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ベンチャー企業が合っている人の特徴とは
新しいビジネスをしている、少数精鋭で利益を上げている、新興企業といったイメージのあるベンチャー企業ですが、人によって合う合わないがはっきり分かれます。
ベンチャー企業は、合う人であればどんどん成長して、昇給して、キャリアアップしていくことができますが、合わない人は鬱になってしまうということもあるでしょう。
今回は、ベンチャー企業に合っている人の特徴を紹介していきます。
ベンチャー企業が気になる方、ベンチャー企業に転職を考えている方は、ぜひ最後までお付き合いください。
ベンチャー企業とは
ベンチャー企業とは、新しい形態のサービスやビジネスを、革新的な技術で行う企業のことで、簡単に言うと最先端企業といったイメージです。
また、少数精鋭の企業といったイメージもあり、基本的には少人数の社員で回している会社といったイメージになっています。
ただ、メガベンチャーといった言い方をして1000人規模で革新的なビジネスをしている会社もあり、人によって解釈が違う場合があるので、しっかり意味を確認する必要があります。
明確な定義はないので、ベンチャー思考、ベンチャー企業と言っても転職の際にはしっかり実状を調べる必要があるでしょう。
ベンチャー企業が合っている人の11の特徴
ここからは、ベンチャー企業が合っている人の特徴を紹介していきます。
ベンチャー企業は、合っている人は最高に面白い環境ですが、合わない人は地獄のような環境なので、しっかり確認していきましょう。
1.不安定を楽しむことができる
ベンチャー企業は、新しいことに挑戦し続けなければなりません。
ベンチャー企業は、合っている人には最高ですが、新しいことに挑戦するのが怖い人には地獄になってしまいます。
また、組織がどんどん変化していくので、不安定になることもあるでしょう。
ベンチャー企業が合っている人は、そういった挑戦や組織が変わっていく不安定を楽しむことができる人です。
平穏に過ごしたい、大きな成功を求めてたくさん失敗するより、とにかく失敗したくないという方には向かないでしょう。
2.精神的にタフである
どの仕事ももちろん大変な面はありますが、特にベンチャー企業は精神的に強くないと、くじけてしまう場面が多いです。
もともとブランド力や、強い商品サービスを持っている大企業であれば、きついのは人間関係がメインになってくるかと思いますが、ベンチャー企業では、頑張っても結果が全く出ないということが多くあります。
今まできついことに耐えて大きな成功をしたなど、精神的にタフであると、ベンチャー企業に合っていると言えるでしょう。
3.時間ではなく成果で仕事を判断できる
ベンチャー企業では、特に成果が大切です。
もちろん大企業も成果は大切ですが、大企業はブランド力も、資金も持っている場合が多く、ある程度成果が出ていなくても、給料を出すことができますが、ベンチャー企業はしっかり成果を出していかないと、潰れてしまうでしょう。
そのため、時間で仕事を判断するのではなく、自分が何を生み出したかで判断できる人がベンチャー企業に向いています。
売上や利益といった直結するものでなくでも、どの程度仕事をしたかを理解し、その量を少しずつ増やしていくことで、優秀になっていくことができるでしょう。
4.自己実現を求めている
ベンチャー企業には、あれこれ言い訳をせずできる方法を探して、自己実現をしていく人が向いています。
大企業に比べ、システム的なところが整っていなかったり、資金が少なかったりするので、環境は厳しいでしょう。
例えば営業にしても、大企業であれば雑務は他の部署に任せてひたすら実際に人に会って営業活動をしていくことができますが、ベンチャー企業は契約周りの雑務などをするので、より負担が大きくなります。
組織的に難しい面があっても言い訳せず結果を残していける、組織を変えていけるような方が、ベンチャー企業に合っていると言えるでしょう。
5.好奇心が強い
