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面接

例文付き!転職面接の「自己紹介」の解答例と答え方

自己紹介で面接結果がほぼ決まる?

基本的に転職の面接では、はじめに「軽く自己紹介をしてください」など、“自己紹介”をすることを求められます。

新卒の面接では、

  • 大学
  • 主に勉強したこと
  • サークルなど課外活動で頑張ったこと

程度を言っておけばよかったのですが、転職では評価される回答が変わってきます。

転職エージェントで面接練習をしても、自己紹介をせず、本番で急に聞かれて困るなんて言うことも起こってしまうでしょう。

また第一印象で面接の9割が決まると言われているくらい、最初は大切なので、しっかり準備して動揺しないようにしておきましょう。



 

自己紹介は端的に1分ほど自分のことを話す

理由はのちほど詳しく説明していきますが、自己紹介は挨拶みたいなものなので、くどくど話してはいけません。

1分ほど端的に、伝えたいことだけ話していくことが重要です。

○○と申します。△△大学を卒業後、人材系の企業で3年間法人の新規開拓営業を行ってまいりました。そのため営業、特に新規の法人営業を得意としています。現社では新入社員の一年間同期の同部署20人の中で一番の成績を残し、新人賞を受賞した経験があります。


電話番号を4つごとに区切っているように、人は物事を5つ以上記憶するのが難しいといわれています。

名前、経歴、現職(前職)でやったこと、アピールしたいことの4つにまとめていくと、くどくなくちょうどいい自己紹介になっていきます。



 

自己紹介で面接官が見ているポイント

ここからは、自己紹介で面接官が見ているポイントを紹介していきます。

自己紹介で面接官が見ているポイントは以下の3つです。

  1. 表情や雰囲気はいいか
  2. 簡潔に物事をまとめる力があるか
  3. どの質問をすればあなたのことがより分かるか

まずは相手視点になって考えることが非常に大切なので、しっかり確認してください。

表情や雰囲気

面接官は自社に合っているかを見なければならず、口では何とでも言えてしまうので、言外の情報からもあなたのことを知ろうとしています

第一印象で面接の結果がほとんど決まるという説もあるくらいなので、表情や雰囲気は非常に大切です。

自己紹介では内容ももちろん大切ですが、表情にまで気を配り、答えていく必要があるでしょう。

当たり前ですが、“元気よくはきはきと”という点を今一度忘れないようにしましょう。

簡潔に物事をまとめる力があるか

簡潔に物事をまとめる力は、どの仕事にもとても大切になってきます。

簡単に自己紹介をするということは、“簡潔に自分の良さを伝える”ということです。

自己紹介では、ビジネスの基本スキルとして、物事を簡潔にまとめて相手に興味を持たせることができるかといったところを見ています

逆に、最初からくどくど話してしまうと、「空気が読めない」「相手の立場で物事を考えられない」との印象も与えてしまうので、面接に不利に働いてしまうでしょう。

どの質問をすればあなたのことがより分かるか

面接官もあなたがどのような人か深く知りたいので、どういった質問をしていくとあなたのことがより理解できるかを考えます。

自己紹介の内容で、今後の進め方を変える面接官も多いので、あなたを特徴づけるエピソード等あれば簡単に盛り込んでみてもいいかもしれません。

アピールしたいことは自己紹介では種をまくくらいにしておいて、聞かれたらしっかり話すと面接官にも残りやすいです。

 

自己紹介で答える内容

ここからは、具体的に自己紹介では何を答えていけばいいのかを紹介していきます。

必要十分なないようなので、これをもとにあなたなりの自己紹介を作っていってください。

1.名前

○○と申します。

2.最終学歴から職務経歴

○○大学を卒業後、××社に努め△△の業務に従事してまいりました。

3.持っている資格や得意分野

○○の資格を持っており、××を得意としております。

4.その他アピールしたいこと

××社では○○の成果を上げました。

旅行が趣味で世界一周をしたことがあります。

※興味を引き付けられなさそうであれば言わない方が無難



 

自己紹介の注意点

ここからは、自己紹介をする際の注意点を紹介していきます。

多くの人が間違いがちでなかなか目がいかないポイントなので、ぜひ確実にチェックしていきましょう。

確実に準備をする

準備をしないと自己紹介で長く話しすぎて、趣旨を理解していないと思われたり、逆に真っ白になってしまい、プレッシャーに弱いといった印象を与えます。

志望動機、自己PR、転職理由のみならず、自己紹介も準備しておきましょう。時間を測って2~3分に収められると良いです。

とにかく端的に

自分の経験や強みなどをアピールしたい気持ちは分かりますが、面接官も人間なので、急に何個も同時に言われたら理解できませんし、面を食らってしまうことがあります。

そのため自己紹介は、端的に行いましょう。面接が進んでいくと『自己PR』や『最後何かアピールすることはありますか』と聞かれるので、本当のアピールはそこに取っておくことが大切です。

長くても3分程度の自己紹介を用意しておけば問題ないでしょう。

転職の面接では「5分で自己アピールをしてください」など、時間を区切られることは、ほとんどないので、一つ決まった形を作っておきましょう。

声や身振りにまで気を使う

正直自己紹介の内容はあまり聞いていません。どんな話し方をするのか、はきはきして元気なのか、冷静で頭脳明晰タイプなのか、といったところを見ています。

転職の面接でその場で対策するのでもいいですが、転職しようかと思っている人は普段から今よりちょっと元気にはきはき話すようにしてみましょう

どの職でも元気にしていて悪い事はないので元気に自分が思っている2倍くらいはきはきとしていきましょう。

 

自己紹介を制すれば転職の面接は圧倒的に有利

今回は、転職面接における自己紹介の答え方について紹介しました。

第一印象ですべては決まりませんが、第一印象はかなり重要で、面接の第一印象を決めるのがこの自己紹介です。

「自己紹介なんて挨拶みたいなもんでしょ」と甘く見ずにしっかり対策をしていくことで面接の通過率を上げることができます。

伝えたいことをまとめて、元気よく伝えて、「この人の話は聞いてみる価値がある」と思ってもらえるようにしていきましょう。