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あいつが何で管理職に?
あなたのまわりにも特に結果を出しているわけでも、能力が高いわけでもないのに、なぜか出世している人がいませんか?
管理職として、人をまとめる能力と、実務で結果を出す能力は少し違ってくるので、ひたすら仕事に打ち込むだけでは、出世をするのは難しいでしょう。
ではどのように仕事をしていったら数多くの同僚を出し抜き出世できるのでしょうか?
今回はなぜか出世する人に特徴や性格と、出世するための仕事術を紹介していきます。
出世をすると責任も増え、大変なことも増えますが、やりがいが得られたり、年収がアップしたりなど良いこともかなり多いので、ぜひ出世してより良いビジネスライフを手に入れてください。
なぜか出世する人の特徴
まずなぜは出世する人の特徴について紹介していきます。
出世していく人にも、共通の特徴があるので、しっかりチェックしていきましょう。
論理思考を持っている
昇進していくためには、論理思考を持っている必要があります。
論理思考とは、物事を効率的に客観的に考える思考のことで、論理思考は魔法のようにすべてに役立つわけではありませんが、論理思考が全くできないと、出世するのは難しいでしょう。
そして、「社会人は論理思考が必要」とよく言われるようになったので、”形だけの論理思考”をしてい待っている人も多くいます。
PDCAやMECEといった言葉も大切ですが、形だけの論理思考ではなく、本物の論理思考を身に着けている人が、出世する人の特徴と言えます。
敵を作ったり失敗をしたことがある
出世をするために、上司の言うことをひたすら守るという人もいますが、それでは出世できない可能性が高いでしょう。
始めに言ったように、”実務ができる能力”と”人を動かす能力”は違ってくるので、いくら実務ができても、出世に繋がらないということもあり得ます。
もちろん、失敗しないように最適解を考えていくことは大切ですし、失敗しない方が出世していける企業もありますが、今の時代どこの企業も新しいことに挑戦していかないといけないので、変革を起こすようなリーダーが必要です。
失敗といっても、凡ミスのような失敗ではなく、挑戦した結果の失敗であれば、逆に出世には評価されるでしょう。
専門分野を持っている
管理職になっていくには、やはりその分野について圧倒的に詳しくなくてはなりません。
管理職がどこに向かっていくかを決めるので、やっている分野に対して詳しくないと、間違った方向に進んでしまい、大きな損失になってしまいます。
実務能力も大切ですが、専門分野に圧倒的に詳しいといったことも出世には必要なポイントです。
コミュニケーション能力が高い
出世していくには、相手の本当に言いたいことを理解する力と、上司にも部下にも正しく物事を伝える力が必要になってきます。
仕事のコミュニケーション能力とは、ただ話が面白いや、話が続くといったものではなく、正しく、効率的に伝えたり、受け取ったりすることを言います。
出世していくと、コミュニケーションもより高度になっていくので、出世するには高いコミュニケーション能力が必要とされるでしょう。
未来志向で大きな視点で物事を考えている
出世する人の特徴として、常に先について考えていて、大きな視点で物事を見ているといった点が挙げられます。
出世すると、自分の仕事で結果を出していくだけでなく、組織や会社としての方向性を決めていかなくてはなりません。
そのため、仕事をこなしている時から、会社をどう良くしていけるか、組織としてどうしたら大きな結果を残すことができるかといった視点を持っていると、出世しやすいです。
上司とコミュニケーションをとったり、業界について調べたりして、大きな視点で物事をとらえられるようにしていきましょう。
周囲に花を持たせることができる
出世する人は、自分の結果を出すのはもちろん、周囲に花を持たせられるような人が好ましいと言われています。
出世をするということは、部下の手助けをして、部下に実務としての結果を出してもらうということなので、上司は周囲に花を持たせられるような人が良いでしょう。
また、出世してもさらにその上司もいるので、周囲に花を持たせられるような人は中間管理職として、板挟みになっても上手く立ち回りができると思われるので、出世しやすいです。
出世に繋がる7の行動
ここからは、出世に繋がる10の行動を紹介していきます。
出世するための行動をしっかり積み重ねていけば、昇格・昇進は難しくないので、できることからやっていってください。
1、自分を客観的に分析する
自分のことを正しく理解できているかということは、仕事で結果を出すためにも、出世していくためにも非常に大切です。
