことばかりではないと思います。
むしろ合わない企業でグダグダ働いてロクに生産活動をしていないというのも問題です。
5.偏見を持たず新しいことにチャレンジする
やってみないと分からない
例えば営業の仕事というとほとんどの人がマイナスイメージを持っていて、きつそうだからやりたくないと言う人がほとんどだと思います。
しかし営業の仕事にも魅力はたくさんあり、やってみてわかることもあります。
やってみて嫌なことであれば追う必要もありませんが、やってなくて偏見を持っていることにはぜひチャレンジしてみてください。
人生の幅も広がります。
新しいことをやると若くいられる
いつも同じようなことをしていると脳に新しい刺激がないので、どんどん思考は固まり老化していってしまいます。
いつも同じ行動を取ることが楽なので、人は楽をしてしまいがちです。
あえて新しいことをやる癖をつけると、頭の回転も良くなりますし、色んなことを知ることができます。
チャレンジしていきましょう。
http://stensyoku.com/2018/04/08/%e6%9c%80%e5%88%9d%e3%81%ae%e4%b8%80%e6%ad%a9%e3%82%92%e8%b8%8f%e3%81%bf%e5%87%ba%e3%81%9b%e3%82%8b%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%aa/
6.やりたくないことを明確にする
やりたくないことは見つかりやすい
「やりたいこと」と言われて分からない場合「やりたくないこと」を明確にしていくことで合う仕事を見つけていきやすいです。
こちらも優先順位をつけて、これは絶対やりたくない、これはやりたくないけど他の条件が良ければ譲ってもいいなど明確に考えていくと合う仕事が見つかっていきます。
いままでの経験を考えて「やりたくないこと」を明確にしていきましょう。
やりたくないことを排除しておくと辞めにくい
やりたいことや得意なことで仕事を探すのもいいのですが、それだけだと悪いところもあるけれども、やりたいことだから我慢するとなります。
それはそれで悪くないのですが、やりたくないことを明確にして仕事を探していくことにより、嫌になる機会は減り辞めにくくなります。
何度か短期間で転職をしていて今度こそと思っている方はやりたくないことを省いて仕事を探していきましょう。
7.足で情報を手に入れる
文字で得られる情報はほんの少し
転職サイトの求人や企業HPを見ているだけでは、その会社について深く知ることができないですし、むしろ表面のほんの少しの部分しか知ることができません。
求人を眺めるのも楽しいですが、それだけでは情報量が少なすぎます。
転職の口コミを見ることのできるサイト(10万件の企業口コミ。キャリコネ)もあり、それを利用するのはもちろんですが、いくらネットが発達しても足で情報を取りに行くことは大切です。
「転職」と「転職活動」は違う
「転職」と「転職活動」は違うので、転職活動をしてみることは、転職に興味のない人にもお勧めできます。
「転職」
職場を変えること
「転職活動」
転職サイトに登録をして求人を見ていくこと
新卒で様々な会社を見たかと思いますが、社会人を数年経験してから見るのはまた角度が大きく変わりますし、他社の働き方を知ることで自社の良さに気づいたりすることもあります。
「転職活動」をして色々な生の情報を得てみましょう。
まとめ
合う仕事を見つけるためには、まず自分の整理(何を大切にしているかの優先順位付け)をし、足で生の情報を手に入れることが大切です。
今の働き方に少しでも疑問がある方は、自分の優先順位を書き出し、より良くそれを得られないか考えてみましょう。