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周りの目が気になって仕方がない…
あなたも人の目を気にして、やりたいことをしなかったり、疲れてしまったりということがありませんか?
現代社会ではほとんどの人が、人目を気にして、やりたいことを抑えてしまったり、疲れてしまったりしているかと思います。
普通に生活をしていると、どうしても人の目というのは気になってしまうものですよね。
もちろん空気を読むことも大切ですが、他人の目を気にしすぎていては、自分を犠牲にすることになり、気持ちが消耗していってしまいます。
そこで今回は、今からできる他人の目が気にならなくなる方法を紹介していきます。
頑張り屋さんの自分を、少し大切にしてあげるためにぜひ最後まで読んでみてください。
そもそもなぜ人目が気になるのか
まず人目が気になることを克服していくにあたって、なぜ人目が気になるのかについて紹介していきます。
しっかりチェックして、人目が気になることを克服するのに役立てましょう。
人には認められたいという気持ちがある
人には「承認欲求」と言った認められたいという気持ちがあると言われています。
人によって弱い強いありますが、人には認められたいという気持ちがあるので、人目を気にして、「人から認められよう」とします。
あまりに認められたいという気持ちが強いといわゆるメンヘラになってしまいますが、人には少なからず認められたいという気持ちがあるので、人目が気になってしまっていると言えるでしょう。
人に認められたいと考えるのは自然なことなので、この承認欲求を抑えるというより、上手く付き合っていく必要があります。
自分に自信がない
人目を気にするということは、自信のない自分に保険をかけているとも言えます。
例えば、自分が一人で「この服可愛い」と思って買ったとして、それを否定されると「自分ってセンス無いのかな」と思いますよね。
ただ、親友や恋人と買い物に行って「似合うよ!」と言われて買った服が否定されたとしても「親友が良いって言ってくれたからこの人に良さは分からなくてもいいや」と開き直ることができるかと思います。
そういったように、自分一人では自信を持てないことでも、人の目を使って自信をつけることもできるので、自分に自信がない場合に、人の目を気にするとも言えるでしょう。
思い込みが激しくネガティブ思考
起こったことに関して、ネガティブにとらえてしまう癖のある方は、人の目が気になると言えるでしょう。
例えば、会社で雑談をしている同僚がいた時に「もしかして私の悪口で笑っているのかな」などと考えてしまうような方です。
そうなってしまっている人は、過去の経験などから思い込んでしまっているので、直すのが難しいですが、思い込む癖があるということも人目が気になる心理と言えるでしょう。
他人に嫌われるのが怖い
承認欲求と似ていますが、人は全く利害関係のない他人ですら嫌われるのが怖いので、人の目を気にしています。
元々人は、論理の生き物ではなく、感情の生き物と言われているので、「他人から嫌われても何の損もない」と分かっていても、嫌われるのが怖いという気持ちがあります。
後で他人の目を気にしない人の特徴も紹介しますが、そういった人も、他人に嫌われるのは実は怖いですが、それをポジティブに転換して、他人の目を気にしなくしています。
人は不都合が無くても、他人に嫌われるのが怖い気持ちを持っているということを頭に入れておきましょう。
他人の目を気にしない人の特徴
ここからは他人の目を気にしない人の特徴について紹介していきます。
他人の目が気になってしまっている人からしたら、人の目が気にならないことは、すごくよく見えますが、周りの目を気にしないは気にしないで、欠点もあるので、しっかりチェックしていきましょう。
他人に対する興味が薄い
他人の目を気にしない人は、他人に対する興味が薄く、少し冷たい人が多いです。
良い言い方をすると、心が独立しているとも言えますが、感情的というよりは論理的に人間関係を判断していく人が多いです。