特に管理職になるためには、苦手な部分を理解して人に任せたり、苦手な部分もある程度はできるようにして、得意な部分で勝負していくといった考えが必要になってきます。
- 自分は何が強みで何が弱みか
- 得意分野は何か
- どういう上司になっていくべきか
などを常に自分で振り返りながら、時にフィードバックをしてもらって、自分を客観視していきましょう。
自分のことを正確に理解するのは難しいですが、心がけるだけでかなり変わってくるので、しっかりやっていきましょう。
2、時には上司に歯向かう
出世したいからといって、上司に気に入られようとすべて肯定していては、出世はできないでしょう。
出世していくと、より影響の出る範囲が広くなるので、部下に厳しいことを言ったり、さらに上司のやり方に意見をしたりなどが必要になってきます。
現状で上司のイエスマンになっていると、そういった厳しいことを言って組織を良くしていくことが出来ないと思われてしまうので、出世していくことは難しいでしょう。
なんでもかんでも言えばいいわけではありませんが、間違っていると思っていることはまず意見してみると、会社も良くなり、出世もしやすくなるでしょう。
3、とにかく結果にこだわる
結果はやはり大切です。
確かに結果を出していなくても昇進をする人はいますが、今の実務の結果も出世の一つの判断基準なので、しっかり追っていく必要があるでしょう。
また出世した後に部下を指導していく際にも、苦労して結果を出した経験があると、部下に気の利いたアドバイスをすることもできるので、役に立つでしょう。
そういった点からも結果は必ずしも絶対値ではなく、どれだけ伸ばすことが出来たかということも見られているので、自己ベストを出せるようにしていきましょう。
結果は目に見えるので、ちょっとずつでも進歩していくことが大切です。
4、キーマンを見極める
出世の権限を持っている人にアピールするといったことも非常に大切です。
直属の上司が出世などの人事権を持っているとも限りませんし、出世の権限を持っている人が、あなたのことをしっかり見てくれているとも限りません。
- 誰が出世の権限を持っているのか
- 出世の権限を持っている人は自分を見てくれているのか
を確認するだけでも、出世がかなり近づくでしょう。
出世の権限をもっている人が、分からない場合は、直属の上司などに聞いてみましょう。
「出世をしたい」という気持ちは前向きにとらえられることが多いので、聞いたところで出世に響いたり、空気が悪くなったりということは、ほとんどないです。
5、記憶に残る
出世は基本的には「空いたポジションや新しくできたポジションに誰を入れようか」と考えるものです。
そのため、空いたポジションに誰を入れようかという会議が行われている時に、名前が上がるようにしておかなければ、出世することはないでしょう。
結果として数字を残すでも、上司の頼まれた仕事を120%こなすでもなんでもいいので、記憶に残るようにするということも大切になってきます。
自分本位のアピールは嫌われますが、相手のためを思って何かすることで、記憶に残り出世しやすくなるので、相手のためにできることを考えていきましょう。
6、上司の時間を奪う
「上司に迷惑かけないように、できるだけ一人で頑張ろう」としていませんか?
確かにあまり話しかけてほしくない上司もいますが、出世するにはいかに上司を使うかということも重要になってきます。
上司は少なくとも、仕事においてあなたより何かしら優れたところがあると思うので、上司の時間を奪って、色々聞いていくことで、成長していき、出世することができるでしょう。
空気を読んで話しかけないのではなく、上司の時間をどんどん奪って、自分から出世を近づけていきましょう。
7、情報収集を続ける
専門分野に詳しいことが非常に大切なので、原理原則のような情報と、最新情報を常に持っておくことが大切です。
今の仕事に圧倒的に詳しくなることで、上司からも一目置かれるようになり、出世が近くなるので情報収集は欠かせないでしょう。
情報が簡単に手に入る時代だからこそ、情報を持っているのは当たり前で、情報をどう使うかといったところが重要になってくるので、まずはしっかり学んでいきましょう。
上司からしっかり評価されて出世しよう
今回は、なぜか出世できる人の特徴と、出世するための仕事術について紹介しました。
出世をするためには、難しいことをする必要はなく、ポイントを押さえてしっかり行動していくことが必要です。
出世するための仕事術を改めてまとめると以下の通りになります。
- 自分を客観的に分析する
- 時には上司に歯向かう
- とにかく結果にこだわる
- キーマンを見極める
- 記憶に残る
- 上司の時間を奪う
- 情報収集を続ける
出世こそ日々の積み重ねが大切なので、一つ一つこなしていって、出世を目指していきましょう。