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ストレス耐性を鍛える方法って?
あなたはストレスに強いと胸を張って言えますか?
職場に怒られたり失敗したりしてもめげずに、果敢に仕事を取っていく人がいるかと思います。
気にしすぎるのはいけないと思っていても、怒られるとどうしても気になってしまいますよね。
ストレスにもめげずに物事の解決に向かっていける力、俗にいうストレス耐性が高いと仕事ができると言われています。
気にしすぎないのもいけませんが、ちゃんと反省点を活かしながら行動していける人が結果を出していけるでしょう。
今回はそのストレス耐性について、気にしすぎることなく反省点を活かして成長していく方法を紹介していきます。
ストレスに弱いと思っている人の役に立つので、ぜひ最後まで読んでください。
1.怒られると必要以上に気にしてしまう原因
ストレス耐性を高める方法を説明していくのに、まずなぜストレスが溜まってしまうのかということを説明していきます。
ストレス耐性を高めるためにしっかりチェックしていきましょう。
1-1嫌われるのが怖い
なぜあんなに気になってしまうのですかね。私もこてこてに怒られた日は胃が痛くて眠れなくなる日もありました。
この失敗したり怒られたりして嫌な気持ちになる根底にあるのは、嫌われるのが怖いといった感情です。
人間は集団で生きていく動物で、原始時代では嫌われて仲間はずれにされることは死を意味しました。
その感覚が本能的に残っているため、人から怒られたりすると、仲間は外れにされるのではないかと思いストレスが溜まってしまいます。
さらに自分を愛せていなく自分の決断に自信が持てない人はストレス耐性も低く、この傾向が強く見られます。
1-2人には認められたいという気持ちがある
「承認欲求」と言って人には認められたいという強い欲求があります。
怒られたり拒否されるということは、ある意味でその認められたいという欲求をへし折ることになります。
「承認欲求」も強い人弱い人がいて、しっかりした家庭で十分に愛されて育った人なんかは、認められているという感覚が強いので、「承認欲求」が比較的落ち着いているでしょう。
しかし誰にも認められたい欲を持っているので、何か行動を起こした際、怒られたり否定されたりすると、気にしてしまいます。
1-3怒る側に悪意があると思っている
過去に不当に怒られたり、怒られたけど直さなかったことで物事が良い方に向かったなどと言った経験がある人が特になりがちな考えです。
正直私も怒らなければ伝わらないことなんてないと思っているので、なんでもかんでも怒るのは間違いだと思いますが、相手も怒りたくて怒っているわけではありません。
怒ることが一番伝わりやすいと考えているから怒るのです。
そのため不当と感じても、あなたを傷つけたくて怒っているのではなく、伝え方を間違えているだけと考えましょう。
この考え方が出来るとかなり怒られても冷静に対応できるようになるので、怒られるのが気になりすぎてしまう人はぜひ覚えておいてほしいです。
2.ストレス耐性が高いほうが仕事が出来る
頭の良さよりいくら失敗してもめげずに続けることが、一番業績につながりやすいです。
失敗したって事実を気にしてくよくよする時間が少ないと「“なぜ”今回はうまくいかなかったのか」の部分に集中出来るので、結果につながるでしょう。
ストレスに対処できている状態と言うのは失敗に対して感情的にならないということです。
そういう人は失敗を経験ととらえ、どんどん挑戦もしていくので、仕事も回ってきますし、そこでどんどん改善をしていけるので業績につながりやすいです。
結局どんな人も失敗するので、どう立ち上がるかが大切になってきます。
ではそういう人はどういうマインドで仕事をしているのでしょうか?
ここからストレス耐性が高い人の特徴を紹介していきます。
3.ストレス耐性が高い人の特徴
ストレス耐性とはただ耐えることではないのです。むしろその逆にあります。
ただストレスに”我慢”をして耐えてしまうと、体を壊す危険性もありますし、好き嫌いがよくわからなくなり、やりたいことや好きなことも見えにくくなってしまいます。
この章でそういったストレス耐性の上げ方について、解説していきます。
3-1ストレス耐性が高い人、低い人の特徴
ストレス耐性が低い人は自分に自信がないので、小さな失敗にも過敏に反応してしまうといった流れです。
3-2ストレス耐性が高い人のマインド
ストレス耐性が違うと起こっていることは同じでも感じ方に違いが出ているので、マインド(考え方)の問題になります。
ではどのようなストレス耐性が高い人はどのような考え方をしているのでしょうか?
