疲れたからと言って、休日をむやみやたらに寝て過ごしていませんか?
睡眠不足は疲れの原因になっている可能性は高いですが、やみくもに寝すぎてしまってはかえって疲れを大きくしてしまう場合もあります。
逆に普段からしっかり疲れをとることをしていると、多少睡眠が減ったり、忙しい時期が来ても快適に乗り越えることができます。
疲れていると仕事の効率が悪くなり、残業や無駄が増えさらに疲れるという悪い流れが続いてしまうので、疲れ対策をとって仕事もプライベートも快適に過ごせるようにしていきましょう。
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1.疲れの原因
疲れの原因は人によって様々ですが、大きく分けると以下の3つです。
2.ずっと同じ姿勢でいる
3.目を酷使している
疲れの原因1.睡眠の不足や質が悪い
睡眠は体も頭も精神も休めるために重要です。
・効率が悪くなる
・記憶力が下がる
・机や身の周りが汚くなる
・イライラしやすくなる
・疲れが取れなくなる
多くの人は7.8時間の睡眠が必要とされていますが、睡眠の質が悪かったり、日中疲れやすい生活を送っていては7.8時間寝ていても足りない場合があります。
しっかり寝るのはもちろん大切ですが、寝る時間を意識すると同時に、睡眠の質も考えていくことが必要です。
疲れの原因2.ずっと同じ姿勢でいる
座りっぱなしや立ちっぱなしというずっと同じ姿勢をしていると使う箇所に負担をかけてしまったり、使わない筋肉が固まってしまい、疲れが取れにくくなります。
座りっぱなしを1日6時間、10年から20年続けると、以下のような代償があると言われています。
・心疾患で死に至る可能性が64%上昇する
・前立腺がんや乳がんのリスクが30%アップする
今多くの企業でも立って作業する場所が設けられつつあるので、座りっぱなしの人は1時間に一度くらいは立って歩く、立ちっぱなしの人は出来るだけ座って休む時間を作るなどをして、ずっと同じ姿勢でいない努力が必要です。
疲れの原因3.目を酷使している
パソコンやスマホに長い時間向かっていたり、小さい文字を読むことが多かったりすると疲れの原因になります。
2.眼鏡やコンタクトが合っていない
3.ドライアイ、それに続発した炎症
4.自律神経の乱れ、ストレス
5.光の強すぎ(弱すぎ)
6.眼位異常(斜視)
疲れの8割は目からくるなんても言われていたりして、目の疲れから肩こりなどが起こることもあるので、目の疲れには注意が必要です。
現代社会でパソコンやスマホに向かうことは避けられませんし、パソコンやスマホをうまく利用していくことで、仕事も生活も良くしていけますので、上手く目の疲れと付き合いながら使っていきましょう。
2.なかなか取れない疲れを取る7つの方法
ここからは先ほど紹介した、疲れの原因を無くしていく方法を紹介していきます。
これから紹介する疲れの取り方を定期的にやっていくことで、疲れはかなり残りにくくなるので、「最近疲れが取れない」という人は、ぜひやってみてください。
疲れを取る方法1.蒸しタオル
疲れの8割は目からくるといわれています。
パソコン仕事の人は特に、蒸しタオルで寝る前に目を温めると、翌日すっきり目覚められます。
【蒸しタオルのやり方】
② レンジに直接入れ1分間加熱する
③ 5~10分横になってタオルを目の上に置く
④ 黒目を左右両方に10回ずつ回す
目だけなのに本当に翌日の朝すっきり目覚められるようになりますし、目の血流を良くすることで一時的な視力低下が回復することもあります。
また自分で作るのが面倒という方には、ホットアイマスクと言って着けるだけで目の周りを気持ちよく温めてくれるものもあるので、ホットアイマスクもご利用ください。
下記のホットアイマスクは繰り返し使えるので、2000いくらと少し値はしますが、疲れを取って仕事の効率が上がることを考えたらかなりお得です。
疲れを取る方法2.入浴は湯船につかる
