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仕事に飽きた!どうする?
何年か働いていると、「仕事に飽きた」というときがやってきてしまうかと思います。
仕事に飽きることはどんな人でも良くあることですが、数か月単位で続いてしまっていると、今後のキャリアを考えると少し危険かもしれません。
飽きているということは、ある程度の力で十分に仕事を回せるようになっているということなので、飽きた職場にずっといると、ぬるま湯につかっているようになり、成長できないでしょう。
そういったぬるま湯につかっているといつの間にか市場価値の低い人材になってしまいます。
今回はそういった仕事が飽きてしまっている人のために、短期的に飽きたという状態を解消する方法と、今後のキャリアを大切にしていく対処法を紹介していきます。
「仕事に飽きた」と感じている人はしっかりチェックして、今後より充実したキャリアを手に入れていってください。
仕事に飽きたサイン
まず仕事に飽きたサインを紹介していきます。
いくつも当てはまる場合仕事に飽きている可能性が非常に高いので、対策を打つようにしていきましょう。
仕事中違うことを考えることが多い
仕事中に全く関係のないことを考えていると、飽きている証拠と言えるでしょう。
もちろん8時間以上ずっと仕事のことしか考えないというのは難しいですが、違うことを考えている時間が多かったり、実際パソコンで違うことを検索していたりしたら、飽きてしまっています。
こういった場合無理に自分を仕事に向かわせても逆効果になる可能性が高いので、注意が必要です。
仕事に飽きた対処法は後半で紹介していくので、しっかりチェックしていってください。
残り時間を見ながら仕事をしている
仕事内容より、残りの時間が気になってしまっているのも仕事に飽きたサインでしょう。
人は体感時間に応じて老化していくと言われていて、「楽しくて5時間が1時間くらいに思えた」という時は、体は1時間分しか老化してないと言われています。
逆に1時間が5時間に感じるような生活を送っていると、年の割に老けているとなってしまうので、仕事に飽きた状態でも注意が必要でしょう。
上司みたいになりたくない
例え目の前の仕事がつまらなくて、飽きてしまっていても、その先に目指す姿が見えている場合は飽きているとは言えないです。
逆に「上司のようになりたくない」「この職場では先が見えない」となってしまっている場合は仕事に飽きてしまっていると言えるでしょう。
仕事に飽きた状態を解消していくには、目指すものを再確認していくということも非常に大切になってきます。
朝会社に行く気が起きない状態が続いている
仕事で成果を出していくにあたって、気持ちの面も非常に大切です。
「気分に左右されるなんて社会人として失格」と思うかもしれませんが、気持ちは起きてしまうものなので、コントロールしきれない部分もあるでしょう。
そういった際、朝に会社に行きたくない状態が数日であれば普通ですが、数週間以上続いてしまっていると、仕事に飽きた状態になってしまっています。
仕事に飽きてしまった場合、気持ちとも向き合っていくことが必要になってくるでしょう。
仕事に飽きる理由
ここからは仕事に飽きてしまう理由を紹介していきます。
理由に対して対策を売っていくのが効果的なので、しっかり確認して、対処法を行っていきましょう。
刺激がない
事務作業が多いなど同じことを繰り返していると、仕事に飽きたとなってしまいがちです。
仕事も作業が少ないのは楽ですが、やることが少ないとマンネリ化してしまい飽きてしまうでしょう。
また仕事自体に飽きることもそうですが、仕事環境に飽きているということも考えられます。同じ会社の同じ席でずっと同じ作業、飽きない方がおかしいでしょう。
同じ作業を繰り返すことや同じ場所が好きな人もいるので、一概には言えませんが、マンネリ化は仕事に飽きてしまう最大の理由です。
そもそも飽き性である
今まで仕事もそうですし、趣味や学生時代のクラブ活動などが長続きしなかった人はそもそも飽き性で、仕事が飽きた状態になってしまうということも考えられます。
飽き性だと損をすることもあるかと思いますが、実は飽き性って結構得な面もあります。
飽き性ということは、すぐに新しいことに慣れることができるので、色んな能力を身に着けやすいです。
飽き性だと思っている方はむしろ開き直って、部署異動や転職を繰り返し、色んなことを幅広くできるようになっていきましょう。
目標が低い、無い
仕事内容自体は飽きてしまう時はどこかしらできます。
よほど色んな仕事をしているか、クリエイティブな仕事をしていない限り、どこかで仕事内容に飽きてしまうでしょう。
仕事内容に飽きた際も、目標を追っていたり、より完璧に仕事をこなそうとすることで、飽きた状態を解消していけますが、特に目標などが無い仕事は飽きやすいです。
いっそのこと自分で目標を作ってしまうのも、仕事を飽きた状態にしないポイントです。
認められない
どんな人でも「人から認められたい」という気持ちをもっています。
人から認められることで、モチベーションは上がりますし、逆に頑張っても見てもらえないと、やる気が落ちてしまうということもあります。
結果もそうですが、なかなか認めてもらえないと感じる職場にいる場合、仕事が飽きてしまいやすいでしょう。
仕事に飽きた時の対処法8選
いよいよここから仕事に飽きた際の具体的な対処法について紹介していきます。
仕事が飽きたからと言ってすぐに辞めたりはせず、まずは解決に向かってみて、その後考えていきましょう。
