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面接で落ちる人とは?
いくら仕事ができても、人として良い人でも、面接で落ちる特徴があると、なかなか面接を通過していくことができないでしょう。
自分では気づかない細かいところで評価を落としてしまっている方もいるので、しっかり自分と向かい合う必要があります。
今回は、面接で落ちてしまう人の特徴と、受かる人との違い、対策を紹介していきます。
落ちてしまう人には共通の特徴があるので、しっかり確認して、当てはまってしまったことは改善していきましょう。
面接で落ちる人の特徴【外見編】
面接では、第一印象で9割の評価が決まると言われていて、外見や立ち振る舞いは非常に大切です。
まずは、面接で落ちる人の特徴として、外見のNGポイントを紹介していきます。
清潔感がない
人と接する上で、清潔感は一番重要なポイントです。
清潔感が無いと印象も悪くなりますし、今後会社の顔として仕事を任せるのに不安を覚えます。
清潔感をチェックするポイントとして、
髪型
→整えていない、逆にガチガチ、前髪が長く表情が見えない
顔周り
→男性ひげを剃っていない、女性メイクが濃すぎる
服装
→しわや汚れがついている
臭い
→汗や香水の匂いがキツイ
といったことがあると、清潔感が無いと判断され、印象を大幅に落としてしまうでしょう。
清潔感は自己チェックはもちろん、可能であれば人にもチェックしてもらって、良くしていきましょう。
表情が暗い
表情は印象を決めるのに非常に重要です。
一説によると、人が話を聞く際に影響を受ける強さとして、話の内容より見た目や声のトーンの方が、印象に強い影響を与えると言われています。
基本的に真顔は怖いと言われているので、話に合わせて笑顔を作るなど、表情も意識していくと面接通過率を上げることができるでしょう。
姿勢が悪い
見た目の印象として、姿勢も非常に大切です。
椅子の座り方や、背筋をしっかり伸ばすということだけで、話している内容にも説得力がでるようになるので、姿勢もチェックしていきましょう。
面接では座っている時の姿勢が大切なので、背もたれからこぶし一つ分離れて座り、背筋をしっかり伸ばすという点だけ気をつけていきましょう。
マナーが悪い
転職の面接で基本的なマナーがなっていないと、ほぼ面接に通過することはないでしょう。
基本的なことですが、
- 挨拶がしっかりできない
- 時間を守らない
- 敬語が正しく使えない
- 感謝を言葉にしない
など一つでも当てはまってしまうと、人として信頼することができないと思われてしまうので、面接を通過することは難しいでしょう。
基本的なことは、必ず守るようにしましょう。
面接で落ちる人の特徴【受け答え編】
それぞれ個別の質問に対する答え方も大切ですが、まず一貫して大切な受け答え方や、話の組み立て方があります。
そういった点で、落ちる人の特徴から対策について紹介していきます。
結論から話さない
人に物事を伝える際、結論から話すのが鉄則です。
人は人の話を長い時間集中して聞くことが出来ないので、「結論→理由」といった流れにしていくことが大切です。
分かりやすい話し方としてよく使われる「PREP法」という話し方があり、
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)
という順番を意識することで、分かりやすい話し方ができるようになります。
PREP法は営業のセミナーなどでも使われることなので、伝わりやすい話し方をするのに非常に重要です。
まずは結論から話すことを意識して、慣れてきたらPREP法を使うようにしていきましょう。
的確に質問に答えない
面接では、聞かれたことに対して的確に答えるのが基本です。
当たり前のことと分かってはいても、面接で緊張した場面になると、あれこれ無駄なことを話してしまいがちです。
自分のことで頭がいっぱいにならないように、答える際に常にされた質問を思い浮かべながら、答えていくのが良いでしょう。
もし不安な方は、何度も練習をしていくのが、一番確実です。
転職エージェントを使うなどで、何度も面接練習して本番に臨みましょう。
人の話を聞いていない
面接となると、とにかく自分の話をするというイメージを持っている方が多いですが、話の聞き方も大切です。
回答の準備をして面接に臨むと、面接官の話をあまり聞かずに回答をすることができるとも思いますが、しっかり聞くようにしましょう。
面接官が話している途中で話してしまうのはもちろん、途中で集中力が切れて話を聞いていない、相槌をあまり打たないといったことをすると「人の話を聞くことが出来ない」となり、評価を落としてしまいます。
面接もコミュニケーションということを忘れずに、聞くこともしっかり行っていきましょう。
声が小さい、活舌が悪いなど聞き取りにくい
話が聞き取りにくい場合「相手の立場になって考えられていない」「暗い」「働き出しても支障が出る」と考えられ、面接での評価が悪くなってしまいます。
活舌はしょうがない部分もありますが、自分は声が大きいと感じている方以外は、普段の1.5倍くらいの音量、話す意識をした方が良いでしょう。
特に内勤をしていた人は、周りの人が慣れて聞き取ってもらっているかもしれませんが、他人からしたら聞き取るのが困難かもしれません。