夏や暑い日はシャワーで済ませる人が多いかと思いますが、疲れを取る入浴方を実践していくことで疲れが軽減し、疲れにくい体にもなります。
【疲れが取れる入浴法5箇条】
① 温度は39度
② お湯の量はみぞおちまで
③ 入る時間は就寝の2時間前がベスト
④ 入浴する前にかけ湯で体を慣らす
⑤ 入浴時間は20分
あまり高くない温度で、半身浴でじんわり汗をかくまで入りましょう。
熱いお湯に肩までつかるのが気持ちいいという人もいるかと思いますが、高い温度も肩までつかることも体に負担をかけてしまいます。
デスクワークでずっと座っている人や立ちっぱなしが多い人は同時に足のマッサージをすることにより、足の疲れも回復します。
疲れを取る方法3.軽い運動
デスクワークで凝り固まり寝ても寝ても疲れが取れない場合、むしろ軽い運動をした方が疲れが取れます。
また毎日5分軽い運動は、抗うつ剤を週に一回打つより精神を安定する効果があると言われています。
② 逆立ち
③ 柔軟体操
ウォーキングは有酸素運動なので、全身をバランスよく刺激し血流がよくなりますし、有酸素運動は糖分を分解できるので、普段ジュースや甘いお菓子などよく食べている人にも、おすすめです。
逆立ちは血流がよくなり血が全身に巡るので、顔色や髪質も良くなると言われています。
柔軟体操は凝り固まった筋肉をほぐしてくれ、家で簡単にできるので、毎日でもやっていきましょう。
前屈をすることで太ももの裏やふくらはぎが伸び、血流を良くする効果もあるので、前屈は仕事中にもおすすめです。
疲れを取る方法4.睡眠の質を上げる
睡眠の時間だけでなく質にもこだわっていくことで、寝ても寝ても寝たりないということもなくなり、快適な朝を迎えることができます。
【睡眠の質を上げる4つの方法】
① 寝る1時間前には部屋を暗くし、スマホ PCをやめる
② 食事は寝る2時間前までに済ます
③ ベッドやまくらを見直し、しっかり自分に合ったものにする
④ ベッドに入ってから睡眠に入るまでの時間を短くする
寝る前のスマホやテレビ、パソコンや蛍光灯の強い光は快適な睡眠を妨げる効果があり、食事は寝ている間も胃が動いてしまうので休まりません。
また自分に合ったベッドやまくらを買うことで、疲れを残さず仕事にも精が出るの、そこの投資は惜しまずしましょう。
さらにはベッドに入ってから寝るまでの時間が短いほうが疲れが取れると言われています。眠くなってからベッドに入りましょう。
睡眠については以下の記事にまとめましたのでこちらもご覧ください。
疲れを取る方法5.精神や頭を意識して休ませる
頭や精神は起きている時間ずっと酷使していて、特に仕事の時はかなり負荷がかかっています。
疲れと言うと体の疲れに注目しがちですが、寝ても寝ても疲れが取れない理由はこの精神や頭にあるので、意識して疲れを取っていきましょう。
【精神の疲れを取る方法】
- 疲れたら休む
当たり前ですが、現代社会ではなかなか難しいことかもしれません。
疲れて質の低い仕事をするくらいなら、断固として疲れたら休む姿勢を取り、快適に質の良い仕事を心がけましょう。
目安として1時間働いたら10分程度休むと疲れが溜まりにいです。
- 好きなことに没頭する時間を作る
社会人になるとなんでも合理的に考えてしまい、好きなことが分からなくなっている人や、好きなことをするのはいけないことと思っているかと思います。
ですが好きなことをやらないと疲れもストレスもどんどん溜まります。「これ食べたい」や「あれがしたい」などちょっとした感情を大事にして、好きなことを見つけていきましょう。
疲れている時何もしたくなくなっても、無理にでも好きなことをしていくことで、気持ちが休まっていきます。
- やりたくないことは出来るだけしない
やりたいくないことはどうしてもストレスが溜まり、疲れになります。
今一度今自分がやっていることが本当に必要か考えてみましょう。
食器洗うのが嫌であれば食洗器を買う、仕事後の飲み会が面倒であれば理由をつけて断るなど嫌なことを避ける方法はたくさんあります。
大人になって嫌なことをやっていると好きでやっている人にすべて楽しいところを持っていかれ泥水をすすることになります。
