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転職の一次面接は基本が大事
良さそうな企業が見つかり、ついに面接が決まった、、、
そんな転職の一次面接の準備はしっかりできているでしょうか?
今回は、転職の一次面接でよく聞かれることとするべき準備を紹介していきます。
これを見てから一次面接に取り組むことで、通過率がグッと上がるので、ぜひ参考にしてください。
転職の一次面接はどんな感じ?
転職の一次面接は基本的に人事が、ビジネスマナーや人柄を見て、簡単に仕事や会社についての紹介があるといった内容になっています。
集団面接ということもほとんどなく、一対一で面接が行われて行きます。
一次面接の目的
一次面接は人事が現場の部長などに通すかを判断するものになってきます。
転職は基本的に以下のように流れていきます。
一次面接の面接官は部長に通してもいいか、という視点から面接が行われます。
一次面接でチェックしているポイント
一次面接の目的は、次の部長に時間をとってもらっても無駄にならないかというところなので、以下のようなポイントが大きく見られています。
・ビジネスマナーのチェック
・人柄が自社と合いそうか
・条件(入社時期 年収など)は合っているか
一次面接から経営者が出てきて深い質問をされることもありますが、基本的に200人以上の大きな規模の企業になってくるとこういった形を取ります。
一次面接は基本的なところでマイナスにならないようにしていきましょう。
転職の一次面接でよく聞かれる9つのこと
ここからは、転職の一次面接でよく聞かれることと、その対策を紹介していきます。
一次面接でNGをくらわないために、しっかり確認していきましょう。
1.自己紹介
どこの面接でも、最初に自己紹介はほぼ確実にします。
面接官は、スムーズにあなたの性格や今後やっていきたいことを聞き出していきたいので、自己紹介からよりあなたを知ることができそうなことを質問していきます。
以下のことを端的に伝えていきましょう。
・最終学歴から職歴
・持っている資格や得意分野
・他にアピールできること
いきなり長々とアピールされても面接官も面食らってしまうので、端的に伝えていきましょう。
自己紹介については以下でより詳しくまとめているので、不安な方はこちらもチェックしてください。
2.自己PR
自己PRはあなたを採用したらどういいメリットがあるか、どういう利益をもたらしてくれるかというところなので、毎回聞かれます。
自分の良いところで、企業も求めているポイントをまとめておきましょう。
自己PRは自分の良いところをアピールするのですが、企業が求めている人物像を確認してそこに合わせたアピールをしていくことが大切です。
3.退職理由
企業側も退職理由が妥当で、自社に入ってくれたらその希望を叶えられそうかということがはっきりしないと、内定を出しません。
そのため、退職理由は一次からずっと聞かれます。
一次面接を迎えるにあたって気持ちを整理して、志望動機と繋げられるような退職理由をまとめていきましょう。
4.志望動機
しっかりした志望動機があることで、活躍するビジョンが見えてくるので、志望動機も非常に大切です。
先ほども紹介しましたが、転職の志望動機は退職理由と合わせて作っていくことが必要になってくるでしょう。
【退職理由】
現状こういうところに不満がある、こういうことをしていきたい
【志望動機】
退職理由を踏まえこの企業であれば希望が叶う
たとえ未経験でもしっかり志望動機を作っていって「この企業でなくてはだめなんです」と伝えることが大切です。
未経験の志望動機については下記の記事で紹介しているので未経験職種に挑戦される方はご覧ください。
5.どういう理由で会社や学校を選んできたか
一次面接では、自己紹介などで経歴をざっくり話し、そこから深掘りされるといった流れが一般的です。
大きな選択をする際にどうなっていきたいかや人柄が色濃く出るので、聞かれることが多いです。
ここは対策というよりそのまま伝えていいところなので、整理してどうしたらしっかり伝わるのかというところを整理していきましょう。
6.短所 長所
短所と長所は業務に向いているかという点と、自分をちゃんと理解できているかという点で聞かれます。
短所は直接業務に支障が出ない範囲で、長所は業務をするにあたって役に立つもので実際に自分の長所であるものを持ってきましょう。
短所の伝え方は気を付けなければなりません。以下でまとめていますので、こちらもご確認ください。
7.挫折経験
深い挫折を味わい立ち直っていると、働いて大変なことがあってもくじけず取り組んでくれると考えられるので、挫折経験は聞かれます。
挫折経験は一般的に見て大変なことで、自分が一番へこんでしまったことが良いでしょう。
