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早口の直し方って?
あなたも新しいコミュニティなどでプレゼンをするとき毎回早口と言われませんか?
日本人は約4割が早口と言われ、話すのは癖なので、意識しないと直していくことが出来ないでしょう。
さらに早口でも、常日頃から早口な人、緊張すると早口になる人、好きなことを話すと早口になる人等早口になるタイミングも人それぞれです。
ではなんで分かっているのに直せないのか、早口の原因と直すのに必要な考え方を紹介していきます。
「早口と言われる方」「よく聞き返される方」の役に立つ内容になっているので、ぜひ集中してご確認ください。
早口になる原因
早口の直し方を紹介していくにあたって、まずは早口になってしまう原因について紹介していきます。
早口を直していくには、まず原因をしってそこに対処していくのが一番効率がいいです。
様々な原因から早口になってしまうので、まずは原因を確認していきましょう。
頭の回転が速い
早口な人は基本的に頭の回転が速く言葉が色々頭に思い浮かんでくるから早口になります。
特に日常から早口な人は頭の回転が速いことが多く、早口でも気にしすぎるのはよくないかもしれません。
ただ、「なんだ早口なのは頭の回転が速いからなのか」と考えて、早口を正当化してしまうと、このままずっと伝わりにくい話をしてしまうので、「早口=良い事」ととらえるのはやめておきましょう。
自信がない
話に自信がないと、「しっかり聞いてほしくない」「早く終わりたい」と思い早口になります。
突発的なプレゼンなどで経験があるかと思いますが、自身がない時にも早口になります。
相手のことを考えていない
相手にちゃんと伝わっているかを考えず、自分が話すことに精一杯になってしまい早口になってしまっていることもあります。
実際仕事でも日常生活でも、どうしても自分の慣れた話し方で話してしまいがちです。
ただ、伝えるということは相手ありきなので、しっかり相手を意識して、早口を治していきましょう。
緊張している
大勢の前で話す際などで、緊張して早口になる人はとても多いです。
緊張状態は体は危険を感じている状態なので早くこの状況から逃げ出そうと早口になって早く終わらせようとします。
早口を直す3つのマインド
ここからは、早口を治すためにどういう考えで伝えていけばいいかを紹介していきます。
まず簡単に紹介すると次の通りになります。
この3つのことを覚えておくだけで、早口を少し抑えることができるので、しっかり確認していきましょう。
早口を治すために大事なポイントなので、暗記するくらい何度も見てください。
1.人は話の内容はほとんど聞いていない
何か相手に伝えるとき、「話の内容」と「話している態度」どちらが大切だと思いますか?
実は圧倒的に態度を見られています。
メラビアンの法則という説では、内容は態度の1割程度しか見られていないなんて言われています。
なので何かを話すときにしっかり内容を話そうというより、話し方を気を付けようとした方が相手には伝わりやすいです。
2.すごい人ほど間を開ける
早口になってしまう人は、間を開けるとしっかりしていないように見えて、必死で間を開けないようにとしている人も多いかと思います。
ですがそれは逆効果です。
色んなプレゼンを見てみても、凄い人ほど間をしっかり空けて話します。
早口といつも言われる人は思っているより間が上手くとれていないので、“間を取ることは悪いことではなくむしろ良い事”というのを覚えておきましょう。
もちろん歴史的にも評価されるプレゼンの間の取り方は考えられた間の取り方ですが、早口になってしまう人は少し考えて詰まるくらいでちょうどいいと言われます。
私のかなり長いこと早口と言われていましたが、営業を上司に見てもらったとき、詰まって間を取るくらいがちょうどいいいと言われ、それを意識するようになったら次の月から成績が前月比120%ほどになりました。
3.早口は本当に損
早口だと
- 神経質に思われる
- 自身がなく思われる
- 緊張しているように思われる
- 話が入ってこない
- 自分勝手に見える
など結構な酷評を与えられます。
早口が気になっているあなたにこんなことを言うと気にしすぎてもっと早口になってしまうかもしれませんが、訓練次第で直るので、直す方法をしっかり実践していってください。
