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今の転職は転職エージェントの利用が主流
転職をしようと考えた時に、ハローワーク、直接企業を探す、友人の紹介、転職サイトなど色んな方法がありますが、今の転職は”転職エージェント”を使うのが主流になっています。
転職者が転職エージェントを使うのは、年々徐々に増えていて、2018年現在45%ほどの転職者が転職エージェントで転職をしていると言われています。
転職エージェントでは、求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書の添削や面接練習といった”転職力をアップさせる”ことも行ってくれるので、自分に合った優良企業に就職できる可能性が高まるでしょう。
今回は、”転職エージェントとは”といったところから、”転職エージェントの使い方””おすすめの転職エージェント”まで転職エージェントを使う際に必要な全知識を紹介していきます。
転職を考えている人は、ぜひ最後までお読みいただいて、私どもに自分に合った企業を見つけるお手伝いをさせてください。
転職エージェントとは
転職エージェントは、転職相談所といったところで、ネットから登録をして、実際に相談をしに行くところになっています。
転職エージェントは、採用したい企業に求職者を紹介する人材の企業です。
転職エージェントは、企業に人を紹介して紹介料をもらい、求職者に無料でサービスを提供しています。
また求職者には、
- ヒアリングをして合いそうな求人の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 応募企業、業界に合わせた面接練習
- 応募企業とのやり取り
をしてくれます。
転職エージェントは、転職者は無料で転職に役立つサービスを受けることができるので、主流の転職方法になっています。
転職エージェントを使うメリットデメリット
転職エージェントは上手く使うことで転職の効率化を進め、理想の企業に出会いやすくなりますが、デメリットもあります。
ここでは転職する際転職エージェントを使うメリットデメリットを紹介していきます。
転職エージェントを使うメリット
転職エージェントは、転職全般のサポートをしてくれるので、具体的に以下のメリットが得られます。
- 客観的意見を得ることができる
- 効率よく企業に出会える
- ネットに出ていない企業にも出会える
- 担当が人事にプッシュしてくれる
- 面倒ごとを任せられる
- 退職のアドバイスももらえる
- 早く転職できる
といったことが、転職エージェントを使うメリットでしょう。
転職エージェントは、何人もの転職者を支援してきているので、客観的意見をもらったり、面接練習を受けたりすることで、転職の効率が上がっていきます。
また人事にあなたのことをプッシュしたり、応募企業に合わせた面接練習を行っていくので、内定率も上げることができるでしょう。
転職エージェントを使うデメリット
転職エージェントを使うと、転職を効率的に進めることができ、内定率も上がっていきますが、デメリットももちろんあります。
転職エージェントを使うデメリットは以下の通りです。
- 流されて転職してしまう可能性がある
- レベルが高い企業はほぼ受けられない
- 担当による差が大きい
- 見れる求人の量は少ない
転職エージェントも商売なので、転職エージェントとして、転職してほしいところもあり、流されてしまう可能性があるでしょう。
また、転職エージェントに行くと、担当がついて、担当と一緒に転職活動をやっていくので、担当の実力が大きく関わってくるでしょう。
そして、担当がヒアリングをした結果から何件か合いそうな企業を紹介してくれるという流れなので、見れる求人の量は少ないです。
ただデメリットは、対策をすることで防ぐことができるので、対策を知りたい方は以下の記事も見てみてください。
転職エージェントと転職サイトの違い
転職エージェントと転職サイトの違いは主に「転職エージェント=人に相談をしに行く」「転職サイト=求人応募までネットで完結」といった違いになっています。
転職エージェントは特に「転職のやり方もよく分からない」「転職が不安」「客観的意見が欲しい」という人に特におすすめです。
転職サイトの方は、「自分のペースで転職を進めたい」「まずは企業を見たい」といった人が利用すると、良いでしょう。
転職エージェントを選ぶか、転職サイトを選ぶかは目的やタイプによって変わってくるので、ぜひ検討してみてください。
転職エージェントの選び方
転職エージェントを使おうと決めた際にどの転職エージェントを選んでいくかということも非常に大切です。
