いくら退職するからといってもしっかりマナーは守って、職場にいる人にも嫌な思いをさせずに退職したいものですよね。
そこで今回は、円満に退社するための伝え方と伝えるタイミングをまとめたので、転職を考えている人や、近いうちに退職しなければならない事情がある人は参考にしてください。
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1.退職をする際に注意する5つのポイント
1-1引継ぎをしっかりとする
自分がやっていた仕事をしっかり引き継がないと反感を買われる場合があります。
また自分しかわからないようなことや、自分だけが担当していたことはしっかり引き継いでおかないと、後で職場がパニックになってしまいます。
- 自分が何をしていたのかを書き出す
- 後任者にそれをわかるまで伝える
この二つだけはしっかりやっていきましょう。
1-2伝えるのは3か月以上前がベスト
人が一人抜けるということはなかなか大変なことです。スムーズに引き継ぐためにも、あなたがいなくなった分の人を採用するためにも、3か月程度前もって伝えるのがベストです。
しかしそうもいかない場合は、「本当はもっと前に伝えるべきでしたが○○な理由があって」と事情を伝えましょう。
1-3辞める前に気を抜かない
多少気が抜けてしまうのは仕方ありませんが、平気で遅刻をしたり、普段しないミスを連発するなどしていると辞めるから適当でいいやと仕事をしていると思われがちです。
そういった悪いところの印象は残りやすいので、立つ鳥跡を濁さずの精神で、ギリギリまで集中しましょう。
よくも悪くもそこで働くことはもうないので、今まで以上にしっかりやることで、次の職場に対する弾みになります。
1-4出来るだけ全員に挨拶をする
あなたも経験していると思いますが、挨拶せずに辞めてしまった人がいると悲しくなりますよね。
そういった人に後日会う機会があった際など、退職の挨拶があったかなかったかだけであなたの印象は相当変わるので、出来るだけ全員に挨拶をして退職しましょう。挨拶も仕事の一つです。
1-5上司か人事担当者から伝えていく
退職することを決めたら、仲のいい同僚に話したくなってしまうと思いますが、必ず噂として周ります。
そしてそういった場合上司の風当たりが悪くなって働きづらくなったり、上司もいい気持ちはしないので、あまり同僚などに言いふらさないようにしましょう。
上司か人事担当者は言いやすい方でいいので、「ご相談がありますので、○日に15分ほどお時間いただけませんか」と前もって時間をもらいましょう。
2.退職を伝える際の心構え
2-1退職をするという気持ちは崩さない
一度退職を決めたのに説得されて退職を取り消しても、根本の解決になっていないので、結局我慢しなくてはなりません。
実際会社のためにもならないので、しっかり何を言われても退職する意思は崩さないようにしましょう。
2-2感謝の気持ちを伝える
もしも劣悪な職場だった場合でも一応仕事をしてお給料をもらっていたわけなので、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
感謝されて嫌がる人はいないですし、あまりいい環境じゃないときほど感謝しておかないと、後で何かで関わらなくてはならなくなった際面倒です。
上記の挨拶と同時に感謝の意持ちを伝えていきましょう。
2-3嘘は絶対にダメ
実際は会社が嫌になったのに「親の体調が悪くなったので実家に帰ります」などの嘘をつく人がいます。
退職を止められたりしている場合どうしてもつきたくなってしまいますが、止めておきましょう。
どこで嘘がばれるかわかりませんし、また会うことになったとき、嘘がばれていないかといった余計な心配をしなくてはなりません。
会社には退職したい人を止めることはできないので、「次の道に進みます。何を言われても残る気はありません」ときっぱり言ってしまった方が後々の自分が楽です。
まとめ
退職してもいい関係を保っておいた方がお互い良いと思うので、退職の意志は計画的に誠意をもって伝えるようにしましょう。
あなたが新しい道を駆け上がっていけるように応援してます。