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嫌いな上司と接するのが苦痛!
毎日仕事をしていると、嫌いと思ってしまう上司の1人や2人いますよね。
いちいち気に障ることを言ってくる、無駄話をやたらしていくるなど。
やはり生きていると苦手な人というのは出てきてしまいますし、苦手な上司がいるのはかなりキツイことだと思いますが、心構えや接し方で苦手な気持ちを薄めていくことはできます。
「こういう人が苦手なんだな」と自分を分析しつつ上手く付き合っていき、苦手な人とのストレスを軽減していくと、気持ちが楽になるでしょう。
そこで今回は、苦手な上司とうまく付き合うコツをタイプ別に紹介していきます。
前提の心構えから、タイプ別の上司に対する接し方まで紹介していくので、苦手な上司がいる方は、ぜひこれをみてストレスを軽減してください。
合わない上司に対する心構え
まず始めに、嫌いな上司と仕事をしていく際に、持っておくことで苦手な気持ちが薄まったり、嫌いな人からより学んでいける心構えについて紹介していきます。
苦手な上司こそ学べることがあり、学べると思えることで、嫌いな気持ちも薄まっていきやすくなるので、ぜひご確認ください。
嫌いなに人こそ学びがある
嫌いな人というのは、普段あなたが接しないタイプの人ということになります。
普段接しないということは、普通に生活を送っていたら接することがないので、なかなか普段の自分では手に入れられない価値観や物の見方をもっています。
そのため苦手な人と付き合うことで普段ない物の見方や価値観に触れることができます。
仕事をしていくうえで、相手の気持ちになって考えることができるということは、非常に重要で、その相手の気持ちになって考えられる能力は、様々な人と接することで身に着けることができるでしょう。
プライベートでわざわざ嫌いな人と付き合う人はいないと思いますので、仕事や学びになると割り切って、接してみましょう。
相手の気持ちを的確に考えられる力が身に着き、新しい発見もあるかもしれません。
自分を好くか嫌うかは相手次第と考える
合わない人には嫌われている感じがしたり、認められていない感じがするから苦手という方もいらっしゃるかと思います。
相手にどう思われるかといったことは操ることが出来ず、あなたがその人を苦手なように、その人にも自分ではどうしようもないくらい苦手な人がいることでしょう。
苦手な人にも好かれようとするのは素晴らしいことではありますが、かなり体力は使います。
嫌われないようにしようというよりは、共通の目的の為の自分の行動はしっかりやろうという意識が大切です。
上司を許す
あなたの上司も別に嫌われたくて、あなたが苦手だと思う行動を取っているわけではありません。
相手も未熟な面がある“人“だからこそ、あなたが嫌に感じる部分を持っています。
相手を変えることは難しいので、あなたが突っ張るより許してしまう方が方法としては確実なので、許せる心の余裕を持ちましょう。
上司の話をしっかり聞いた方が良いことは間違いないですが、時には受け流すことも必要です。
いろんな面を見る
嫌いな人というのはやはり苦手な面ばかり考えてしまい、より苦手になってしまいます。
嫌いな人のいい面に目を向けるのは難しいことですが、いろんな面を見ていくことで憎むというところまでは進展しにくくなります。
憎まないためにも苦手だからと言って偏見を持たず、いい面はいいと考えられるようにしていきましょう。
そうすることでその人から学ぶこともできますし、顧客で苦手な人と当たっても上手く対処できるようになります。
時には戦うことも必要
パワハラやセクハラなど、コンプライアンスに違反したり、全体の士気を下げるような上司には戦うことも必要になってきます。
個人的に嫌いというのであれば、できるだけ抑えて接していく必要がありますが、全体の士気を下げるような行動は目をつぶらず戦っていくことが必要です。
またそういった意見をする場合は「○○さん(上司)のやり方は会社の方針や目的と合っているでしょうか?」と自分の意見ではなく「会社VS上司」の形を作っていきましょう。
パワハラをするような人は部下が「私はこう思います」と言っても聞きません。
タイプ別、嫌いな上司の対処法
ここからは、実際上司をタイプに分けて、上手く付き合っていく方法を紹介していきます。
いい意味で上司をうまく操ることができれば、理不尽なことを言われて、嫌な気持ちをしていくことも減っていきます。
また、顧客にも使えることなので、ぜひ集中して確認してきましょう。
