contents
無理をしないで生きていきたい…
ついつい外ではいい顔をしてしまって、いつもクタクタになってしまう
無理をしているつもりではないのに、なぜか疲れが取れない
といったように、自分では無理をしていないつもりでも、知らず知らずのうちに無理をしてしまっていて、いつもいっぱいいっぱいという方も多いかと思います。
人付き合いでも、仕事でも、プライベートでも無理は禁物です。
一時期忙しかったり、自分を追い詰めて成長したりといった考えも大切ですが、無意識に無理を続けてしまうと、潰れてしまう可能性もありますし、人間関係も上手くいかないでしょう。
今回は知らず知らずのうちに無理をしてしまう人に向けて、無理をしないでより良く生きていく方法を紹介していきます。
無理をしてしまっている自覚がある人もない人も確認して、無理をしない癖をつけてください。
無理をしてしまう理由
嫌われる=死だった
人は何万年も前から協力して集落を作って生きてきました。
今ではパソコン一つで稼いで、人と関わらず食べ物や寝床が手に入りますが、長い間人は協力しなければ生きていけなかったのです。
そして太古の昔では、集落から嫌われ仲間外れにされたら死を意味しました。
よって人は本能から例外なく嫌われるのが怖く、相手や組織に合わせます。
まず無理している人は嫌われるを異常に恐れていて、相手に合わせるから無理をする結果になるという風に覚えておいてください。
ずっと苦手克服をしている
向いていないこと、得意ではないこと、好きではないことをしていると無理をしてしまい、ストレスが溜まったり体力を使ったりしてしまいます。
学校でも会社でもそうですが、日本人は苦手な分野を克服することに集中すると言われていて、苦手分野ばかりに目を向けることは、無理すること繋がってしまうでしょう。
苦手を克服することも大切ですが、苦手なことはそれが得意な人に任せ、自分の得意分野を誰にも負けないレベルで伸ばしていくと、仕事もスムーズに進み、ストレスを溜めずに働きやすくなります。
自分の気持ちを大切にしていない
”日本人は奥ゆかしさがあって謙遜するところが良い”と言われていますが、やりすぎたり、「自分なんて、、、」とずっと思っているとネガティブになってしまいます。
「無理しない癖」とは逆に「我慢する癖」がついてしまうとどんどん悪循環に陥り、ストレスが雪だるま式に溜まっていってしまいます。
自分に厳しくあろうとする姿も素敵ですが、やりすぎると他人にも厳しく当たってしまったり、自分を追いつめる結果になってしまうでしょう。
社会人になると何事も根拠を求められがちですが、たまには自分の気持ちを大切にして気分で動いてみてもいいかもしれません。
「無理をしない」癖をつける方法
人の目を気にしなくする
基本的に無理をして人に合わせることでストレスを溜めてしまいます。
現代社会では人の目が気になってしまいますが、無理しがちと思う人は人の目を気にしないという意識を持つといいかもしれません。
【人の目を気にしなくなる方法】
- 人の目を気にしているという自覚を持つ
人の目を気にしなくするには、まずは意識から変えていくことが大切です。
人の目を気にしている、人の目を気にせず生きていこうと決心することから始めると良いでしょう。
- 自分が操れないことに執着しない
他者からの評価など自分が頑張っても操れないことに執着すると人の目も気になり、ストレスが溜まりやすくなってしまいます。
例えばどれだけ上手く仕事をしても、仕事の中身は変えられますが、上司がどう評価するかといったところは操ることができません。
結局人からの評価は操ることはできないので、そこは開き直ってしまった方がよく、徐々に気にしなくしていくようにするとストレスが溜まりにくくなります。
どうしても人の目が気になってしまう人は以下でまとめているので、こちらもご覧ください。
やりたくないことは断る
行きたくない飲み会ややりたくない仕事などは、出来るだけ減らしていきましょう。
人の目は気になってしまいますが、その飲み会に行ったり、その仕事をしてもあなたのことを良く思わない人は良く思いません。
多くの人がやりたくないこともやらなければいけないと思っていますが、そんなことはありません。
本当に得たい結果にちゃんと近づいてる行動なのか考えましょう。
本当に得たい結果にしっかり向かっていることであれば、多少大変なことでも無理をしているとは感じにくいです。
目標を持ちやりたいことをやる
やりたいことに向かっていたり、目標にしっかり向かっていると苦労や無理とかではなく、努力になります。
努力であればストレスが溜まっていきにくいですし、やりがいを持ってやることができるでしょう。
