若手リーダー必見!部下の行動力を上げるうまい叱り方!

部下を持つようになると、“叱る”場面が出てくるかと思います。その時にただ叱るだけでは、心にしこりが残り、人間関係を悪くするだけです。

最悪の場合逆に成果が悪くなることもあります。

リーダーの良さはいかに部下を成長させていけるかなので、叱る能力はリーダーには必須です。

そこで今回は人間関係を悪くせず、部下の行動力を上げる叱り方をまとめたので、若手リーダー、今後マネジメントに関わっていきたい人はぜひご覧ください。

 

怒るは感情的、叱るは論理的

「怒る」というのは自分の気持ちを発散したいという気持ちなので、感情的です。

一方叱るということは相手のまずかった行動を改善していくために足りないところを教えるということなので論理的です。

優れたリーダーになっていくためには、感情ではなく論理でどういうところがまずくてどう直していくのかを話していく必要があります。

そのため叱るということには納得が大切になってきます。

部下が叱っている理由や論理を理解していない、もしくはあなたが理由や論理があいまいなまま叱ってしまうと、「結局どうすればいいの」となり、改善していきません。

主観、感情ではなく、客観、論理で叱ることを忘れないようにしていきましょう。

 

1.1対1で叱る

人がいるところで叱ってしまうと、人に見られているという恥ずかしさが話の内容に勝ってしまい、あまり話を聞くことができませんし尊厳を傷つけられたと叱った人に悪い印象を持ちます。

恥ずかしさが憎しみに変わるタイプの人もいるので、11の時に叱ることで、しっかり聞き入れ、人間関係も保てます。

またじっくり話すことでない場合個室も避けた方が良いです。

わざわざ個室に呼ぶことで圧迫感を与えてしまい、話の内容が入ってこなくなる場合があります。

オープンスペースで他の人に聞かれないくらいのところで叱っていくのがベストです。

 

2.すぐに“サッと”叱る

注意しなければならないことが起きた場合“時間があるとき”とかではなくすぐに叱って、もうそのことはそれ以降口に出さないようにするのが大切です。

理由は2点あり1点目はすぐに叱るとそのことに対してはっきり意識している時なので、入ってきやすいという点。

2点目は後から叱ることを何度かやっていると、いつ叱られるかわからないという緊張感で疲労が溜まったり、のびのびと働けなくなる点です。

また何度もぶり返して叱ると信頼されてないと思われたり、責められているという気持ちになるので、同じ内容を叱るのは良いですが、過去の事例を引き合いに出すのは避けるのが無難です。

 

3.どうすればよかったのか教える

叱るだけ叱って、後は自分で考えろという横暴な人がたまにいますが、それでは叱った意味が全くありません。気分を悪くするだけです。

答えを教えるかは教え方にもよりますが、少なくともヒントは与えるようにしましょう

そうしないといつまでたっても部下は成長していきませんし、あの人は口ばかりと周りからの信頼もなくなってしまいます。

ここも相手が納得できるという点を意識し、「この結果はこうすれば起こらなかったよね」としていくことで部下の成長を促すことができます。

 

4.期待しているからこそ叱る

あまり叱りすぎていると、部下やメンバーの気持ちを折ってしまう場合があります。

認めているからこそ叱るのであれば部下も改善していきます。期待しているからこそ叱っているということを、出していきましょう。

叱るということは相手に行動を改めていくと約束してもらうことなので、信頼関係が必要です。

以下のザイアンスというアメリカの心理学者が提唱しているザイアンスの法則も意識すると信頼関係を築くことができます。

ザイアンスの法則
・人間は知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする
・人間は会えば会うほど好意をもつようになる
・人間は相手の人間的な側面を知ったとき、より強く相手に好意をもつようになる

また信頼関係を築いていくためには、叱った後直ったら評価していくということも大切になってきます。

期待していないとわざわざ時間を取って叱らないということは相手にも分かっているとは思いますが、しっかり表現することが大切です。

 

5.公正さを意識する

同じようなことをしているほかの人は叱られず、自分だけよく叱られると思われてしまったら、相手もあまり言うことを聞いてくれなくなります。

自分を客観的に見れるようにしていくことで、公正さを保てるようになります。

組織や相手を良くするために叱っているのであれば、基本的には公正になるはずですが、意識しないと一人を多く叱りモチベーションを下げかねないので、常に人に対して叱るのではなくしたことに対して叱るよう意識しましょう。

 

6.主観を入れない

例えばミスがあった際に、「ミスするなんて注意力が足りない。もっと注意しろ」となると、ミスしたことは事実ですが、注意力が足りていないというのはあなたが思うことなだけなので、一方的な叱り方になり、伝わりにくくなってしまいます。

直してほしいことであれば原因を一緒に考えて納得した上で、「もう無くせるな?」とすることで部下も納得感もって改善していくことができます。

 

7.行動に対して叱る

叱るときにはした行動や起こったことに対して叱りましょう。

間違っても相手の性格や人格を叱ってはいけません。「お前は怠けものだからこうやって資料が遅れるんだよ」などと言ってしまうと、自分を否定された気持ちになり、心が折れやすくなります。

「だからお前はダメなんだ」「こんなこと新人でも出来ていることだよ」など能力自体や人格を否定するのはやめておきましょう。それができなかっただけで他のことでは優秀かもしれません。

また比較をして叱ることも、部下のモチベーションを下げてしまうのでやめておきましょう。

人によって得意なこと苦手なことがあるので、「同期のあいつにはできてなんでお前はできないんだ」などと言うと、「こっちも好きでできていないんじゃないんだよ」と思われてしまいます。

こういう時は「資料が遅れたら仕事が滞ってしまうのは分かるよね?もちろん事情はあるとは思うが、君は優秀だから二度同じ失敗は繰り返さないよね?」と叱った方が、この人の期待に応えなきゃと思えます。

 

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まとめ

実際にリーダーやマネージャーをしている人や志している人にとって、叱る能力というのはとても大切になってきます。

うまい叱り方を身に着けて部下や事業の成長を加速させましょう。

以下で人の欲求についてもまとめているので、叱るときの参考にしてみてください。

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