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転職の面接は細かいところまで見られている
よほど無理な企業を受けない限り、転職の面接に通過するか、不採用になってしまうかはちょっとした差しかありません。
また、新卒時代に面接を受けたかと思いますが、転職時にはまた違った点に気を付ける必要があります。
面接官や受付も自分と同じレベルで見てくるので、身だしなみ、言葉使い、マナーなども新卒時より高いレベルで実践していかなくてはならないでしょう。
今回は初めて転職活動される方に、面接直前に見ておくと、面接の通過率をアップさせられる、面接で絶対に気を付けることを5つ紹介していきます。
面接を控えている方は、ぜひしっかりご覧いただき、面接を通過してください。
転職の面接で絶対に気を付けること7選
さっそく、転職の面接で絶対に気を付けることを紹介していきます。
細かいところから、印象、伝え方まで様々な観点で紹介していくので、ぜひ集中してチェックして、できていないと思うところは気をつけていきましょう。
1.面接準備で一貫性があるかを再確認
どんなに良いことを言っていても、一貫性がないと、「嘘をついているかもしれない」「作ってきたのかもしれない」と思われてしまい、面接でいい評価を得ることができないでしょう。
準備が大切なのはもちろんですが、質問一つひとつに行き当たりばったりで答えるのではなく、質問すべてに一貫性があることが大切になってきます。
今一度、用意している答え、転職理由や志望動機に一貫性があるか見直してみましょう。
面接を全体的な視点で見て、企業が欲しい人材のポイントを外さず準備をしていくことで、ほぼ確実に内定をもらうことができます。
2.挨拶を確実にする
今、もしくは前の職場での挨拶は適当になっていませんか?
当たり前のことですが、ちゃんと挨拶出来ない人を採用することはほぼないですし、第一印象で9割の印象が決まると言われているので、挨拶は面接において本当に大切です。
大切だということは分かっているのに、慣れると適当になってしまいますし、適当に慣れてしまうと急に上手くできませんので普段からむしろ今日から気を使っていきましょう。
たかが挨拶と手を抜いてしまうと、仕事も手を抜くところがあると思われてしまいます。
挨拶は以下の時に評価につながりやすいです。
【受付】
受付から面接なんていうのはよく聞きますよね。
丁寧なお辞儀、はっきりと「おはようございます」「よろしくお願いします」等を言うの2点はしっかり出るように普段からしっかりしておきましょう。
【面接官登場時】
受付をした後、席に通され座って待つように指示されると思います。そこで面接官が入室してきたら立ち上がり、はっきりと「よろしくお願いします」と言いましょう。
中学生でも言われるようなことですが面接でははじめの印象をずっと引きずって評価が下されるので、絶対に手は抜けません。
3.敬語を正しく使う
日本語は難しいもので、間違った敬語が使われているところもよく見受けられます。
よほど崩した話し方をしない限り減点はされませんが、きれいな敬語は面接官でも使えるか怪しいので、きれいな敬語が使えるとポイントアップします。
さらには今のお仕事でも、次のお仕事でも綺麗な敬語を使えると役に立つので、これを気に覚えてしまいましょう。
硬くなりすぎるのも良くありませんが、きちんとした言葉使いを使えると、安心して仕事を任せられるイメージがつくので、どこでも好印象を与えられます。
以下によく使う敬語をまとめたので、ご確認ください。
また敬語については以下の記事にもまとめているので、敬語をレベルアップさせていきたい方はご覧ください。
4.話し”方”に気を付ける
人は言語情報より非言語情報の方がより鮮明に記憶に残ります。
ここでいう非言語情報とは表情、声のトーン、身振りなどです。社会人経験が数年あったらできて当たり前と思われるので、しっかり意識していきましょう。
【気を付ける3つのポイント】
①声のトーンは高め、大きめで
声は自分で思っているより悪い印象を与えます。かといって意識しすぎると不自然になるので、高め、大きめを意識しましょう。
よく分からない人は一度ボイスレコーダーに録音して客観的に自分の声を聞いてみましょう。
②目を見て話す