1.そもそも8時間ずっと集中できないことを知る
そもそも人は最高の集中力を8時間も持続できないということが、色んな心理学の研究で言われています。
一説では、人が最大限集中できる時間は3.4時間と言われていて、しかもこの3.4時間も訓練を積んだ人の値と言われているので、一般的な人だと1.2時間持てばいい方でしょう。
そのため仕事に飽きたことに対する対処法を考えていくにあたって、「集中していない=飽きた」と考えるのではなく、集中していない時間もどう活かすかを考えていきましょう。
2.ゲーム感覚で仕事をする
仕事内容に飽きてしまっている場合、短期的に飽きた状態を解消するにはゲーム感覚で仕事をやるのが良いでしょう。
ゲーム感覚と言ってもふざけてやるのではなく、いかに早くするか、いかに綺麗に仕上げるかなどで、外部の要因を付け足すことで、飽きずに仕事をすることができます。
同僚とランチなどかけて勝負してみても、かなり集中力は高まるので、飽きずに仕事をやるために良いでしょう。
短期的な対策ではありますが、飽きた状態を解決し、仕事の質も上がりやすく、簡単にできるので、まずやってみることをおすすめします。
3.プラスのことを口にする
仕事に飽きたからといって、「飽きた、つまらない、やめたい」とばかり思っていると、やはりつまらなくなってしまいます。
飽きた事実を認めるのは大切ですが、その上でどうしたら楽しめるかを考えていくために、プラスのことを口にするようにしていきましょう。
言葉の力は強いので、言葉に出すだけで、気持ちは変わってきます。
4.しなくても良いことを見極める
飽きてしまっていると、何をしようかと考えがちですが、むしろ逆のことをした方がいいいかもしれません。
日々の仕事をこなしていると、やらなくてもいいのに、無駄に労力をかけている部分が出てきてしまうので、やめても大丈夫なことを探していきましょう。
仕事に飽きたら、やめて良いことをどんどんやめて身軽になっていき、挑戦をしていくことをおすすめします。
5.しっかり休憩をとる
飽きたら休憩をとるのが効果的でしょう。
むしろ飽きる前からちょこちょこ休んでいくことが大切です。
疲れていないからと働きづめにしがちですが、仕事に飽きたという人は、いっそ休んでしまいましょう。
休むのが難しい場合は、前から欲しかったものを買うなどちょっとした気分転換をしていくことが大切です。
6.上司に相談する
上司との関係性にもよりますが、正直に仕事に飽きてしまったことを相談してみても良いでしょう。
上司に相談することでちょっと違う仕事を振ってもらったり、部署の異動をしたりなどで、飽きた状況が一気に良くなることもあります。
仕事に飽きたということは、成長を止めてしまいますし、意外と深刻なことなので、相談できるようなら相談してみましょう。
7.小さな目標をたくさん立てる
仕事に飽きてしまってから楽しんで仕事をやっていくためには、小さな目標をたくさん立てるのが良いでしょう。
大きな目標に向かっていくことも大切ですが、あまり大き過ぎると現実味がなく、なかなか仕事が飽きた状態から抜け出すことができません。
できたら数時間単位やせめて2.3日でできる目標を自分で立てて、そこに向かっていきましょう。
締め切り前に集中力が増すように、締め切りがあると、集中出来るようになっているので、飽きたら小さな目標を立ててやっていくことをおすすめします。
8.モチベーションを上げる本を読む
目的もなく本を読むのはただの自己満足になってしまう可能性もありますが、本は時としてモチベーションを上げてくれることもあります。
有名な本であれば、基本的に何か結果を残した人が書いているので、その基準や、結果を出した過程を知ることで、仕事が飽きた状態を解消してくれるでしょう。
また本で直接モチベーションが上がらなくても、新しい仕事に対する取り組み方を学ぶこともできるので、仕事に飽きていても、解消していけます。
あなたなりのモチベーションを上げる本を見つけてみてください。
色々試したけど飽きた人は転職も視野に
正直何年も同じ仕事をしていると、飽きてしまいがちです。
飽きたと思って仕事をしていると、気持ち的にも疲れますし、成長もしていきませんし、良いことが無いでしょう。
そういった際に「転職活動」をしてみることをおすすめします。
仕事が飽きた時に、解消する手として一番有効なのは環境を変えることなので、飽きない、充実できる仕事を見つけることが出来れば、解決できるでしょう。
「仕事に飽きた」となっているくらいでは「転職しよう」とは思わないかもしれませんが、”転職活動”をしてみることをおすすめします。
色んな仕事を見ていくことで、興味のあるものを見つけることができたり、逆に「今の仕事やっぱりいいな」となって飽きたという感情が解消されるかもしれません。
仕事に飽きた人の転職活動の一歩として、まずおすすめなのが、求人を見ていくことです。
求人サイトから求人を見ることができますし、自分の強みを診断したりすることもできるので、ぜひ一歩として試してみてください。
飽きたら成長のサイン!転職も視野に対策を打とう!
今回は、仕事に飽きた時の対処法を紹介しました。
飽きているということは上手く仕事が回せるようになって、ある程度時間がたっているという状態なので、成長しているとも言えます。
成長すると、今までの仕事が合わなくなり、飽きたとなってしまいがちなので、転職をしたりなど対策をしていくことで、より成長して、有能な人物になっていけるでしょう。
飽きたということは、今の仕事があなたに追いついていないということなので、色々動いて、より理想に近づいていってください。