大企業に入っても安定ではないですし、世界で活躍している日本人や、やりたいことを仕事にしている人を見ていると時々不安になりますよね。
その不安な気持ちと付き合っていくの大変ですが、実はその不安って重要なんです。
不安を抱えているということは将来起こるかもしれない不測の事態を防げる可能性が高くなります。
今回はその不安な気持ちと付き合っていくためにすべきことを3つにまとめました。
・特に不満はないけどなんか不安
という人に向けた記事になっているので、当てはまる人は最後までお読みいただくことで、不安とうまく付き合って働いていく方法を知ることができます。
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結構みんな不安を抱えている
以下は人材会社から引用させていただいた2017年4月~9月で4万人の転職者に対して行ったアンケートです。
順位 転職理由 割合 1位 他にやりたい仕事がある 13.1% 2位 会社の将来性が不安 9.8% 3位 給与に不満がある 8.6% 4位 残業が多い/休日が少ない 6.7% 5位 専門知識・技術を習得したい 3.7% 6位 U・Iターンしたい 3.3% 7位 会社の評価方法に不満がある 2.7% 8位 土日祝日に休みたい 2.6% 9位 雇用形態を変えたい 2.3% 10位 市場価値を上げたい 2.3%
出典:DODA「転職理由ランキング<最新版> 総合」
1位の他にやりたい仕事ができたというのも、言い換えれば今の仕事には何かしら不満や不安があるということですし、将来に対する不安は結構みんな抱えているものです。
縮小している業界の企業ではリストラなどされないか、安定した企業にいてもこのまま何も挑戦しなくていいのかという気持ちは出てきますよね。
将来が不安なあなたがするべきこと
将来が不安なことは未来に起こる不測の事態を防げる可能性があるので、良いことというお話をしましたが、だからと言ってあまりくよくよしてしまっていても仕事に弊害が出ます。
例えば不安だからあまり仕事を受けたがらず成長していかない、マイナス評価を受けないようにできるだけ失敗しないようにするなどと言ったようにです。
もともとトップクラスに成績を残して、企業でも一流と認められているなら現状維持でもいいかもしれませんが、基本的に自分の限界を少しずつ超えていかないと、結果は出なくなっていきます。
将来に不安を抱えながら仕事をやっている人は以下のことを試して、より不測の事態に備えながら、仕事の能率も上げていってください。
1.不安なことを明確にする
不安という気持ちはどうなるかわからないということからきています。
普通に会社で働いていたら「リストラされるかも」と不安になるかと思いますが、「もう君は3か月でリストラすることになった」となればリストラされるという不安はなくなりますよね。
不安なことは明確にしていくことで、不安な気持ちを抑えることができます。
また不安なことを明確にすれば以下のように改善策を打っていけるので、明確にするために書き出して整理することは絶対にやっていきましょう。
・リストラされるかもしれない
→とにかく業績を上げる
・このままこの会社にいても充実しないかも
→新しいことに挑戦して充実できることを探す
・家庭を作ったりするのには給料が足りない
→何かいい副業ができないかな?
