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あの人ってなんか偉そうだよね…
偉そうにしようと思って偉そうになる人はほとんどいません。
ということは意識しなくても偉そうになり、煙たがられてしまうことは、誰にでも起こることなので、「あの人ってなんか偉そうだよね」と思われる可能性は誰にでもあります。
もちろんすべての人から好かれることなんて不可能です。
ただ、無意識に偉そうになってしまっていたら、仕事や日常生活で人間関係がうまくいかなくなってしまうでしょう。
そこで今回は、無意識に偉そうになってしまう人の特徴を紹介していきます。
自分では分からずに、偉そうになってしまうことは誰にでもあるので、もし当てはまる点があったら、見直してみてください。
無意識に偉そうに見られてしまう人の7つの特徴
早速、無意識に偉そうに見られてしまう人の特徴を紹介していきます。
当てはまったからといって、必ずしも偉そうに見られているとは限りませんが、可能性はあるので、気になったら振り返ってみてください。
1.勝ち負け、上下、序列にこだわる
勝ち負けや上下などにこだわりすぎる人は、偉そうに思われやすいです。
上下を気にしている人は自分が上だと思うと、人には偉そうに映ってしまいます。
もちろん結果に対して勝ち負けや、上下関係をしっかりすることは時には大切ですが、固執するのはやめましょう。
- 立場や結果が下の人にも敬意を払う
- 人を上下で見ない
- 立場の弱い人にこそ気を使う
といったことを意識していきましょう。
一流の人は自分より成績や能力が劣っていると思える人にも、敬意を払っていいところを見つけています。
偉そうに思われないためにも、自分の磨いていくためにも上下で物事を見ないようにしていきましょう。
2.態度が大きく自分ばかり主張している
主張が強すぎる人も偉そうに見られてしまいがちです。
自分の意見を主張するのは大切ですが、相手のことを考え、相手に伝わるように言わないと伝わりもしませんし、偉そうに映ってしまいます。
また態度が大きいというのは人から見たら、態度が大きくても自分では当たり前になっていて気付くのがなかなか難しいです。
主張する時に言い方を考える、相手の意見もしっかり聞く、当たり前ですがしっかり意識していないと、無意識に態度が大きく偉そうになってしまいます。
3.聞くということはいいコメントを返すことだと思っている
聞き上手は上手く言葉を返すことだと思っている人は、無意識に偉そうに見られてしまっている可能性があります。
人間には人に話を聞いてもらいたいと思う欲求があり、話を聞いてもらったと思えるのは、気の利いたことを返すことではなく、しっかり聞くことです。
論理的に物事を考える人に多く、いわゆる共感ではなく、答えを掲示してしまう人です。
もちろん答えが必要な時も多くありますが、「そんなのこうすればいいじゃん」のように答えてしまうと偉そうに思われてしまいます。
もしかしたらそうかもしれないという人は「確かにそうかもしれません。ですが私はこう思います。」といったように枕詞をはさみ、「私はこう思います」と伝えることで、緩和していけます。
返す言葉を考えることに必死になっていたら、アドバイスしているつもりでも、偉そうに見られてしまうので、気をつけていきましょう。
4.何かを教える気持ちが強すぎる
たまに1言ったことを10で返してくる人がいるかと思います。
もちろん本人は相手のためを思っているからこそしていることですが、これも逆効果です。
教えるのは良いのですが、人は自分が期待しているより多くのことを話されると、おせっかいと感じ偉そうに見えてしまいます。
相手もあなたの話を聞きたいわけでなく、どうしたらいいかを知りたいので、どうしたらいいかを端的に伝えられるようになると信頼も得られます。
5.自分の基準を人に押し付ける
自分がこうだから相手もそうと考えている人は要注意です。
物事の感じ方は人によって大きく違うので「自分がこう感じたからこうなんだ」と決めつける態度は偉そうに見えてしまいます。
「俺だったらこうする」ということをよく言う人に多い特徴です。自分が主張する場面も必要ですが、相手に自分の基準や考えを押し付けてしまと偉そうに見えてしまいます。
偉そうになっているかもしれないと思う人は、自分と相手はそもそも違く、同じ物事でも全く逆の考え方をすることがあるという基本を意識して、仕事をしてみましょう。
自分が意見を主張した後に、「山中さんはどうですか?」といったように意見を聞くことも謙虚に見えます。また自分の主張を押し付けないことで、会議も活発化していきます。
相手がどう感じるか考えることで、仕事の質もかなり向上しますので、相手がどう感じているか、どう思っているかと相手の気持ちを常に考えて行動するようにしていきましょう。
6.自信がない
意外かと思われますが、自信がないという人も無意識に偉そうに見られてしまいがちです。
自分の主張に自信がないので、それを悟られないように強くいようという心理が働くので偉そうに見えてしまいます。
またこういった自信がなくて偉そうになってしまう人は自分が偉そうであることに気づきにくいですが、普段おどおどしている人が何か伝える際など偉そうになることが多くあります。
自信がなくて偉そうに見えてしまっている人は、弱いところがあります。
こういった状態で冷静沈着に問題点を指摘されるとダメージはかなり大きいので、自分に自信がない人は自分の言動が偉そうに見えないか振り返っていきましょう。
7.自己評価が高い
他人からの評価と自己評価に開きがある人も偉そうに見えます。
例えば信頼している社長からであれば素直に聞き入れられることも、あまり仕事のできない同期から言われたら聞き入れられないといったこともありますよね。
自己評価が高くそれを出してしまっていると、態度が大きくなってしまい、大したことないのに大きいこと言っているなと思われ、偉そうに見えてしまいます。
他者の評価は見えないので判断は難しいですし、逆に自己評価が低すぎる人もいますが、言い方に気を付けることで、偉そうに見えません。
「自分なんてまだまだですが、私でよければ」といったようなことを言って、腰を低くしていくことで、自己評価が高く偉そうに思われてしまうことは避けられます。
偉そうに思われないためには自分本位を捨てる
偉そうになってしまう人には自分本位になってしまっているという心理があります。
自己を主張していくことも大切ですが、偉そうにならず自己を主張することも出来るので、仕事で信頼や評価を得ていきたい場合には、相手の気持ちをしっかり考えて行動していきましょう。
もちろん時と場合によりますし、相手の気持ちははっきりわからないですが、相手がどう思っているのかを考え、試行錯誤していくことで、より相手の気持ちを推し量れるようになります。
偉そうかもしれないと思っている人は、常に相手の気持ちを考えて行動するということをしていって改善をしていってください。
また相手の気持ちを考えるにあたってヒントになることを以下にまとめているので、こちらもご覧になってください。
無意識に偉そうに見えると知らぬ間に損をする
今回は、無意識に“偉そう”に見られてしまう人の7つの特徴と改善方法を紹介しました。
無意識に偉そうに見られてしまう人の特徴は、振り返ると以下の通りです。
- 勝ち負け、上下、序列にこだわる
- 態度が大きく自分ばかり主張している
- 聞くということはいいコメントを返すことだと思っている
- 何かを教える気持ちが強すぎる
- 自分の基準を人に押し付ける
- 自信がない
- 自己評価が高い
偉そうに見えると、まわりの人も本音を話してくれなくなりますし、コミュニケーションが取りづらくなります。
せっかくここまで見ていただいたので、紹介したポイントに気を付けて、コミュニケーションを円滑にしていきましょう。