ベンチャー企業では、常に新しいことにアンテナを張って、情報を収集していかないと、置いていかれてしまいます。
やはり色んなことをしていくので、幅広く楽しみを見つけられる人、興味のあることが多い人がベンチャー企業が合っていると言えるでしょう。
好奇心の強さは、仕事の出来不出来にも関係してきます。
6.真面目過ぎない
時間を守る、言ったことをしっかりやるといった真面目さは大切ですが、あまり真面目過ぎない方がベンチャー企業では活躍します。
ベンチャー企業では、決められたことをこなすというより、いかに少ない労力で大きな成果を出すかが非常に重要になってきます。
真面目な方は、それは素晴らしい素質ですが、真面目過ぎると頑張って仕事をしようとするので、なかなか少ない労力で大きな成果を出すことができません。
どちらかというと怠けものであった方が、頑張らなくていいように仕組み化したり、システムを作ってしまったりして、大きな成果を残すことができる場合もあるでしょう。
7.プライドがない
プライドがあると、どうしてもベンチャー企業ではなかなかうまく働くことが出来ないでしょう。
多くのことに挑戦して、常にやったことがないことをやっていくので、失敗をしたり、分からないことが出てきたりが多くあります。
そういった際に、しっかり受け止められる、間違いを認めて改善していける人は、ベンチャー企業に合っていると言えるでしょう。
8.自分で手を動かせる
どれだけ上の立場になっても、自分で手を動かして現場で働く人がベンチャー企業には向いています。
常に現場感を持っていないと、すぐに置いていかれてしまいますし、口先だけになるとリーダーシップをとることも難しくなってきます。
実際自分の手を動かして、泥臭く努力している方が、ベンチャー企業に向いていると言えるでしょう。
9.素直である
素直ということは、ベンチャー企業で働くにおいて非常に大切です。
素直じゃないと、成長することもできませんし、またイエスマンであると、昇進していくこともできないでしょう。
- 物事に偏見を持たず、色んなことに挑戦する
- 言ったことをしっかりやる
- 間違っていると思ったら、上司でも意見する
- すべての人に対等に接する
ということができる人がベンチャー企業で活躍することができるでしょう。
10.全体最適視点を持っている
ベンチャー企業で働くには、全体の流れをしっかり見通す力が特に必要です。
大企業であれば、任された仕事を完璧にこなすことができれば優秀ですが、ベンチャー企業では、全員が全体を見通して組織でどう結果を残していくかを考えていかなくてはなりません。
自分の仕事や部署以外はどう動いているのか、自分の仕事はどことどう繋がっているのか、自分には何ができるのかを常に自問自答できる人が、ベンチャー企業に合っていると言えるでしょう。
11.改善マインドを持っている
常に自分のやっている作業について、この作業が今欲しい結果に対して一番いい方法なのか、これが一番効率のいいやり方なのかと、常に改善の気持ちを持っている人が、ベンチャー企業に合っているでしょう。
ベンチャー企業は、大企業に比べ研修制度がしっかりしていない場合も多く、仕事から学んでいくのがメインになります。
その際に、とりあえずこなすのではなく、”どうしたら少ない労力で大きな成果を出すことができるか”を考えられる人が、ベンチャー企業で活躍できるでしょう。
急にトップセールスになるなどは無理かもしれませんが、昨日より今日、さらに明日と少しずつでも改善していくと、大きな差になっていきます。
ベンチャー企業は合う人には最高の環境
今回は、ベンチャー企業が合う人の特徴を紹介しました。
ベンチャー企業が合う人の特徴を振り替えると以下の通りです。
2.精神的にタフである
3.時間ではなく成果で仕事を判断できる
4.自己実現を求めている
5.好奇心が強い
6.真面目過ぎない
7.プライドがない
8.自分で手を動かせる
9.素直である
10.全体最適視点を持っている
11.改善マインドを持っている
ベンチャー企業は合わない方には地獄ですが、合う方には最高の環境です。
ぜひ、ベンチャー企業が合うか見極めて、転職活動を進めていってください。