転職エージェントの選び方として重要なのは、
- 求人数が多いか
- サポートがしっかりしているか
- 希望業界や職種に強いか
- 評判がいいか
ということが大切になってきます。
また転職エージェントにもそれぞれ特色があるので、使ってみて合うか合わないかを考えていく必要もあるでしょう。
おすすめの転職エージェント
先ほども説明しましたが、転職エージェントは何を選ぶかということが非常に重要になってきます。
やはり、求人数を多く抱えていて、実績があり、評判がいい転職エージェントと転職をしていくことで、良いキャリアを描けるようになるでしょう。
その基準を満たし、特におすすめの転職エージェントは、『リクルートエージェント』と『パソナキャリア』です。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職業界No.1企業と言われているほど実績のある転職エージェントです。
40万人以上の転職を支援してきて、10万件以上求人があるので、転職のサポート力があり、合った求人を見つけやすいと言えるでしょう。
「かなりの数の求人があった」「面接練習が非常にためになった」という口コミも多いので、転職の根本のサポートをしてもらうのに間違いない転職エージェントです。
まず「転職エージェントを使おう」となったら、ぜひリクルートエージェントを利用してみてください。
パソナキャリア
もう一つ本当におすすめできる転職エージェントは『パソナキャリア』です。
パソナキャリアの良いところは、とにかく力を入れてサポートをしてくれるという口コミが多いことで、平日の夜中や土曜も対応してくれたとの声も挙がっています。
また初回面談も他の転職エージェントでは30分ほどですが、パソナキャリアでは1.5~2時間ほど行って、「本当に転職するべきか」「今後どういったキャリアを歩んでいきたいのか」を徹底的に深掘りしてくれます。
パソナキャリアは「自分で何がしたいのかはっきりしていない」「転職が不安でするべきかも迷っている」という人に特におすすめの転職エージェントです。
これから転職活動を始める人はもちろん、転職に行き詰っているという人もぜひ利用してみてください。
さらに転職エージェントを見ていきたい方はこちらもご覧ください。
転職エージェントの使い方
「転職エージェントを使って転職をしていこう」となったときに、どのように転職エージェントを使っていけばいいかといったことを紹介していきます。
しっかり使い方を学んで、転職エージェントでの転職を成功させてください。
登録をして面談に行く
まず転職エージェントに登録をしたら、メールなり電話なりが来て面談をしに行くことになります。
登録したら、ほとんどの転職エージェントは3営業日以内に連絡をくれるでしょう。
約1時間ほどの面談を行うために、転職エージェントに出向くことになります。
面談ではヒアリングをされ合いそうな求人を紹介してもらう
転職エージェントに出向いたら、担当との1対1での面談が始まります。
「どういったキャリアを歩んできたのですか?」といったちょっと硬い質問から、「好きなことは何ですか」といったような砕けた質問まで、色々な質問をされ、どういった企業が合いそうかということを判断されるでしょう。
その結果担当が合いそうと思った企業を5~10社程度持ってきて、企業に対する説明、あなたに合うと思う理由を説明してくれます。
最後に、その求人が良いと思えばすぐに応募するのもいいですし、一度持ち帰ってもう一度検討するのも良いでしょう。
一説では、7割程度の人が一度持ち帰って考えているとも言われているので、無理やり転職させられるといった心配もないです。
履歴書添削・面接練習をしていく
企業に応募することになったら、履歴書の添削やその企業に合わせた面接練習をしていきます。
転職エージェントは、あらかじめ紹介企業でどういった質問をされるのか、どういう人材が求められているのかといった情報を手に入れているので、面接練習をすることで面接通過率を一気に上げることができます。
転職エージェントを使うメリットとして特に重要なことでしょう。
求人に応募をして面接をしに行く
最後に求人に応募をして面接をしに行くといったフェーズになります。
ここに関しては、転職エージェントはあまり出てきませんが、面接の結果などは転職エージェントを通して聞くといった形になります。
転職エージェントを使いこなす方法
先ほどは基本的な転職エージェントの使い方を紹介したので、ここからは、転職エージェントを使いこなす方法を紹介していきます。
転職エージェントでを使いこなすと、転職が何倍にも効率化していくので、ぜひ試してみてください。
転職エージェントに複数登録する