聞くときも話すときも目を見ることで、聞いている合図にもなりますし、しっかり伝えようとする意思表示にもなります。
目を合わせるのが苦手な人でも少しでもいいので目を見て目線を下げないようにしていきましょう。
目線を下げてしまうと印象も悪くなってしまいます。
③熱く語るときは身振り手振りをつける
やはり身振りがあることで気持ちが強く見えますので、思いを伝えるときは遠慮せず身振り手振りをつけて表現していきましょう。言っていることの本気度が伝わります。
伝える力についてより身に着けていきたい方はこちらにまとめているのでこちらも見てみてください。
5.清潔感のある身だしなみをする
身だしなみも新卒時でしたら見逃されていてことでも、転職になると厳しく見られるので、しっかりしましょう。
①サイズの合った仕立ての良いスーツ
新卒時のリクルートスーツが残っている人もいるかと思いますが、転職で使うのはあまりお勧めできません。
リクルートスーツとして勧められるようなスーツは基本あまり見栄えが良くありません。
着慣れているスーツでもいいですが、サイズ感と仕立てはよいものにしましょう。
気合いを入れるならスーツは5万程度出して、しっかりスーツ屋で選びましょう。
②底が減っていない磨かれた靴
靴もよく見られています。
いくらバシッとスーツを決めていても、靴が汚れていると見えにくい場所は手を抜く奴と思われがちです。
底はすぐ変えるのは無理ですが、駅などにある靴磨き屋に行けば1000円ほどで靴を磨いてくれるので、しっかり磨いていきましょう。
③襟足は余らせずおでこが出る髪型
女性はしっかりまとめて、男性なら襟足はあまり余らせず、両性ともおでこを出来るだけ出すようにしましょう。
おでこを出すことで心を開いているという意味にもなるので、話しやすくもなります。
④控えめのネイル、メイク
女性のメイクはかなりナチュラルにしていただいた方がいいです。
しないのは問題ですが、あまりばっちりしすぎていても印象が悪いです。
またネイルも落ち着いた色にし男性は3日前くらいには爪は切っておきましょう。
6.自分の経歴をわかりやすく伝える
転職の面接は新卒と違って今までやってきた仕事がメインとなってきます。
自分の経歴は自分ではよく分かっているので、適当に話してしまいがちですが、初対面の人が聞いてもすんなりと理解してもらえるよう準備は入念に行いましょう。
【経歴をまとめるポイント】
① 新卒前にどういう考えをもって生活し、新卒で入った会社を選んだか
② 複数回転職があればそれも
③ 経歴から自分の向かっていきたい方向
④ その会社に入ると自分のキャリアにどのような影響が出るか
という風にキャリアに対しての考え方をしっかり構築して、わかりやすく伝えましょう。
ここをなんとなくでやってしまうと採用されませんし、仮に採用されてもミスマッチが起こる可能性が高いです。
自分の経歴をまとめたり、自分の適性を考えていく方法は以下にまとめているので不安な方はこちらも見てみましょう。
7.早口にならないように気を付ける
面接は緊張する場面ですが、初対面の相手と話していくので、早口になってしまうと、いくら内容は良くても伝わらないでしょう。
緊張すると早口になってしまう人は、急に改善してくことは難しいかと思いますが、多少詰まっても面接で不利になることはほとんどないので、「多少の失敗は気にせずゆっくりやろう」くらいの気持ちで取り組むのが大切です。
どうしても早口になってしまうという人は、早口でもせめて本当に伝えたいところだけは、少し大きな声でいったり、抑揚をつけて強調したりすることで、伝わりやすくなります。
常に相手目線のコミュニケーションを心がけていきましょう。
転職は細かいところまで気を付けよう!
今回は、転職の面接で絶対に気をつけておくポイントを紹介しました。
気をつけておくポイントを振り返ると以下の通りです。
2.挨拶を確実にする
3.敬語を正しく使う
4.話し”方”に気を付ける
5.清潔感のある身だしなみをする
6.自分の経歴をわかりやすく伝える
7.早口にならないように気を付ける
また、自分でできていると思っていても、他人から見たらあまり良くないということも良くあります。
今回紹介したことを、面接前に転職エージェントなどにも、確認していくことをおすすめします。
ぜひ、自分でも人から見てもいい印象を手に入れて、面接を成功させてください。