カンタンにできる早口の6つの直し方
いよいよここから、カンタンにできる早口を直す方法を紹介していきます。
先に簡単に紹介すると次の通りです。
意識するだけですぐに早口が直っていくので、しっかり確認して、行動に移していきましょう。
身に着けた知識を行動に移すか移さないかで、能力が身に着くか決まってくるので、行動に落とし込めるまでしっかり読んでいきましょう。
1.呼吸をゆっくりする
呼吸が早かったり、あまりしていなかったりすると、早口になりがちですし、声も軽くなります。
また普段からゆったりした呼吸を心がけることで集中力が増したり、精神を落ち着かせたりする効果があるので、呼吸をゆっくりにする癖をつけましょう。
普段気づいたときにゆっくりにすることも、緊張する場面でゆっくり呼吸することを意識することも効果があります。
2.話す内容を気にしない
場合にもよりますが、上記したように人が話している時伝える内容より伝え方の方が印象に残ります。
話す内容に気を取られて早口になってしまっては元も子もありません。
比較的自由が許される内容であれば、事細かに伝えるのではなく、中身は簡単にしてゆっくり話す方が効果的です。
人によってやりやすいやり方は違ってくるので、「事細かに決めてそのまま話した方が緊張しないのか」「ある程度話の骨格だけ決めて比較的自由に話すのか」どっちが自分の中で緊張せずしっかり話せるか試していきましょう。
3.入念に準備をする
スティーブ・ジョブズもプレゼン前は何十時間も練習をして、入念に準備をします。
準備をしっかりすることで、自信がでてゆっくり話す余裕も出てくるので、準備は入念にしましょう。
なかなか時間がとりにくいかとも思いますが、隙間時間に話すことを確認したり、商談で早口になってしまうようであれば、商談の内容を頭の中で復習してみるなど、少しの時間でも出来ることはあります。
特に大事なところで緊張してしまい早口になっていしまう人に効果抜群です。
4.話に抑揚をつける
より伝えたいところや重要なところを強く言ったり、良いことを笑顔で悪いことをトーンを落として言ったりする意識をしましょう。
人間楽するように出来ているので、これを出来る人は世の中見ていてもなかなかいません。
・プラス面や好きなことなどはテンションを上げる
・伝えたいところは前後に間を空ける
・余計なところは削る
・句読点を意識する
などを話す際意識してくと早口になりにくくなります。
意識と準備をしっかりして抑揚を自分の思っている2倍くらいつけて話すようにしましょう。そうすれば早口も直りより伝わりやすくもなります。
5.動作をつけて話す
うなずきながら話す、強調するときに両手を広げる、数の話をするときに指で数を作る等動作をつけて話すと、同時に早くやることは難しいので早口を抑えられます。
またこちらも早口を直しながらさらに伝わりやすくなるので、とてもおすすめです。
6.短く簡潔に伝える意識をする
長い内容を話そうとすると時間内に収まるか不安という点と、忘れないようにというところに意識が行くので早口になってしまいがちです。
ニュースキャスターでもない限り、事細かに伝える必要はないですし、長々と細かく話しても人に伝わりにくくもなります。
自分で考えることでもある程度指示されたことでも短く簡潔にしてしまいましょう。
・形容詞を出来るだけなくす
・繰り返しを避ける
・一文を短くする
・言い切る(×~だと思います ◎~です)
・二重否定等しない(悪い評価を与えてしまうことはありません)
・出来上がった文章を一度確認し、無駄を見つける
早口の直し方を実践して「伝わりにくい」をなくそう!
今回は、早口のカンタンな直し方について紹介しました。
自信が無かったり、頭の回転がはなかったりすると早口になってしまいますが、しっかり対策をしていくことで早口も直せます。
改めて早口の直し方を紹介すると以下の通りです。
2.すごい人ほど間を開ける
3.早口は本当に損
2.話す内容を気にしない
3.入念に準備をする
4.話に抑揚をつける
5.動作をつけて話す
6.短く簡潔に伝える意識をする
色んな方法を書いてきましたが、一番は相手に伝わってるかというところが大切になってくるかと思うので、しっかり相手を見ながら話すようにしていきましょう。