職場やグループに特別かっこいい、可愛いわけでもなく、何かに優れているわけでもないのに、なんとなく親しみやすい「愛されキャラ」を目の当たりにしたことがあるかと思います。
愛されキャラには人が集まってきますし、人が集まるとチャンスが回ってきたりするので、愛されるということは、物事をより良く進めるために重要です。
また愛されキャラも特別なことをしているわけではなく、ちょっとした言葉使いや気遣いで愛されるようになっています。
今回の記事では愛されキャラがどのような言葉を使ってどう行動しているのか、すぐ真似できるポイントをまとめたので、人間関係を良くしていきたい方はぜひ試してみてください。
contents
愛されキャラがやっている9つのこと
さっそく愛されキャラの特徴や自然とやっていることについて紹介していきます。
わざとらしくなってしまっては良くないですが、できるところは取り入れて、人間関係を良くしていってください。
1.「似合う」より「好き」
例えば、愛されキャラは「その服似合う!」と思ったときに、「その服好き」と表現します。
言われた側からして、似合うと言われたら客観的な視点が入るので、「そうかなあ」と思ってしまいがちですが、「好き」と言われると個人の感想なので、本心から言われていると思い、嬉しくなりやすいです。
持ちものや髪形などをほめることも愛されキャラの特徴であるので、何か良いなと思うものを見つけたら「それ好き」と伝えてみると、愛されるようになります。
2.名前を呼ぶ
人はよほど嫌っている相手でない限り、名前を呼ばれて嫌な思いをすることはありません。
また人にとって自分の名前は特別なものですし、名前を呼ぶと「覚えてくれている、大切にされている」と無意識で認識して、好意を抱きます。
愛されキャラは「おはようございます」より「あ!○○さんおはようございます」、電話でも「お疲れ様です。ご無沙汰しております」というより「○○さん、お久しぶりです」といった言い方をするので相手に良い印象を与えます。
簡単なことですが、習慣化していないとやりづらいので、習慣化させて相手の名前を自然に呼ぶようにしましょう。大切なのに、意識してしっかりやっている人は少ないです。
99%の人はやっていないと思うので、こういったことを少しずつやっていくだけで愛されキャラになっていくことができるでしょう。
3.挨拶をしっかりする
目を見てはきはきして「おはようございます」や「よろしくお願いします」と常に言えている人は、意外と少ないです。
自分ではしっかりやっているつもりでも、相手には自分が思っているより元気なく伝わっているので、やりすぎなくらいやりましょう。
100%好かれる1%の習慣という著書では、社内で挨拶をしっかりしていただけで、自分の部署が無くなってしまった際にリストラにならず他の部署からスカウトを受けたということもあったらしいです。
他の部署の部長がその人がエレベーターなどで一緒になった際も元気に挨拶するところから、仕事が出来そう、この人と仕事をしてみたいとなったそうです。
また商談や面接も第一印象を引きずって最終的な印象も決まってくるので、第一印象で悪く思われてしまったら数時間で取り返すのは難しいです。
できる人ほど第一印象がいいので、挨拶はしっかりやっていきましょう。
4.よく笑う
やはり笑っている人は良い人に見えるので、親しみやすく愛されキャラになっていきます。
また普段の真顔は基本的に怖い印象を与えるので、笑うことでマイナスをプラスにもっていくことができ、とても効果的です。
笑うと自分の気分も良くなると言われているので、朝家を出る前に30秒でいいので、鏡の前で思いっきり笑ってから家を出るようにしてみましょう。気分も印象も良くすることができます。
笑うことで周りも元気になりますし、自分にも心の余裕が出て人にやさしくすることができるので、より愛されキャラになっていくでしょう。
最初はぎこちなくなるかもしれませんが、笑う意識をしていくことで、、自然と笑えるようになっていきます。
5.細かいところを見てほめる
人には自覚していることを再確認したい欲求と、まだ自分では気づいていない長所に気づきたいという二つの欲求があります。