【ストレス耐性が高い人のマインド】
- 他人の意見と自分の意見をはっきり分けて両方尊重する
ストレス耐性を上げるためには他人の目が気にしすぎないのが一番です。
なのでストレス耐性の高い人は、怒られようが失敗しようが、あくまでその人から見た印象と整理することができます。
言葉では分かっていてもなかなか割り切るのは難しいですが、少しづつ気にしないようにしていくしかありません。
- 最悪の事態が大したことないことを知っている
不正をしていなければ仕事だとどこまで失敗しようがクビになるくらいですし、恋愛でも振られるくらいです。
さらに失敗を数回したからと言ってそういった最悪の事態になることはほとんどありません。
そこを考えすぎてしまう人はストレス耐性が低くなってしまうので、そちらの方がもったいなくなってしまいます。
そういうループにはまってしまっている人は難しいですが、少しずつ考えすぎない癖をつけていきましょう。
- 自分の判断に責任を持てる
ストレス耐性が低い人は自分の判断に責任を持つのが怖いので、決断を他人任せにします。
結局人の目が気になっているだけなのですが、決定を人任せにし、自分の行動に責任を取らない癖をつけてしまうと、信頼もされないですし、ストレスから逃げているので、ストレス耐性も低くなります。
最悪の事態になったとしてもあなたが思っているほど恐ろしいことにはなりません。
自分で決定して、自分の行動に責任を取る回数を増やしていった方がストレス耐性は高まります。
4.ストレス耐性を鍛える方法
ストレス耐性が低くなってしまうのは、他人の目やこうでなければいけないといったことを気にしすぎてしまい、うまくいかなかった際に過剰に自分を責めてしまう点にあります。
そこを少しでも良くしていくために私がやって効果があったことを以下にまとめました。
4-1怒られるからやるということを無くす
仕事をしていても、「これやらなきゃ怒られるなー」ということがあると思います。
その考えを無くしましょう。
そんなことしていたら逆に怒られるのではないかと思うかもしれませんが、違います。
どう働いても怒られることはあるので、怒られないようにするのではなく、怒られても気にしないようにするのが大切です。
「怒られるかも」と思いながら働くと、神経をすり減らしてしまうので、「怒られるから」ではなく、「自分の成長になるから」と思うことをしていきましょう。
そうしたらもし怒られても、自分の成長のためにやったことだし良いかとなります。
4-2物理的に起こる最悪の事態を想定する
先にも述べましたが、仕事ではクビになるくらいが最悪の事態です。
ここまで読んでくれた方は仕事に何かしら不安を抱えていると思うので、クビになることはそこまで大きいことでもなく、もしかすると再就職先ですごく輝ける存在になるかもしれません。
何かに怖くなった際は、一度最悪に事態を想定して開き直りましょう。
そこに背を向けていると怖いままです。
4-3怒られている意図に注目する
考えなしに怒る人もいますが、大体の人は何かしら意図があって、怒っているはずです。
そこから何か一つでも学べたら儲けものではありませんか?
怒られたという事実ではなく、意図に注目する癖をつけていきましょう。
怒られた意味を素早く理解して、改善してくとより成長していけるようになりますし、怒られたとき「うわー怒られた」と思うのではなく「この人は自分にどうしてほしいんだろう」と考えることが大切です。
4-4自分の意志で決断し、責任を取る
大それたことじゃなくても例えば”友人とごはんに行く際に人任せにせず自分で決めてみる”や”会議ではまず発言してみる”など小さなことでいいので、自分の意志で決断をし、その結果を見届ける癖をつけましょう。
まずは小さなところから自分で決断をしていき、相手に反応をしてもらうことで、ストレス耐性は上がっていきます。
決断から逃げていてはストレス耐性は強くなっていきませんので、小さいところから行動していきましょう。
4-5怒られたら「ありがとうございます」という
怒られたら嫌な気持ちになってしまうのは誰でも一緒なので、その後に気持ちを立て直すことが重要になってきます。
自分の心の中や独り言だとしても、マイナスなことを言ってしまうと、気持ちもさらに下がってしまいます。
最初はきついかもしれませんが無理にでも「ありがとうございます」ということで、印象もいいですし、自分の気持ちも前向きになります。
怒った側も「すみませんでした」と言われ謝られるより、「ご指摘ありがとうございます」と言われた方が気持ちが良いので火に油を注いでしまう心配もありません。
ぜひ癖にして気持ちの立て直しをうまくしていってください。