流されて転職をしないためにも、転職エージェントの質をしっかり見定めるためにも、少なくとも2つのエージェントに登録をして、比較しながら使っていくことをおすすめします。
1か所しか使わないと、そこが正しいと思ってしまい、間違った方向に行ってしまう可能性が高いです。
また逆に5か所6か所と登録をしてしまうと、管理しきれなくなるので、3~4か所に登録して進めていくのがおすすめです。
自分の状況をできるだけ細かく伝える
企業との面接では、多少言い方を考えたり、伝え方を工夫していく必要がありますが、転職エージェントには、自分の状況を細かく伝えていくのが良いでしょう。
転職エージェントに気を使って、思ったことを言わないと、理想の企業に出会うことも難しくなってしまうので、 しっかり自分の状況を伝えていく必要があります。
キャリアに自信が無くて「正直に言うの恥ずかしい」高望みしすぎているかもしれないと考えて、条件をあまり言わないといったことは逆効果になってしまうので、できるだけ避けましょう。
良いところがあればすぐにでも転職したいと伝える
転職というのは、人生を左右する大きなことなので、転職エージェントも緊急で転職したい人には、特別に時間を作ってでも向き合うでしょう。
転職にあまり後ろ向きだと、転職エージェントもどうしていいのかわからなくなってしまうので、「良いところがあればすぐにでも」というのは、大切です。
転職しようか迷っている人も、自分の100%希望がかなえられる職場に出会ったら転職すると思うので、嘘でもないでしょう。
しっかりサポートしてもらうためにも、転職エージェントには「良いところがあればすぐにでも転職したい」と伝えることをおすすめします。
内定をもらったら改めて違う転職エージェントに相談しに行く
人には、「好意の返報性」といった、”好意を向けられると自分も好意を持つ”といった習性があると言われています。
これは企業に対しても一緒で、内定をもらうことで、その企業が通常より良く見えてしまうことがあります。
そういった際冷静になるためにも、内定をもらった後に改めて違うエージェントに新しい気持ちで相談しに行くことで、より合う企業を冷静に判断できるようになるでしょう。
勢いで転職をして後悔しないためにも、内定後に一度違う転職エージェントに相談することをおすすめします。
転職エージェント以外の転職方法
ここからは転職エージェント以外の転職方法を紹介していきます。
転職エージェントでの転職も優れている点がたくさんありますが、その他の転職方法でも、良い点はあるので、しっかり確認してきましょう。
ハローワーク
転職はハローワークと考える人も多いでしょう。
確かにハローワークにも優良な求人はありますが、ハローワークには企業も無料で、あまり厳しい基準がなく求人の掲載ができるので、いわゆるブラックと言われるような求人も多くあると言われています。
転職エージェントでは、明らかなブラック企業は転職エージェント側が載せませんし、求人を載せるのに費用がかかってくる分、応募してもらえるような条件を用意しておかないと、無駄になってしまうため、求人の質は上がります。
ハローワークもいいですが、転職エージェントの方が効率的に優良企業に出会えると言えるでしょう。
転職サイト
転職サイトでの転職も良いでしょう。
転職サイトでは、膨大な求人を自分の条件に合わせて絞って見ることができるので、色んな求人を見つつも、合った求人を見つけやすいでしょう。
転職エージェントでは、見られる求人が限られるといった点がデメリットなので、転職サイトで色んな求人を見つつ、転職エージェントで転職を進めていくと、効率よく合う企業を見つけることができます。
直接企業と繋がる
行きたい企業が決まっている場合、その企業のホームページから応募する、企業に直接入りたいと問い合わせるといったこともできます。
憧れているからといって良い企業とは限らないので、ちゃんと考える必要はありますが、直接繋がるといったのも転職の一つの方法でしょう。
また友人が働いている企業に紹介で入るといったこともできる企業が多いので、「転職をしたい」と思ったら友人が何をしているかなど聞いてみても良いでしょう。
転職エージェントを利用して転職を効率化させよう
今回は、転職エージェントを使う際に必要な全知識を紹介しました。
転職エージェントは、今転職方法の中でも主流になっていて、多くの人が転職エージェントを利用して、理想の職場を手に入れています。
転職エージェントは上手く使うことで、転職を効率化してくれ、後悔しない転職ができるようになりますが、選び方や使い方を間違えると逆効果になってしまいます。
しっかり選んで、しっかり使いこなして、ぜひ理想のキャリアを描いてください。