前者をしても喜ばれますが、前者は自覚していることなので、後者の自己拡大を促すように褒めると、非常に印象に残ります。
常日頃から細かいところを意識するのは疲れてしまいますが、普段注目しないようなところに注目してみると自分の視野も広がりいいかもしれません。
またそういったほめるときも、「△△さんが○○さんの話は分かりやすいって言ってましたよ」といったように言うと嫌らしい感じがなく細かいところをほめやすいです。
6.知らないことを知らないと素直に言える
大人になると知らないことは恥で、知ったかぶりをしてしまうなんて人が多いかと思います。
時と場合にはよりますが、職場で同僚や上司のような関係では、素直に分からないから教えてほしいという方が印象が良いです。
知らないことをいい加減にしてしまうと不誠実な印象があり、愛されキャラになっていけません。
人は物事を教えたいという欲求もありますし、分からないことをしっかり聞いていると一生懸命という印象も与えられます。
また知らないことを放置する癖をつけてしまうと、ざるに水を入れるように知識が自分に残っていかないといった側面もあります。
知らないことを聞くのは少し恥ずかしいですが、実際悪いことはないのでどんどん聞いていきましょう。
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7.自虐話をうまく使う
失敗談を明るく話されると、なんだかいい人という印象になりますよね。
軽い失敗談などの自虐的な話は、人の心を近づける力があります。
普段の話としても、落ち込んでいる同僚や部下に対しても、ちょっと失敗談を明るく話すと関係を良好にしやすくなるので、自虐話をうまく使いましょう。
つい自慢話をしてしまう人は要注意です。自慢話は逆に印象を悪くしてしまいます。
相手目線に立ったコミュニケーションを取れるようにしていきましょう。
8.人の悪口を言わない
当たり前ですが、意識せずとも悪くいってしまう人がいるので、もしなぜか周りの印象が良くないと悩んでいる人がいたら、自分の発言を改めて振り返ってみましょう。
自分では人の話をしっかり聞いているつもりでも自分が話してしまっていたり、話に関しては自分が気づかないうちに相手に悪い印象を与えている可能性がかなりあるので、定期的に振り返り気を付けていきましょう。
愛されキャラは悪口も言いませんし、人を差別したりしないです。
普通の人は自分が差別をしていると思っていなくても、無意識のうちに好き嫌いを分けて嫌いな人には冷たく当たっていることがあるんので、気を付けていきましょう。
良い噂も悪い噂も何倍にもなって伝わってしまうので、どうせなら良い噂をしてみましょう。
9.精神が安定している
嫌なことがあったら気分は落ち込んでしまいますが、急に不機嫌になる人にはあまり関わりたくなくなってしまいますよね。
そのため出来るだけ一定のテンションでいるのが良いです。
人によって態度を変えているようであれば、愛されキャラになっていけません。
どうしても気分が上がらないときはいっそのことその気分が上がらない原因を話してしまいましょう。
7の自虐話でも言ったように失敗談なんかは心を近づけてくれるので、よく分からず不機嫌になるより「昨日○○があったんですよー」と話してしまった方がこっちの気分も良くなります。
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愛されキャラは何かと得をする!
今回は、愛されキャラの特徴について紹介しました。
愛されキャラは、仕事でも実力以上に昇進できたり、人間関係を円滑にできたりなど、いい面がたくさんあります。
愛されキャラの特徴をまとめると以下の通りです。
愛されキャラが無意識にやっている9つのこと
2.名前を呼ぶ
3.挨拶をしっかりする
4.よく笑う
5.細かいところを見てほめる
6.知らないことを知らないと素直に言える
7.自虐話をうまく使う
8.人の悪口を言わない
9.精神が安定している
当たり前のことが多くなりましたが、すべてを意識してしっかりやっている人はほとんどいないかと思います。
そのため少しずつでも意識してやっていくことで周りと差をつけられるので、自分の一番出来そうなものを一つ明日からやってみましょう。