目標ややりたいことが見つからない人は探す必要はありますが、現状に妥協せず探していくことをおすすめします。
あまりしたくないことばかりずっとしていると自然と疲弊していきます。
【やりたいことを見つける方法】
- 気になったことをやってみる
やりたいことが見つかっていないという人は、様々なことを経験していくことでやりたいことのヒントをつかめる可能性があります。
いつも仕事と家の往復ばかり繰り返しいている人は、気になっていることを今一つやってみましょう。
- 直感を大切にする
本当に好きなことって論理的に説明できないので、本能や直感で好きになっています。
社会人になると論理性や根拠を求められがちですが、直感を大切にして好きなものは好き嫌いなものは嫌いという感覚を持つようにしましょう。
やりたいことの見つけ方は別記事でも書いているので、良かったらこちらも参考にしてください。
出来ない自分を認める
私もそうでしたが、自分ができないことが許せずに自分を追い詰めてひたすらダメなところを努力して克服していくと無理をしてしまいます。
そういった時期も必要ですが、やりすぎるとどこかでボロが出て無気力になったり、体調を崩したりしてしまうので、自分を追い詰めすぎないようにしましょう。
また同じ努力でも考えとして、「こんなのも出来ない自分なんでクズだ」と思ってしまうより「これが出来るようになったら良いな」のように前向きにとらえることで無理は軽減されます。
まずできない自分を愛してあげて、その上で成長を目指し努力していきましょう。
人間そんな完璧な人ばかりではないですし、弱点がない人は怖くて面白みがないです。
完璧主義だと思う人は以下の記事も見てみてください。
→完璧主義は仕事が出来ない!?失敗が怖い人の対処法と失敗の活かし方!
どうしてもやらなくてはならないことは先に終わらせる
嫌でもどうしてもやらなくてはいけないことは習慣化してしまい、出来るだけ早く終わらせてしまうとストレスがたまりにくいです。
子供のころ面倒だった歯磨きやお風呂など今になるとできないほど面倒ではありませんよね?
習慣にするまでは大変ですが、習慣にしてしまえばやらないことが気持ち悪くなるので、どうしてもやらなくてはならないことは習慣にしてしまいましょう。
また終わらせていない面倒なことは「あー早くあれやらなきゃ」となりあなたの体力を奪ってしまうので、出来るだけはなく終わらせる癖をつけていくといいです。
面倒なことは
・先に終わらせる
ことでかなりストレスがたまりにくくなります。
ストレス解消法を持つ
自分がこれをしている時なら嫌なことを忘れられるというものを持つことも、無理をしないためには大切です。
自分なりのストレス解消法が精神的に休むことができるので、無理を解消することができます。
また人によって引きこもってゲームをしたり漫画を読んだりする人がいい人もいれば、外で大勢でわいわいするのが良い人もいます。
自分が本当に好きで時間を忘れられるような趣味を持ちましょう。
今思いつかない人は、趣味もやってみないと見つからないので、気になっていることにとにかく取り組んでみましょう。
あえて1日1時間は怠ける時間を作る
無理というのは無意識にうちにしていることが多いです。
頑張った結果ストレスを溜めすぎてしまい、仕事を休んだり、休日に一日寝てしまったりなど起こってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、調子が良くてもやりすぎず怠ける時間を作ること。
調子の良い時にやりすぎと、ツケが回って一日無駄にしたりなどをして、結局効率も悪くなってしまいます。
仕事が終わった後も勉強や能力を高めることをしているのも素敵ですが、調子が良い日も一日に1~2時間は何もしない、もしくは好きなことをする時間を作ってみてください。
長期的に見ると調子の悪い日が減り出来ることが多くなっていきます。
生き抜くために「無理しない癖」は非常に大切
今回は、「無理しない癖」をつけて、我慢せずに楽に生きていく方法を紹介しました。
無理しない癖をつける方法を振り返ると以下の通りです。
- 人の目を気にしなくする
- やりたくないことは断る
- 目標を持ちやりたいことをやる
- 出来ない自分を認める
- どうしてもやらなくてはならないことは先に終わらせる
- ストレス解消法を持つ
- あえて1日1時間は怠ける時間を作る
努力は大切ですが、無理をしてしまうとそのうちボロが出てしまい、どこかで穴をあけることになってしまいます。
ストレスを解消したり、好きなことに取り組んだり、嫌なことからは出来るだけ避けたりして、無理をしないように社会人生活を歩んでいってください。