人によっては、冷たいと思われ苦手意識を持たれることもあるでしょう。
ただ本人は「どう思われても自分は自分」という気持ちがあるので、あまり人の目が気になって不安になることはないでしょう。
自分の考えに責任を持つ自信がある
自信があるという言葉は少しあいまいで、人の目を気にしない人は、自分の考えに責任を持つことができると言えます。
自分で決めたことが起こしたことに関して、怒られたり、否定されたり、立場が悪くなったりしても、「自分の考えでやったんだから仕方ない」と思うことができます。
逆に人の目が気になる人は、「ああすればよかった、こうすればよかった」と考えすぎてしまい、自分の考えに責任を持てないと言えるでしょう。
執着心が無い
他人の目を気にしない人は、いい意味で冷めていて、執着心が薄い傾向にあります。
物や人に対しての執着心が薄ければ「何を失おうが、どんな評価を下されようが平気」といった状態になり、他人の目が気にならなくなります。
逆にこだわりが無いともとれるので、執着心が無いということは、一長一短でしょう。
どうにもならないことは考えない
他人の目を気にしない人は、自分が何かしたところで、現実が変わっていかないことをくよくよ考えません。
例えば、仕事で失敗をしたときも、他人の目を気にしない人は「起こったことはしょうがない。これから気を付けよう」と考えますが、人の目が気になる人は「あの時こうすればよかった」といちいち考えます。
ここの考え方は、仕事の成果にも繋がってきます。
誰でも失敗はするので、くよくよせず反省だけして、次の行動をすぐにとれる人は仕事ができる人になっていくでしょう。
過去を振り返らない
人の目は気にならない人はあまり過去を振り返りません。
反省はして次回に活かしますが、それ以上振り返っても気持ちが落ち込むだけと分かっているので、過去を振り返ることはしないでしょう。
また過去の良いことを振り返るのであっても「あの頃はよかったなあ」と、今の自分と比較して自己嫌悪になってしまうので、やめておいた方が良いでしょう。
夢中になれるものを持っている
他人の目を気にしない人と言っても全く気にしていないのではなく、気にしにくい、もしくは気にしても忘れることができるといった人です。
趣味でも仕事でも良いので、夢中になれるものを持っていると、そういった他人の目を気にするのを忘れることができるので、徐々に周りの目を気にしなくなっていきます。
仕事に精を出すのも大切ですが、夢中になれるものを見つけるといったことも大切になってくるでしょう。
体が健康である
他人の目を気にしない人は、健康であることが多いです。
やはりどうしても体に不安があると、色んな細かいことが気になってしまうので、健康と言った物理的な面も大切になっていきます。
また健康が精神に及ぼす力は大きいので、今健康な人でも健康に気をつけていくべきでしょう。
いくら仕事が忙しくても、体を壊したら働けなくなってしまい、逆効果なので、睡眠、食事、運動をある程度こだわってやっていくと、人の目が気にならなくなっていくでしょう。
周りの目を気にしなくする7つの方法
ここからは具体的に周りの目を気にしなくする方法を紹介していきます。
どうしても周りの目が気になって疲れてしまうという人から、もっと挑戦をしたいから周りの目を気にしなくしたいという人まで役立つ内容になっているので、ぜひやってみてください。
2.目的論で考える
3.自分が何が起こるとどういう気持ちになるかを知る
4.心をさらけ出せる人を作る
5.あえて適当に過ごす
6.他人の目が気になることに罪悪感を持たない
7.自分ではなく物事に対して批判されていると考える
1.もう1人の自分を作り客観的に自分を見る
例えば仕事で全然成果が出なくて、会社にいづらいなんて思っていたとします。それって自分だから気になるだけで、他人はほとんど気にしていません。
逆はあなたは他の人が成果を出せていないことを全員分事細かに覚えていますか?おそらく覚えていないと思いますし、他の人がいくらヘマしようが、いくら成果を出そうが自分のことよりは小さく見えますよね?