嫌になっている時点であなたのやりたいことではないので、ストレスの原因になります。
- 非日常を体験する時間を作る
ずっと同じ日常を過ごしていると飽きてしまい、知らず知らずのうちにストレスも疲れも溜めてしまっています。
旅行をするでも映画に没頭するでもいいですが、普段やらないことや普段イメージしないことを体験するようにしましょう。
- 終業後は汗をかかない程度に運動
終業後の疲れている時に汗をかいてリフレッシュという人もいますが、あまり激しい運動をしてしまうと自律神経を酷使することになり、疲れが倍増します。
ストレッチなどの軽い運動やマッサージ程度をしておくと翌日の疲れはグッと減ります。
疲れを取る方法6.仕事に一工夫する
全ての疲れは脳からくると言われているので、普段の仕事にひと工夫するだけでかなり疲れが溜まりにくくなります。
・お昼は外に出て外の風や太陽の光を浴びる
・出来るだけカフェインは取らない
基本的に人の集中力は1時間も2時間も持つように出来ていないので、ぶっ続けで仕事をすると大きなストレスがかかります。飽きたら飲み物を買いに行くなど気分転換をしましょう。
またお昼も視界や空気を換えるために外に出ていくと脳がリフレッシュされ、ストレスが軽減されます。
カフェインには利尿作用がありそして脱水すると血液の循環が悪くなり疲れが溜まりやすくなります。眠くてもカフェインはほどほどにしましょう。
疲れを取る方法7.長期的な休みを取る
そんなこと出来たら苦労しないよと思ったかもしれませんが、定期的に長期の休暇を取ることで、生産性を上げることができます。
一人当たり生産性が日本よりも高いドイツでも年間の休日は150日ほどあり、2週間続けて休むなんて言うこともしばしばあるそうです。
上記の方法を試してみても慢性的な疲れが取れない場合長期的に休むことをおすすめします。
そもそもストレスが多く溜まるようなことをフルタイムで続けるのは大変ですし、無理をし続けると鬱になってしまう場合もあります。
どうしても疲れが取れない場合まず有休を使って1週間ほど休んでみて、それでもだめなら休職も視野に入れましょう。
休まなければ治らないこともあります。
どうしても疲れが取れない場合仕事が合っていないかも
色んな対策をしたけど、どうしても疲れてしまって、活力が沸かないという人は、仕事が合っていなく、鬱寸前になってしまっている可能性があります。
一度長期的に休んで、じっくり仕事について考えるか、転職を考えることをおすすめします。
体が長期的に疲れているということは、心にも悪い影響が来ている可能性が高いですし、一度心を病んでしまうと、回復がなかなか難しいです。
また今は疲れに対しての対策を打とうとしているので良いのですが、それすらする気力がなくなり、ただ茫然と仕事をこなすようになってしまったら、鬱になってしまう可能性が高いでしょう。
どうしても疲れが取れない場合、自分を大切にするといった意味でも、環境を変えるといったことも視野に入れて、動いてみましょう。
疲れをしっかりとって生産性をアップ
今回は、なかなか取れない疲れの取り方を紹介しました。
疲れがなかなか取れないのは大変ですよね。
しかも疲れてしまうと何もやる気が起きなくなり、仕事以外は無気力みたいにもなってしまいますよね。
ですがこのままじゃ嫌だなと思ったとき、まずは疲れを取る工夫をして様々なことに手を出していくようにしたところ、少し人生の充実感が高まるでしょう。
疲れて疲れに対する対策をせず、ただ寝たりぼーっとしているとなかなか悪い循環から抜け出せなくなってしまうので、少しでも元気のある時に疲れを取る方法を試してみてください。
行動力や活力、やる気も沸いてきます。
疲れ知らずになればよりやりたいことも出来るようになり、仕事にも精を出せるので、ここまで見てくれたあなたはなんでもいいので実行してみて、よかったものを続けてみてください。
行動しなければ意味はありません。ぜひ実行して快適な日々を手に入れてください。