エピソードに感情を持たせてどのくらい辛くてどのように克服したか、それがどう役に立つかをまとめていきましょう。
8.友達からどういう風に言われるか
他者からの評価を聞き入れているか、また他者からはどう見られているのかを知るために聞きます。
ここでのポイントは、
- 正直に答える
- 悪い点は改善の努力をしていることもアピールする
といったことが大切になってきます。
人の話をしっかり聞き入れられるということが、仕事において非常に大切なので、悪い点は改善する努力をしているという点も話していきましょう。
もし自分の思っている自分と、他者から言われる自分が違った場合は、面接官に突っ込んだ質問をされる場合があります。
自分で思っている自分と他者から言われる自分が違ったら、双方に根拠を持たせるエピソードを用意していくことで、評価を得ることができるでしょう。
9.休日の過ごし方
趣味や休日の過ごし方も人柄が出るので、一次面接でよくされる質問です。
おそらくほとんどの人が決まった過ごし方をしていないと思うので、嘘はいけませんが企業の適性に合いそうな過ごし方を選んで話しましょう。
例えば営業であれば色んな人と飲みに行っている、エンジニアであればパソコンに向かっているなど。
趣味も同じで好きなことを言いますが、好きなことがいくつかある場合は、より適正に合っているものを伝えましょう。
企業の求めている人物像に近い自分の要素をアピールするためにも、その企業がそういう人を求めているのかを知っておくことは非常に大切です。
転職の一次面接までにしておくべき準備
ここからは、転職の一次面接までに準備しておくことを紹介していきます。
一次面接で本当に大切な準備を厳選して紹介していくので、まずここから対策をしていきましょう。
話し方や挨拶を確認
どの面接でも大切ですが、転職の一次面接は特に印象が大切です。
一次面接で人事だと、役員や経営者ほど深いことは聞いてこない分、マナーや印象がより重要になってきます。
- 転職エージェントで面接練習
- 自分で動画を撮って確認
- 友人などに話し方について意見をもらう
などをして、第一印象を客観的に見ていいものにしていきましょう。
企業の求めている人物を確実にチェック
面接ではとにかく、企業の求めている人物像に合わせて自分のことをアピールしていくことが大切です。
された質問に対して、正直に答えることは大切ですが、「とにかく自分の良いところを」とアピールしていては、なかなか一次面接を通過することはできません。
嘘もいけませんが、企業の求めている人物像の中で、自分に当てはまる点やエピソードを話していくことで、面接官に「この人は自社と合っているかもしれない」と感じてもらうことができます。
自分のアピールできるポイントと、企業が求めている人物像が重なる点をアピールしていきましょう。
求められる実務能力をアピールできるようにする
一次面接では、実務をしっかりこなしてくれそうかという点が特に見られています。
経験がある職種でも未経験職種でも、根拠を持って実務能力をアピールできるようにしておきましょう。
将来性なども見られるときは見られますが、面接官としても実力がある人を落としてはいけないという気持ちがあります。
実務をしっかりできるということを、端的に伝えられるように準備していきましょう。
企業や条件に優先順位をつけておく
あれもこれもと条件を求めていては、結局良いところを見つけてもまだまだあるのではないかと転職に踏み出せなくなってしまいます。
自分の求める条件を整理して、優先順位をつけておきましょう。
面接で「転職において優先する条件は何ですか?」や「ほかの企業は受けていますか?」といったことを聞かれる場合もあります。
業界や競合他社までしっかり分析する
企業分析は、「なぜ志望企業でなくてはだめなのか」「自分が採用されたら何ができるか」ということをはっきりさせると、一次面接の通率が高まるでしょう。
企業側としても、「いくつも企業がある中で御社でなくてはだめなんです」と、論理的に説明されたら、あなたを通すしかなくなります。
また、企業としては「あなたが何をしてくれるか」といった点が気になるので、企業や業界を徹底的に分析して、自分はその企業や業界で何ができるかを知るまで、企業分析が必要です。
転職の一次面接は基本をしっかりすれば通過できる!
今回は、転職の一次面接について、聞かれる質問や対策を紹介しました。
転職の一次面接では、基本的なビジネスマナー、会社の雰囲気と合いそうか、条件は合いそうかといった比較的表面的なところを見られます。
印象の良い話し方をし、よくされる質問に対して端的に答えられるようにしておきましょう。
企業に合いそうで、人柄がしっかりしていれば基本一次面接は通過できます。
今回紹介した部分をしっかり対策して、一次面接を通過していってください。