とにかくスピードや根性!体育会系上司
【特徴】
ベンチャー企業やイケイケの企業に多いスピードを大切にする上司です。
効率や正論を最も重要だと考え、正直一緒に働いている人の気持ちを考えることは少ないです。
【接し方】
- 怒られたり怒鳴られたりするのは挨拶だと思う
こう言った人はとにかく強いことを言うことで、相手にエネルギーを与えられると思っている人なので、おっとりした人との相性は最悪です。
反面情に熱く、相談などは親身に乗ってくれることが多いです。
怒られることは挨拶されることだと割り切って考えられるようにしていきましょう。
こういった上司と働くとかなりきついはきついですが、仕事のスピードや論理性は鍛えられるので、長期的にはいい影響があります。
- とにかく自分の考えを持っていく
こういう上司は仕事をやる前からあれこれ聞くより、まずある程度仕上げてそれを添削して進めることを好む傾向があります。
この上司から仕事を任されたら、すぐに全体像をざっくり作って方向性を確認していきましょう。
自分の考えを持たず、ただ従おうとすると逆鱗に触れてしまう場合があります。
考えを持っていき否定され、直して再提出といった形で仕事を進めるのが良いでしょう。
無口で論理的!【理系上司】
【特徴】
無口で論理的な理系上司は、多くは語りませんが、仕事の正確さや計画性にとても優れ、反面自分が思う正確さや計画性が無いものに拒絶反応を起こします。
またデータ分析が好きなので、何事もデータに基づき判断していく傾向があります。
頭が良いと自分でも思っていますが、頭が良いと言われると喜ぶ傾向にあるので、感心したところは素直に口に出してみるのもいいかもしれません。
【接し方】
- ケアレスミスをなくし調べられることは聞かない
とにかくケアレスミスはなくし、調べて分かることを聞くことはしないようにしましょう。
当たり前のことですが、確認をしっかりすればミスはなくなるだろうと考えていて、本人もなかなかミスをしないので、そういったことをすると自分の時間が無駄になったと思い、機嫌が悪くなります。
- 効率を最優先に考え効率のためなら手伝ってもらうことも
自分で仕事を抱えすぎて遅れるくらいなら頼った方がいいのが無口で論理のタイプの上司。
やるべきことはしっかりやるべきですが、指導をお願いされるのは嫌いではないので、思い切って頼ってみましょう。
頼む際にも全体最適視点をもって論理性があれば快く引き受けてくれます。
締め切りにも厳しいので、間に合わないより早めに頼った方が良いです。
適当にやっといてー【脱力系上司】
【特徴】
とにかく自分の判断を減らしたくどんどん任せていき、あまり細かいことは言ってきません。
ですが、結果に対して口をつけることはよくあり、完成品を提出しても「なにこれ」となることがあります。
自分に余裕がないような場合もあります。
脱力しているだけでなく、無力な可能性もあるでしょう。
【接し方】
- フランクに相談する
固い空気が苦手なタイプなので、何かに詰まったときはフランクに相談するのが良いです。固い空気は取り払い、最低限の礼儀は持ちつつ、フランクにいきましょう。
どちらかというと会社で相談するより、ランチに行ったり飲みに行って相談した方がより距離を縮めやすいです。
- 察せれるようになる
とにかく面倒なことは避けたいという特徴があるので、察せれるようになると仕事がスムーズに進み、唯一無二の仕事仲間になれる可能性があります。
しかし察せれるようになるためには、最初は言葉の定義や言ったことをいちいち確認していく必要があります。
まだよく分からない状態ではうざがられるかもしれませんが、しっかり確認が必要です。
どういうときにそういうことを言うのか、どういうときにどういう反応をするのかしっかり観察し、察せれるようになっていきましょう。
嫌いな上司はタイプを考えて接し方を変えよう
今回は、嫌いな上司との接し方の心構えと方法について紹介しました。
嫌いな上司との付き合う心構えを振り返ると以下の通りです。
自分を好くか嫌うかは相手次第と考える
上司を許す
いろんな面を見る
時には戦うことも必要
あまり上司の顔色をうかがいすぎるのは良くありませんが、やはり一緒に仕事をしていく人から信頼を獲得するのはとても大切です。
また合わない人と接することで、新しい価値観が生まれていく場合もあるので、無理にかかわる必要はありませんが、成長の種にすることはできるでしょう。
この記事の心構えや接し方を実践し、嫌な上司とも上手く付き合えるようになり、社内でチャンスをつかみ取っていってくださいね。