4-6自尊心を高める
自尊心、つなり自己を尊重するという気持ちを持つとストレス耐性を高めることができるでしょう。
長期的な方法になりますが、自分で自分をしっかり認め、ありのままの自分を受け入れることで、何があっても動じにくくなります。
細かくは省略しますが、物事を良い悪いで判断しない、自分との約束を守る、自分の気持ちを大切にするなどで自尊心は高まっていきます。
自分を大切にして自尊心を高めると意識に置いておきましょう。
自尊心の高め方は以下の記事でもまとめているので、自尊心について深く知りたい方はこちらもご覧ください。
4-7ストレスを自覚する
自覚していないところで大きくストレスを溜めていることもあります。
節約のために家計簿をつけるように、自分がどのくらいストレスを溜めているのか理解することがストレスを管理する第一歩になります。
自分がどの程度ストレスを溜めているのか、何があるとストレスになるのかをはっきりさせていきましょう。
心配事を噛みに書き出すことで落ち着いたりすることができます。
4-8ストレス解消する方法を持つ
ストレス耐性が高くても、ストレスがたまるときはあります。
ストレス耐性が高い人はストレスを逃がすのが上手いです。ストレスが溜まってしまった際、ストレスを解消できる趣味などを用意しておきましょう。
何も趣味がないという人もちょっとでも気になったことを深めていくことで夢中になれるストレスの解消法が見つかっていきます。前もってストレス解消法を準備しましょう。
4-9好きなことをやる
やっていることが合っていないと、どうしてもストレスは多くなってしまいます。
色々やってみたけどどうしてもストレスに耐えきれないという人は、環境を変えるのも一つの手です。
何が楽しいのか、何なら何時間でもやっていられるか、しっかり考えて環境を変えてみましょう。
4-10コントロールできないことは無視する
相手がどう思うかや、仕事の結果が気になるのは分かりますが、自分でコントロールできるところが少ないもので精神を左右させてしまうと、気持ちが上下しやすくなり、ストレス耐性が低くなってしまいます。
コントロールできないことの結果はいっそ無視してしまいましょう。
自分が精一杯のことをして怒られるのであればしょうがないので、コントロールできないことは徐々に気にしないようにしていくということも大切です。
どうしても気になってしまう場合転職も
どうしてもストレスが溜まってしまって、心身ともに疲弊してしまっている状態だと職場が合っていない可能性があります。
ある程度のストレスが成長のために必要ですが、過度なストレスは心や体を壊す原因になってしまうでしょう。
一度心や体を崩してしまうと、崩しやすくなるので気を付けた方が良いです。
そしてストレス耐性や相性は人それぞれなので、凄く良い企業と言われていても鬱になってしまう人もいます。
職場を変えるとストレスも減り、結果も今までが嘘みたいに出るといったこともあり環境は非常に大切です。
ここに書いてあることをある程度やっているのにストレス耐性が上がっていかないという人は転職も視野に入れてもいいかもしれません。
転職にはリクルートエージェントがおすすめ
転職していくとなったら、転職エージェントに行くと思いますが、まずリクルートエージェントに登録することをおすすめします。
転職エージェントは、以下のように転職を効率よく、より良い職場に合うための手伝いをしてくれるので、利用した方がより良く転職ができるようになります。
履歴書職務経歴書の添削
面接練習
その中でもリクルートエージェントをおすすめするのは求人数が圧倒的に多いところです。
他エージェントでは多くても5万件ほどですが、リクルートエージェント10万件以上の求人があります。
そもそも合う仕事が見つからなければ転職はできないので、求人数は多ければ多いほど良いでしょう。
また転職支援の実績も40万件以上あり、ノウハウが溜まっているので、質の良いサービスを提供してくれます。
いくつも登録して比較してもいいですし、まず業界最大手であるリクルートエージェントで基準を見てみてはいかがでしょうか?
ストレス耐性を鍛えて能力アップ!
今回は、ストレス耐性の正体と鍛える方法について紹介しました。
内容を簡単にまとめると以下のようになります。
・ストレス耐性が高いと人から怒られるのが怖くなくなる
・ストレス耐性は行動次第で身につけられる
分かってはいるもののなかなかつけられないストレス耐性ですが、体が一日で鍛えられないのと一緒で、内面も少しずつ鍛えていくしかありません。
気持ちを新たにするだけでなく、実際に行動を起こし、少しずつストレス耐性を高めていきましょう。