今後のためにも、発声発音に気をつけていきましょう。
面接で落ちる人の特徴【準備編】
ここからは、面接で落ちる人の特徴を面接の準備の仕方から見ていきます。
準備さえしっかりすれば、よほど合わない企業を受けない限り面接は上手くいくので、しっかりチェックしていきましょう。
企業の求める人物像を理解していない
面接で一番大事なことは、企業の求めている人物像に対してアピールをするということです。
企業としても、企業文化や今欲しいポストから、欲しい人物像というのがあるので、そこに対してアピールをすることができれば、内定をもらうことができるでしょう。
また、企業の求めている人物像をただアピールすると嘘になり、見透かされてしまいますが、”企業の求める人物像の中で自分にある要素”をアピールしていくことができると、ネ内定をもらうことができるでしょう。
そのためには、徹底的に企業分析をして、企業の求めている人物像を理解する必要があるでしょう。
求人情報しか見ていない
転職サイトや転職エージェントからもらった求人情報だけ見て、面接に臨むのはあまりおすすめできません。
もちろん求人情報から学べることもありますが、企業側も少ないスペースに載せることになるので、なかなか色んな情報を盛り込むことができません。
また、求人情報はたくさんの応募者を獲得するために、良い事ばかりを書きがちです。
- 企業ホームページ
- 業界誌
- 企業の口コミ
- 業界のニュース
- 決算情報
など様々なものを利用して企業分析をしていくことで、合う企業も見つけやすくなりますし、面接も通過しやすくなります。
その企業の情報しか見ていない
ほぼ確実に「似たような企業もある中でなぜ弊社を選んでくれたんですか?」という質問がきます。
その時に、応募企業の情報しか持っていないと答えることができず、面接ではマイナスになってしまうでしょう。
しっかり業界全体をチェックして、業界での立ち位置、競合他社との違いを理解して面接に臨むことで、通過率はグッと上がるので、応募企業の業界、関連する業界まで見ていくようにしましょう。
全体の内容に矛盾がある
面接で答える内容は、一つ一つの対策も必要ですが、全体の内容に矛盾が無いようにするということも非常に大切です。
例えば志望動機で「色んなことに挑戦できるから」と言っているのに今後のキャリアは「営業を極めていきたい」と言っているようだと「ちょっと矛盾しているな」と思われてしまうでしょう。
自己分析をして自分の軸をはっきりさせる→一つひとつ質問に対する回答を用意する→全体の内容に矛盾がないかチェックする
という流れで、面接でされる質問の対策をしていくのが良いでしょう。
何ができるのかがはっきりしない
企業側にも欲しい人物像、担ってほしいポジション、課題、今後の展望があります。
そのため、面接での最大のアピールは「その企業で何ができるか」という点になってきます。
面接でできることをアピールして、それが妥当で、企業が必要としていることであれば、内定をもらうことができるでしょう。
そのため、面接対策をするにあたって、何ができるのか、どうやってその企業を良くしていけるのかを考えていく必要があります。
企業分析も、自己分析も、最終的に応募企業で何ができるか、自分を入れたらどう良くなっていくのかを語れるまでやっていきましょう。
面接を通過するためには適切なフィードバックをもらおう
面接で落ちないためには、他者から適切なフィードバックをもらうことが、一番手っ取り早いです。
第一印象や、受け答えなど自分ではなかなか判断がつきにくいので、自分で直していくのはなかなか難しいでしょう。
面接官も人なので、正直合う合わないありますが、他者からしっかりフィードバックをもらうことで、面接に落ちる要素を減らしていくことができます。
フィードバックをもらうために転職エージェントがおすすめ
適切なフィードバックをもらうには、転職エージェントを使うことをおすすめします。
転職エージェントとは、転職の支援をしてくれるサービスで、主に
- 求人の紹介
- 履歴書、職務経歴書の添削
- 面接練習
を無料でしてくれるところになっていて、相談をしに行くことで、新しい求人に出会えたり、選考通過率アップに繋がったりします。
面接に落ちるか不安な方は、転職エージェントでフィードバックをもらうことをおすすめします。
>>無料でフィードバックをもらえる転職エージェントをチェック
面接で落ちる人の特徴を無くして、通過率をアップさせよう
今回は、面接で落ちる人の特徴、受かる人との違い、対策について紹介しました。
面接で落ちる人の特徴をまとめると以下の通りです。
表情が暗い
姿勢が悪い
マナーが悪い
結論から話さない
的確に質問に答えない
人の話を聞いていない
声が小さい、活舌が悪いなど聞き取りにくい
企業の求める人物像を理解していない
求人情報しか見ていない
その企業の情報しか見ていない
全体の内容に矛盾がある
何ができるのかがはっきりしない
仕事ができても、人がよくても、面接で落ちる人の特徴を持ってしまっていると、なかなか面接を通過することが出来ないでしょう。
「なぜか面接通過できない」「どうしたら面接の通過率を上げられるのかわからない」という方は、ぜひ客観的な意見を得て、面接通過率をアップさせてください。