なので周りの人もその程度しか見ていません。自分の中にもう1人の自分を作って、客観的に自分を見てみましょう。この癖がつくと無駄に凹まなくなります。
2.目的論で考える
目的論とは「〇〇という目的があって××という行動をする」という考え方です。
例えば友達に嫌なことを言われたムッと来て口をきかなくなったとします。
この場合友達に嫌なことを言われて、怒りという感情が起こったのではなく、もう嫌なことを言われないように自分を守るために、怒りの感情を使っていると考えます。
最初は困惑すると思いますが、感情には必ず目的があるので、怒った時など”自分はなんの結果を求めて怒りの感情を持ち出しているのか“という振り返りを出来るようになりましょう。
3.自分が何が起こるとどういう気持ちになるかを知る
「できるだけ怒らないようにしよう」と考えるより「何が起きたら自分は怒るのか」ということを細かく知っておく方が、感情に揺さぶられなくなります。
これを知っておくと、自分を客観的に見れるようになり、〇〇が起こったから××の感情が起きているんだなと冷静に分析できるようになります。
日記を書くなどして自分のことをより知るようにするとやりやすくなります。
4.心をさらけ出せる人を作る
他人の目を常に気にして疲れてしまっている人は、家族や友人などできる人で良いので、心をさらけ出す人を作りましょう。
心をさらけ出せる人を作ると、人目を気にしてしまって溜めたストレスの解消にもなりますし、「自分を認めてくれる人がいる」という気持ちから、人目を過度に気にすることもなくなります。
それだけで気持ちはずいぶん楽になりますし、さらけ出してもおそらく人は離れていかないので、「自分は他人の目を気にしすぎだな」と気づくことができます。
急には難しいかもしれませんが、他人の目を気にしなくするために、少しずつでも心をさらけ出すひとを作ってみましょう。
あなたの心持ちは大きく変わってきます。
5.あえて適当に過ごす
「他人の目が気になるからできるだけ迷惑をかけないようにしよう」と考えていると、どんどん周りの目は気になってしまいます。
逆にあえて気にしないように適当に過ごすことで「意外と大丈夫なんだ」と知ることができ、他人の目が気にならなくなってきます。
あまりに他人に迷惑をかけることはよした方が良いですが、普段気にしすぎていることをあえてやめてみましょう。
6.他人の目が気になることに罪悪感を持たない
他人の目が気になるなんて、自分はなんて臆病なんだと考えてしまうとより他人の目が気になってしまいます。
何度か説明しましたが、人は多かれ少なかれ他人の目を気にしているので、罪悪感を持つ必要は一切ありません。
他人の目を気にしてしまっている自分を認めてあげて、対策を打っていくことで、周りの目も気にならなくなっていくでしょう。
7.自分ではなく物事に対して批判されていると考える
実際生きていれば批判されることもあり、批判をされると人格を否定された気分になり、より人の目が気になることもあるかと思います。
ただ、人格を否定するようなことを言う人もいますが、その人もあなたのすべてを知っているのではなく、あなたがやったことに対して批判をしているだけです。
そこを大きく解釈してしまって、「自分が否定されている」と感じてしまうと、周りの目はより気になってしまうので、気にしないようにしていきましょう。
意識を変えて、考え方の癖を変えていくしかないので、まずは意識から変えて、人の目を気にしなくしていきましょう。
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他人の目は気にしないようにできる!
今回は、他人や周りの目が気になってしまう心理と、気にしない人の特徴や克服法について紹介しました。
人目を気にしない方法を振り返ると以下の通りです。
2.目的論で考える
3.自分が何が起こるとどういう気持ちになるかを知る
4.心をさらけ出せる人を作る
5.あえて適当に過ごす
6.他人の目が気になることに罪悪感を持たない
7.物事に対して批判されていると考える
人の目を気にするあなたは真面目で、優しくて、一生懸命なので、その優しさを自分にも使ってあげてください。
そういった自分を優しくして、もう少し気楽に生きることができると、より周りの人にもいい影響を与えることができます。
今回取り上げた方法は自分に優しくするためのステップとして、カンタンに明日から出来るものなので、ぜり取り入れてください。