改善策を打てるということは不安を持つ人のメリットでもあるので、割り切って自分の不安を書き出してはっきりさせていきましょう。
おそらく不安なことと言っても数十個が限界でしょう。私の不安なこともその程度しかないのかと開き直ることもできます。
また不安なことを整理していかないことには成長もしていけないので、不安を書き出して明確にしていくことが大切です。
2.すぐ片付くことからTODOリストを作って片付けていく
不安なことを書き出して明確にしたら、それを解決するTODOリストを作っていきましょう。
どうしようもないことであれば気分転換をしたり、不安を忘れたりすることは大切ですが、根本を解決していくことが一番不安を解消できます。
書き出した不安が何十個あろうと、片付けやすいものからTODOリストを作って片付けていくと、不安は減っていきます。
がむしゃらに頑張る必要はありませんが、昨日の自分より今日の自分に少しだけ、1%だけでもいいので、負荷をかけていくことで多くのことをできるようになります。
TODOリストはちゃんとできる範囲で行動ベースで書いていきましょう。
例えば
なんて言うことを普段本を読まない人が掲げていたら、まずスキルアップの定義がよく分からないですし、毎日1冊本を読むなんて漫画でもない限りできません。
などとちゃんと結果につながる行動をしていき、できそうな目標を立てましょう。
ゆっくりでも前に進んでいれば将来大きくなって返ってきます。
3.解決策が見つからないものは忘れる
解決策がどうしても見つからない場合は忘れる努力をしていきましょう。
どこかに解決策が隠れている場合もありますが、どうしても見つからない場合は悩んでいるだけ無駄に労力を失ってしまいます。
忘れるというのも難しいことでありますが、できることに集中して、できないことに集中する時間を無くすようにしていくことで不安は消えていきます。
悩まない人はいい意味で自分を良く知っていて「これは自分には難しい」「自分はこれは苦手」といったように自分の弱点を認めて必要以上に悩まないようにしています。
解決策が見つからないものは忘れてしまいましょう。いつまで悩んでも解決しないのであれば忘れる努力が必要です。
4.自分にスキルを身に着ける
基本的に仕事に対する不安は、お金に関すること(給料が安いなど)かやりがいに関すること(この仕事を後30年やった先には何があるのか)という2つが大きいところだと思うので、これは誰にも負けないスキルを身に着けることで解消されます。
スキルを身に着けて希少な人材になることができたら、給料を上げてもらう交渉をしたり、自分でビジネスをやって稼ぐということも出来ます。
またやりがいに関しては、確かにやりたいことで自己実現をするというのも大切ですが、人には「承認欲求」という認められたいという気持ちがあるので、そこを満たすこともやりがいに繋がります。
スキルを身に着ければ、役に立っているという実感があるので「承認欲求」は満たされやりがいが出てきます。
自分が取り組んでいて苦じゃないことで、今後役に立ちそうなことをスキルとして身につけましょう。
今後役に立ちそうなことが分からない場合はひたすら著名人のSNSやニュース、本から情報収集をしていきましょう。
情報収集については下記でまとめているので、こちらもご覧ください。
http://stensyoku.com/2017/11/29/%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%82%92%e5%88%b6%e3%81%99%e7%89%a9%e3%81%af%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%82%92%e5%88%b6%e3%81%99%ef%bc%81%e7%84%a1%e6%96%99%e3%81%a7%e5%87%ba%e6%9d%a5%e3%82%8b%e6%83%85/
5.適度に気分転換をする
短期的に解消できない不安がありもんもんとしていると、精神に支障をきたしてしまう場合もあります。
不安なことを解消していく必要もありますが、気分転換をして不安を薄めていくことも大切です。
不安なことを解消していくにはかなりの労力を使うので、時に他のことを忘れて取り組めるような気分転換をしましょう。
不安なのに遊んでいられないよという人ほど気分転換をした方が良いです。
あまり煮詰まってしまうと確実にボロが出ます。
私の周りでも大学時代ほとんど勉強しかせずに在学中に会計士試験に受かった人がいましたが、不安から自分を追い詰めるタイプだったので、食事ができなくなるということもあったらしいです。
そこで気分転換をすることを意識したから大事に至らなかったものの、思いつめるとかなり危険です。
以下に気分転換に最適なことをまとめているので、こちらもご覧ください。
http://stensyoku.com/2017/09/08/%e6%98%8e%e6%97%a5%e3%81%ae%e4%bc%91%e3%81%bf%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%97%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%9f%e3%81%8a%e4%b8%80%e4%ba%ba%e6%a7%98%e3%81%ae%e4%ba%88%e5%ae%9a%e3%81%8c%e6%b1%ba%e3%81%be%e3%82%8b/
まとめ
不安を抱えてしまっていると何をするべきかわからなくなってしまっているかもしれませんが、とにかく行動をしてきましょう。
行動をすることでしか不安は解消されません。
新しく行動する気力すらない人はこちらもご覧ください。
http://stensyoku.com/2018/04/08/%e6%9c%80%e5%88%9d%e3%81%ae%e4%b8%80%e6%ad%a9%e3%82%92%e8%b8%8f%e3%81%bf%e5%87%ba%e3%81%9b%e3%82%8b%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%aa/